靴の生活

　駅までのバスの2階席に乗り込むと、フランス人の女の子のグループが最前列を占拠していました。この4人が全員足をドーンと前に投げ出しています。バスの正面から見たらどんな風に見えるのかなと、つまらない好奇心を抱いてしまいましたが（笑）



　こちらの人はこうして足を上げたがりますね。それが人が座る席だろうと、時には机だろうと平気。周りの人も特に気にしている様子でもないのにまた驚きますが。
　やっぱり1日中靴を履いた生活というのは疲れるんでしょうか。

　僕のうちでは引っ越し以前から来客にもスリッパの着用をお願いしていました。皆、それほど不思議がることもなく、日本の生活習慣だからと、快く応じてくれて靴を脱いでいましたが、本音ではやっぱりイヤだったのかな？

　ところでロンドンと言えば、観光客はもちろんですが、人口の半分以上を既に移民が占めているということですから、生活習慣は相当違いがあると思うんですよ。家で靴を脱ぐという習慣は日本人以外にもあるんでしょうか。イスラム系の人なんかそうなのかな？

　そう言えば、いつぞや世界銀行総裁がトルコでモスクを訪れた際に靴を脱ぐと、なんと穴の開いた靴下が現れて、それが世界中に配信されていましたね。
　そうだ、僕の友人も一度それがあったな。靴を脱ぎたがらない人がいたら、案外そういうことが理由だったりして（笑）