植物園「 槐松亭 」

バラと蘭とその他もろもろの植物に囲まれ、メダカと野鳥と甲斐犬すみれと暮らす

ワクチンもなかなかキツイ 

2021年07月19日 | コロナ
 ジェンナーさんというのは、天然痘を撲滅したワクチンを開発したことで知られています。それまで人間の痘から抽出した成分を注射していたのですが、危険で致死率が高かったのです。

ジェンナーは、牛の搾乳する女性が天然痘にかからないことに気づいて、牛痘で試したところ安全で効き目の高いワクチンを作ることに成功した、というような話で、牛乳からヒントを得たために「ワクチンのちち」と呼ばれています(笑)

 それが300年近くも前のこと、以来ワクチン開発のノウハウや生産能力、さまざまな知識が加わっているのだろうと思います。病原菌とかウィルスを遺伝子組み換えとか他の動物などで培養して、人間に強い作用が出ないよう弱毒化・不活性化したものを注射する、すると体は感染したものとして免疫・抗体が出来るので、人間を害する本物ウィルスが来ても罹らないというようなことだろうと思います。疑似感染させるのですね。

 今回のコロナワクチンにしても、原理は同じで専門の研究所や薬品メーカーならさほど難しいことではないのです。その証拠にすでに6か国で開発済みで出回っております。といっても中国製などはワクチンと呼べるか怪しいものですが。

 で、一昨日ワタシはようやくワクチン2回目を終えました。おりしも当地区は夏祭りが始まり、その準備などに駆り出されていたのです。接種予約優先なので土曜日の午前中、お祭りのお手伝いを済ませ、お昼に打ってもらいましたが、2回目はキツイ、熱が出ると聞いておりましたから、午後は安静にするということでお祭りからは解放されました。

 案の定、肩の痛みから腕のしびれが始まりました。軽くシャワーして早く休んだのです。すると翌朝、倦怠感が出てきました。頭が重く頭痛もするのです。体温を測ると、37.6℃、ワタシの平熱が35.5℃ほどなので、2度以上熱が上がっていたのです。やはり情報通りでありました。ワタシより一回り若い人何人かが2間日熱が出た、うちにきている植木屋さんは3日寝込んだと言っていました。

 熱に弱いワタシは、昨日は寝たり起きたりぼんやり安静に過ごすことになりました。もうお祭りどころではありません。病気ではないのですが、副反応が強く低い確率ながら接種後に命を落とす人もいるのですから。篆刻印4つ彫った以外は何もせずに夜を迎えましたが、熱は一向に下がらず、薬をのんで夜7時半に就寝しました。

 結局朝まで熱はたいして下がらず、いまだ37℃以上であります。しかし、これが正常なんだろうと思います。コロナ肺炎の軽い症状を体感していると思えばいいのです。体の中でコロナもどきの菌が駆け巡り、コロナ肺炎もどきの症状が出てはじめて免疫が出来ている証拠でしょう。高齢になるほど、その副反応が少ないというのは、年とって機能が低下し免疫組成などの正常な反応がでにくくなるんですよ。

 これで、コロナが収束するとはとうてい思えません。ワクチン接種率が上がれば、感染拡大・重症化がひとまず収まるかもしれません。しかしながら変異株の猛威を甘く見てはなりません。ワクチンの免疫機能も何年有効かはわかっていないのです。来年も再来年もまたワクチン打って高熱が出るかと思うと憂鬱になります。いっそたいした効き目がない中国製ワクチンのほうが楽かもしれませんね。

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