昨日、大分空港に降り立った、初老4人組は直ちにレンタカーに乗って日田市に向かいました。
故郷大分に戻ってレンタカーに乗っても、今まで有料道路は避けて参りました。千円以上の料金がもったいない。高速道路で覆面パトカーやらオービスで速度違反を冒したら目も当てられない、下道で海を眺めて走り、あちこち寄り道して大分方面に向かうのが楽しみであったからです。
しかし、今回は4人乗り合わせで負担が減る事と、目的地が熊本県との県境なので一般道は時間がかかり過ぎます。
それで2時間足らずで到着し、日田でも超有名な鰻のお店「千屋」の日田まぶしを殆ど待たされずにありつきました。
日田市は、江戸時代まで地方の藩に属さない国直轄の領土「天領」でありました。肥後の国と豊後を繋ぐ要衝の地、城下町であり農林業の集積地であり、旅人や商人が交易する非常に大事な地域であったのです。
有名な産業で言えば、日田杉に代表される林業、酒蔵、羊羹など献上品の菓子店、味噌醤油製造、など大変な賑わいが続いていたのです。その町並み保存も重要で古い土蔵造りのお店や商家が道路の両側に建ち並び、観光地としても素晴らしい町なのです。
日田で有名なお店、名産、名物と言えば
天然鮎、ウナギ、赤司の献上品羊羹、日田醤油の合わせ味噌、薫長酒蔵の日本酒、などなどであります。
また、雛人形の博物館がある事で知られています。細かいことはググればすぐ出て来ますが、とにかく無数の雛人形が展示されて気持ち悪いくらいであります。天皇家のやんごとなき方々も来られるとか。
こんなのがいっぱい飾られております。
ともかく、大分では別府温泉や湯布院が喧伝され有名ですが、これに匹敵するくらい素晴らしい観光地であると感じました。
公衆トイレがキレイであちこちに沢山設置されています。地元の人たちは、すれ違えば挨拶するし、どこのお店の店員さんも丁寧でフレンドリーでした。
お宿はこちら「ホテル風早」さん、日田の観光地の中心部である豆田町にある数少ない宿泊施設だそうです。さらにその客室がわずか6室しかありません。ここが予約出来たのはかなり幸運であったのです。
お料理もソースが絶妙で高級素材で無いのに格別な逸品に感じました
翌朝6時に散歩しましたが、美しい景色、朝焼けに癒されました。また行き交う地元の人たちは、ほぼ全員の方から「おはようございます」と挨拶され、気持ちの良い朝を迎える事が出来ました。
朝食も何から何まで美味しいものばかり。
ということで日田の一泊はこの数年間でも、頭抜けて快適、素晴らしい時間を過ごす事が出来て大満足でありました。
大分県も含め温泉が多いと承知しております
いとこが大分に嫁いだのは僕がまだ小学生の頃
大分に行く前に僕の家に挨拶に来られた時に
大分に遊びにおいでね・・と言われておりましたが
数十年前に癌で他界してしまいました。
天然鰻もきっとさぞかし美味し事と思います。
楽しい旅をどうぞ楽しんで下さいね。
道中の安全を祈ります。
今朝は小雨が降ってます。温泉場の石畳を上り下りして朝の散策が終わりました。
幼少期の三、四年を湯平温泉で過ごしたので軽くノスタルジーに浸って来ました。
大分はとても良い所、事情さえ許せば、別府温泉、湯布院、日田などをゆっくりまわって温泉に浸かり、美味しい物を食べ歩くのをおすすめしたいです。