ブログなどに自分の体調など乗せるのは本意では無かったのです。
しかし、正直この2,3か月は大変具合が悪いのを自覚しておりました。
パット思いついたものだけでも以下の状態です
・疲れやすくなり、倦怠感で歩行が遅くなる(ベンチにすぐ腰を下ろす)
・集中が続かず、ブログも時間がかかる。草取りも2,30分で休憩しないと続かない
・日に何度も胸の周りがもやもやし、なんともイヤーな感じがする
・夜中に何度も目が覚める(何年も前から)
・食べ物の味が変わってあまりおいしくない
・ろれつが回らなくなる・人の名前が出てこない・知ってる単語も思い出せない・寒気がして厚着する(これは単なる老化か)
・自治会のいくつかのシーンが頭から離れずフラッシュバックする
・常にイライラしている
これらを総称してざっくりいうと「不定愁訴」であります。身体的障害も無く、特定の部位が痛んだり生活に支障が出るほどではないけれど、なんとなく調子が悪いことを指します。
これに義歯が外れた、腰痛がひどい、慢性肩こり・目のぼやけ・かすみ、手指の痛みやしびれ、花粉が飛んでいるので目がかゆい・鼻水が出る、という別に死ぬような、病気でもない加齢相当の症状はながらくかかえているのです。
ふと気づくと、この3週間一本の篆刻印も彫っておりません。その気にならず、やりかけても手が動かないのです。あれだけ傾倒していたのに。
いよいよ病院で検査してもらわねば、と家内に相談いたしましたところ(いわば問診であります)、即座に診断が下りました。「あんた、うつ病よ」と言うのです。老母の老人性鬱、二人の息子が罹患した「真性鬱病」に対峙して、介助治療の当事者として見続けてきた彼女の目は確かで、ワタシの様子がおかしいことを感じ取っていたのです。彼女が医学の勉強をしたわけもなく、不定愁訴の対症法など学んでいるはずもありませんが、亭主の言動や顔色を見て「病んでいる」と感じていたのです。彼女の見立てで病名は「自治会性うつ病」だそうです。
すでにしてワタシも、心的外傷やストレスが重なっているのを自覚していたので、名医・かかりつけ医の「井上先生」のクリニックに赴いたのです。いつもの体調などを説明しいつもの薬を貰う、のは置いといて先生に上記の「不定愁訴」を話しましたところ、半分も聞かないで、「軽症ながらうつ病」です、というのが病名・即断でありました。
思い当たる原因は?と聞くので多忙に加えて「自治会」のトラブルを口に出した途端、彼はもうすべてを悟ったのです。ワタシが抱える他の悩みもいくつかありますが、先生は自治会の関係者で同様な訴えでクリニックに来るのをいやというほど経験している様でした。「自分では何もやらないやつに限って文句ばかり言うだろ、じゃお前がやればいい。という話になるのだ」先生、その通りのやり取りがありましたよ、ワタシの悩みや心的障害を察したのですね。では薬を出しましょう、ということになりました。
自治会だけならば自治会長の職責はあと3週間で終わるのですが、以降2年間は「相談役」「会計監査役」として縁が切れないのです。先生は「自分の健康の方が大事なので、全部放り出せばいいよ」と助言頂きました。これ以外に末期がん重度の糖尿病の意固地な兄のことが心配、ほったらかしだったマイガーデンも気になるし、たまりにたまった書道具や石印材を終活で処分せねばとも思っています。
やることが盛りだくさんで、しばらく心も体も休まらないのです。勿論、そんなことに負けないようお楽しみも企画しております。明後日ゴルフと月末には高校生の時の仲間と泊まり込みゴルフ、来月は大分へ帰省し昔のあこがれの高校時代の彼女などと会えればと思います。勤めていた会社の飲み仲間の女性たちとも多い大分旅行が本決まりになったし、書道教室で久しぶりの一泊旅行の企画も持ち上がっています。
なんとか持ち直し、乗り越えようと思います。気になるのは家内です。若い頃さんざん鬱病の身内を世話してきた彼女が、今度は連れ合いのワタシの病気に付き合うのです。鬱は「うつ」るんです。病人を傍に置いて同じ悩みを抱えるのですから。ワイフに鬱をうつさないよう安心させ負担を感じさせないよう気をつけましょう。
貰った薬をみて驚きました。「クロチアゼパム錠5mg」ですが実はすでに1年以上処方してもらっていたのです。眠りが浅く寝付けないと頼んでもらっていた睡眠導入剤のはずでした。先生は、認知の要因になるといってひと月20錠しか出してくれませんでしたが。
調べてみたら・穏やかに脳に働いて、緊張や不安などを取り除く働きがあり、寝つきをよくするお薬です。筋肉の緊張をやわらげてこわばり、こり、痛みなどの症状を改善するお薬です。とありました。ストレス・パニック障害・うつ・自律神経障害などに効くが「デパス」ほど強くない、という位置づけでした。
すでに知らない間にワタシは抗うつ剤を飲んでいたのです。今回は今までの3倍、60錠貰いました。寝る前ではなく起き抜けに飲みなさい、というわけです。これでなんとか治まれば良いのですが。
なんたる事でしょう
お元気そうに拝見しておりましたがお身体の不調には少々気になっていたのでしたが・・
どうぞブログ更新も差し障りのなき様気楽にお続け下さいね
しばし快癒にお努め下さる事をお勧め致します
どうぞお大事なさって下さい。
たいした病ではありません。
手術が必要とか、入院してるとかの重病の人に比べたらどうということもありません。いくらか違和感があって、酷くなる前に対処することが大切でしょうが。
ご心配をおかけしてすみません。