気の向くままに2

その日の気分で、思いついたことを書いていきます。

破綻を恐れるな!

2014-03-30 23:33:41 | yaplogから

午後2時から行われた美術館ロッジプロジェクト報告会 (「森吉山小屋と雪の女王」)の後、
大町ハンズクラフト秋田で、
私たち「手芸ガールズ」と鴻池朋子さんの相談会が実施されました。

鴻池さんからは一人一人の作品を見て瞬時に適切に改善点を指摘していただきました。
沢山のアドバイスを戴き、
迷っていたことや悩んでいたことに解決の糸口が見つかったように感じて、目から鱗の私たちでした。

報告会の中で鴻池さんは次のように話されました。
「阿仁合の人たちと話をしていく中で、これは阿仁合の歴史にならない歴史だと気付いた。
村のいろいろな話をテーブルランナーにしていき、
美術館から離れて、
それを長いテーブルに飾って「お茶っこ」しながら鑑賞することに意味がある。」と。

そして教室では
「やりすぎることこそ重要。
やりすぎて失敗してもそこから分かることがある。
誰も正解を持ってはいないのだから。
安全を第一に考えると伸びやかさは失われる。
自分の持っているものをいったん壊してしまうくらい破綻させなければならない。」と。


何とかして無難にまとめたいと考えていた私の脳天をぶち抜く言葉でした。
鴻池さん、ありがとうございました。
まだ頭の中はもやもやしていて形は見えていませんが、
失敗を恐れず、カラミ山を暴走させます!

追記
お風呂に入っていたら、
私の作品に対する鴻池さんの感想を思い出したので書いておきます。
「こんなにきれいな背景の前にしわくちゃの汚い革を使おうと思うとは、
この人屈折したものを持っているなあ。」
ですって。
ドキッ
バレテーラ。