吉祥寺『コットンフィールド』はハンドメイドを楽しむ人にとっては大切なお店だったのですが、
手作りする人が減り、経営を続けることができないとして、
昨年7月に閉店してしまいました。
20代の頃からパッチワークキルトを続けている妹は大変なショックで、
そのニュースを知ってすぐ私に嘆きの電話をくれたほどです。
最近手仕事を始めた私も残念の一言に尽きます。
妹のお付き合いで行った時、欲しいものがいっぱいあったのですが、
その頃は仕事をしていたので、
買ってもいつやるか分からないし、
素人に独学でできるかも分からなかったので、
いつもぐっと堪えていたのです。
こんなことなら買っておけばよかった。
今日はそんな私が好き過ぎて、
出来もしないのに買ってしまったものを紹介します。
上に載せたのは『赤ずきんちゃん』のお話をもとにした絵柄に一目ぼれして買ったもの。
もう6,7年(下手すりゃ10年?)も前かもしれません。
布の他にキルト芯や型紙・裁ち方や縫い方のプリントまでついていたので、
ただ四角に縫いつないでいけばいいと思って買ったんだけど、
素人にはそれでもハードルが高く、ずっと放りっぱなしでした。
一昨年の夏Sさんの教室に通うようになって、
やっとパッチワークの基本が分かり、完成させることができました。
私が持つには可愛すぎるんですが、歳を忘れて持ちたいと思います!
赤いバックスキンのバッグチャームも手作りです。
次のはしっかりした麻の布にプリーツを寄せて、
そこを茶色の刺繍糸で××とクロスステッチで止めるところと、
大好きなこげ茶のドットの裏地に惚れて買ったもの。
これは私でも意外に簡単にできました。
思ったよりたくさん物が入れられるのも嬉しくて、
昨年の夏リピートしすぎてちょっとやつれてきてますねー。
これもキッドでした。
次のは色とりどりのドットが可愛くて先に生地を買ったもの。
コットンフィールドは生地を買えば、
店内に試作して飾ってあるバッグの型紙とレシピをコピーしてくれるサービスがあったので、
それを戴いて作ったのです。
このサービスも至れり尽くせりで、有難かったよね。
1本持ち手の長さが絶妙で、
ショルダーにすると落ちてきちゃう意外になで肩の
私の肩からもずり落ちてこないんです。
ああ、こうやって書いていたら、
ますますコットンフィールドの閉店が惜しくなってきちゃった。
そうそう、いよいよ「雪の女王」が山を登るみたいです。
興味のある方は『美術館ロッジプロジェクト』を見てみてね。