年取っても学ぶことは山ほどあります

人間、学ぶか、学ばせるか、さもなくば学ばないか、の3択であります。

本来ならば半分くらいは甘くなるはずの不完全甘柿「禅寺丸」の柿が100近く残っておりました。これがはおぼ100％渋柿でありました。すでにして30個ほど、皮をむいて吊るし柿にして3週間以上経過しました。試しに一個食べたところ、渋みが残っていたのです。昨年はこんなことは無かったのに。

そこでググってみたところ、同じ悩み・問題を抱えている人が多いようで、やれ熱湯をかける、焼酎を塗る、二、三日おきにもみもみする、などが出てきました。そうか、焼酎がいいか。

そこで、残った渋柿をもいで、再度干し柿作りに挑戦したのであります。干し柿の作り方は、きれいに洗ったあと、布で拭いて水気をとり皮をむき、ヘタの先の茎を縄に結わきつける、だけのことです。

しかし、熟練や経験の技で、ちょっとしたコツがあり、干し方やその後のケアで、白く粉がふいた商売物の干し柿と、やたらと固くて差し歯が持っていかれるもの、そして甘さより渋さが先に立つ、という結果に分かれるのですね。いい勉強になりました。早速すでに3週間経過したのと、昨日剥いたのと寶焼酎の一番安いのを買って来て刷毛で塗りました。

一方、ららぽーとに昼ご飯を食べに行って、食後の散歩とばかり館内を歩いていたら「AUショップ」を通過したのです。普段行かない3階にあって今まで気が付かなかったのか、さもなくば割と最近出店したのか。そこで急に思い立ったのがアップルウォッチの機能「セルラー」であります。たしか、傍にiPhoneが無くても、携帯電話として使えると聞きました。

アップルウォッチは、九州の友人にただで貰ったもので、さほど必要性があったわけではありません。普段時計もしないけれど、子供たちが使ってるのをみてカッコいいなと思っていたくらいです。なので、なんとかペアリングに成功したものの、実際に操作することはほとんど無く（何が出来るのかがピンと来ていない）、たまに時間を確かめる以外は万歩計としてくらいしか活用できていなかったのです。

ショップの人たち、なぜかあまりセルラー「通信サービス」と聞いて嬉しそうな顔をするでなし、またあまりその内容にも興味がなさそうなのが意外でした。他に客も居ないのにしばらく待たされて、テーブルに着いた相手はやや年かさの男性で、愛想も小曾も無い、はっきり言えばぶっきらぼうな方でありました。笑顔も無く口数も無く小声でぼそぼそ、これでサービスカウンターの係が務まるのか、と心配でしたがなんとか繋がるようになったようです。

聞けば、その月額料金が350円(笑)、それじゃあ気合が入らないのも無理はないか。ともかく、無口な係員からなんとか学んで、電話が出来るようになりました。子供の頃あのウルトラマンでハヤタ隊員が、腕の電話で本部とやり取りしていたのが60年経って実現したのであります。

そして、以前からちょっと気になっていたSNSやLINEの操作は、ついでにいじくっていたら繋がるようになりました。LINEを起動すると「バーコード」が出て何やらメッセージが出てそれきりだったのですが、スマホで読み取ったりりしているうち偶然繋がるようになったのです。こういう独習というのもありですね。

さらに、篆刻チャットに、前日印材についての雑文を本ブログに載せたと告知したら、仲間から「勉強になった、手持ちの正体が分からない印材を鑑定して 」などと連絡が来ました。鑑定は簡単には出来ませんが、それでもワタシのブログで「為になった」と聞けば嬉しいものであります。

生きていれば、自然と学ぶことがあります。片端から忘れる歳になってくると、猶更学ばねばと思いますね。

おっとそうだ、セブンイレブンのコーヒー。マイガーデンはセブンの裏手でいつもまったりとコーヒーを頂いているのです。そのセブンズカフェに、ついに「ブルーマウンテンブレンド」が出ました！　　ご存じでしたか？知らなかったのはワタシだけか(笑)