植物園「 槐松亭 」

バラと蘭とその他もろもろの植物に囲まれ、メダカと野鳥と甲斐犬すみれと暮らす

アジア競技大会のサッカー女子 勝ってよかったが・・・ 

2023年10月07日 | スポーツ
今朝は寝坊をして、起きたのが6時半でした。理由は、昨夜のアジア大会サッカー女子決勝「日本-北朝鮮」を最後まで観戦して23時まで寝られなかったからであります。普段は21時30分就寝なんですね。

その前の日には、バレーボール男子の試合、そして、宿敵中国とのバスケットボール女子の決勝も観戦いたしました。何といっても驚きは同じモンゴロイドでありながら中国人選手の体格であります。女子で2m前後の選手が2,3人も立ちはだかっていたら、平均身長で20センチ以上劣る日本人が勝てるはずもありません。昔「巨人症」という呼び方で差別的に扱われた「先端巨大症」は異常に高い身長と、固有の顔の特徴があって、判別できます。

しかし、中国人選手の女性たちは、均整がとれた骨格と端正な容姿でとても病的に高身長には見えませんでした。いわば、欧州のスーパーモデルみたいなイメージですね。なぜだろう。何を食ったらこんなにでかくなるのだ、と言われますが食ってるものよりまず、打ってるもの(薬物)や在来人種と外国人の混血が大きくかかわって居るように思われます。10億人の人口がいる中でたまたま高身長のスポーツに適した若いスポーツ選手がいた、というより国家的なプロジェクトで、特殊なプロセスで特別な人間を製造しているように見えて恐ろしいですね。

話を戻して「北朝鮮」戦であります。戦前の予想は互角か、ないしは北朝鮮有利でした。なにせ日本はフル代表なでしこジャパンに呼ばれていたの一人だけ、あとは国内のWEリーグや学生という22歳以下の選手ばかりでした。いわば二軍・ファームの選手の寄せ集めで、本気で金メダルを狙いに行った試合ではありません。実際海外のクラブチームで活躍している選手が大半のなでしこですから、アジア大会のために呼び寄せるのは難しかったのでしょう。

試合は、案の定猛烈な北朝鮮の攻撃から始まり、日本陣内で守勢に回る時間がほとんどでした。北朝鮮は実質フル代表で、しかも1チームとしてまとまって国際試合などにも出ている常連の選手たちです。早くて激しいプレー、確実な足元の技術、当たり負けしない体力と身体能力で、日本の選手たちは翻弄されているように見えました。ところが、中盤にいた山本柚月選手からのロングパス一本で、左サイドに上がっていた中島淑乃にピタリとあって抜け出し、ダイレクトシュートで先制ゴールを生み出してから流れが変わりました。

その後、自陣から攻撃に移る時のパスミスでピンチを招いて同点にされ後半に突入しました。そこでも、開始早々は北朝鮮が猛攻を仕掛けて、いつ失点してもおかしくない時間帯が続きました。監督がうまくいっていないと感じたのでしょう、中盤の主軸塩越選手などを下げ二人の選手を投入しました。すると後半11分にコーナーキックからの早い低いキックに、変わったばかりの大澤がドンピシャのヘディングシュートが決まりました。

そして、勢いが付いた日本と、焦りと疲れが出た北朝鮮の差が出て、立て続けに2点が入りました。これでほぼ優勝に手が届く安全圏に入りました。そこで北朝鮮はフレッシュな選手を次々に入れてきたのですが、驚いたのは背番号1をつけた正GKを替えたのです。たしかに、やや緩慢なプレー、もしかしたら防げたかもというシュートを止められなかった感はありましたが。

解説の福田さんも思わず「懲罰交代」と言ってしまいました。そのGKはベンチに戻ると涙を流していました。監督はそうするしかなかった、何が失点の原因だったかを母国に知らせる必要を感じたのだと思います。自分の采配は間違っていない、ベストを尽くしたのだとアピールしたかったのではないでしょうか。

心配していた悪質なファウルもなく、極めて整然と試合が進み、結果として、日本の4-1という快勝で金メダルに輝きました。ワタシの目にはウーマンオブザマッチ、を選ぶとしたらGK:浅野菜摘さんにいたしたいと思います。非常に激しく厳しい攻撃にさらされながら、ミスなく果敢にセーブしました。安定感抜群で、展開を読んで相手の選手が完全にフリーになる前にペナルティーエリアから飛び出して、危機を未然に何度も防ぎました。
また、17歳のDF古賀塔子ちゃんが素晴らしかった。ついに熊谷紗希さんの後継者にふさわしい高校生でした。173㎝という恵まれた体格で、非常に俊敏かつ安定したボールさばき、何度も味方のピンチを防いでいました。彼女の好きな言葉は遠藤保仁の「明日やろうはバカヤロー」 だそうです。いい言葉を覚えました。明日ウチの会社の決算処理をやるかな、と考えていましたが、今日の午後にとりかかろうと思います。

一緒に応援していた家内は、北朝鮮のあのGKが母国に帰った時に受ける仕打ちを心配していました。正GKから外される位で済めばいいですが、「炭鉱送りにでもなったら可哀そう」と思いました。今朝起きたら家内は、昨夜のサッカーの延長のような嫌な夢を見たと言っていました。

因みにワタシは明け方、どこか地方の町で丘の上に「書道通り」という商店街を見つけたので、なんだろう?と尋ねて行ったら、外国人の女性がベンチに座っていて、何か言葉を交わす、そんな夢を見ました。どうやらワタシは、さっかーよりどっぷり書道の世界に浸かっているいるようですね。
 
コメント
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