国際結婚はたいへんだった(第2章)

ボリビア人女性との国際結婚に至るまでの道のりを記録するために立ち上げたブログです。最近は妻との日常生活を綴っています。

はじめに

私(Yasuhiro)とボリビア人のLinda(通称)は2015年9月29日にニューヨークで結婚しましたが、翌2016年の1月3日にも妻の実家があるコチャバンバで式を挙げました。3ヶ月以上もの日を措いて2度結婚することになった訳ですが、その「たいへんだった」経緯については「結婚@NYまで」のカテゴリーにまとめています。

防衛か100期か?

2023-01-09 | 日記


今日も休みなので昨日始まった王将戦第1局の無料生中継を観ています。(ルールを知らないLindaも藤井五冠の動向には興味があるようなので隣で一緒に。)

将棋ファンの間ではもうすっかり有名になった「初手お茶」は二日目の今日も見られました。なお中盤の難しい局面では指し手がなかなか進まないため、再開直後まででいったん画面を閉じました。午後から再び観戦するつもりです。
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殺すな!

2023-01-09 | 日記
(物騒なタイトルですいません。)

昨晩スマホのFACEBOOKアプリを開いたところ、通知欄(鐘のマーク)に赤字の「①」が付いていたのでタップしてみたら、あるメッセージが表示されました。その時はスクリーンショットを撮らず、次開いた時には消えてしまったのですが・・・・・

それを翻訳アプリにテキスト入力した結果がこれら。勝手に殺したり失踪させたりすんなよ(笑)。最後の "perdidos"(失われた)を直前の "amigos" にかかっていると解釈したのがAIの敗因。そうではなく最初の "Novedades" の修飾語であるべきと思い当たりました。おそらくは一度アップロードされた投稿が取り消されたのでしょう。「自動翻訳も未だにこんな初歩的ミスをすんのか」とその時は思ったのですが・・・・・・続きがあります。

翌朝というか、さっき開いてみたら同じ(ただし別の人の)メッセージが再び通知欄に。今度はスクショを確保し、続いてシステム言語を日本語に変更。右の和訳も二通りの解釈が成り立つ、つまり「見逃した」が「友達」「アップデート」のどちらにもかかりうるのが不満ですが、たぶん「見逃したアップデート」と読む人がほとんどなので問題ないでしょう。(でも外国人はどうだか知りませんよ。)が、ここで私自身の勘違いに気が付きました。「"perdidos" じゃなくて "perdidas" じゃないか」と。そうなると、この過去分詞は女性名詞を修飾する他はなく、"Novedades perdidas" で確定です。

しかしながら、それでも翻訳アプリは友達を行方不明にさせようとしました(苦笑)。こんな簡単な言い回しをAIがまともに訳せないとは驚きですね。

追記
 投稿後にふと思ったこと。件のスペイン語が女性名詞の "Novedades" で始まっているから解釈が一通りに決まるけれど、これが男性名詞の例えば "Avisos" ならどちらもアリだからAIはお手上げだな、と。(あるいは "amigos" の代わりに "amigas" (女友達複数) にしても一緒です。)

もうこれ以上は悪くなりようがないということですね。ならばということで曖昧さのない言い方に変えてみたのですが・・・・・

それでもGoogle翻訳(右)は落第。友達の逝去あるいは交友関係の断絶に固執しています。文法的にそうは絶対に読めないはずなのですが。

追記2

今朝再び例の通知が出たのでシステム言語を英語に。Google翻訳は無難に訳しました。当然でしょうね。FACEBOOKは英語をベースにしていますから。

ただし、悪戯心で "Lost" に変えると微妙な訳に。(やはり「失われた友達」と読めてしまう。)さらに語順を変えても元と同じ結果に。これってどうなん?

一方、VoiceTraは驚いたことに翻訳を拒否しました。 "Lost" だと一応訳しますが、これも「失われた」では二通りの読みができてしまうため合格点は出せません。もうちょっと柔軟性を備えてほしいなぁ。

おまけですが、最初の2単語だけで訳させたらこうなりました。単数形と複数形で違う形容詞を選択する理由がサッパリ解りません。
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すったもんだ

2023-01-06 | 日記
スポーツ総合雑誌の「ナンバー」がまた将棋特集を組んだと(遅ればせながら)知ったのでアマゾンで検索。

出てきたこれら4件のうち最新のものは左端の昨年10月に発行された1060号ですが・・・・・

事前に把握していればこれまでと同じく職場生協の書籍注文サイトで予約していたところですが、この通り品切れ。

そこであちこち捜し回ってメルカリで購入しました。これで一件落着ながら、冒頭画像の4冊を改めて眺め首を傾げました。最初に発売され、過去記事でも触れていた1010号は当然読んでいますが、私にはあともう1冊しか買った記憶がない。1018号と1044号のどっちだ? 両方のページに入って目次を見たもののタイトルから思い出せる記事はなし。「こりゃ参ったなぁ」と頭を抱えましたが、少し経って思い付きました。生協で買ったんなら購入記録があるはず。

で、判ってみれば両方とも注文&入手していました。今回もポンコツ記憶にトホホですが、とにかくダブり買いが避けられて良かったです。ところで大学生協といえば先日ショップで不愉快な思いをしましたので、これから書きます。

定期購読している「現代農業」を受け取り、これまで通りカードで払おうとしたところ、新しいシステムがまだ対応していないと言われたので(クレカのポイントが付かないのは我慢して)現金払いを承伏したのですが、価格を聞いて思わず問い返しました。「それ定価じゃありませんか?」と。大学生協アプリから電子マネーで払うと10%相当のポイントで還元されるという話でしたが、私はそれを使っていません。現金払いはあくまで定価の一点張り。もちろん不服だったのでいったん帰ることにしましたが(注)、このまま書籍1割引の特典が受けられないのは困ります。

(注:ここから余談。ならば以前定期購読していた「将棋世界」と同じくオンライン書店のFujisanで送料無料&10%OFFで買えるからいいや、とその時は思ったのですが・・・・自室に戻って判明したことには、あいにく「現代農業」はクーポンで少し引いてくれるだけ。それでしばらく思案。そして大学が同誌を発行している農山漁村文化協会 (農文協) の会員制データベース「ルーラル電子図書館」と契約しているため、学内の端末からであればここで読めることに思い当たりました。これで解決。2ヶ月遅れになるみたいですが、無料なのでそれくらいは甘受します。)

そういえば少し前から「生協アプリに登録しないと電子マネーが使えなくなっちゃうよ!」という脅迫めいたポスターを目にしていました。カード払いの自分には関係ないと思っていたのにこんな目に遭うとは! その登録とやらはカフェテリア(食堂)で職員がやってくれると聞いて足を運びました。が、そこからが苦難の連続でした。

まず生協に加入したのが大昔なのでメールアドレスの登録がなく、最初のサインアップから躓きました。また食堂内では大学のWi-Fiが使えず、加えてモバイル回線の電波も弱く、なかなか先に進まない。何度もやり直し(リロード)をさせられました。そしてあと少しというところで携帯番号またはSMSによる2段階認証が求められて座礁。ここでブチ切れそうになりました。結局職員さんの端末を借りて登録は完了できましたが、購入履歴などが見られるポータルサイトはその都度認証が必要なので実質的に利用不可です。いちいち職員さんの手を患わせる訳にもいきませんからね。既にPayPayとか楽天キャッシュなど電子マネーの類はいくつか利用していますが、ここまでセキュリティの厳しいものは初めて。なぜこんなに面倒なシステムの導入を決めたのか? 故人生幸朗師匠の決めゼリフ「責任者出てこい!」を私は声を大にして言いたい。

で昨夜、生協の代表者(専務理事)から「組合員の皆さまからのご意見いただき内部で検討した結果、来週から現金・クレジット・図書カード支払いの場合も10%割引を再開することにした」という旨のメールが届きました。私からだけでなく同様の不満の声があちこちから上がっていたんでしょうね。やはり言うべきことは言わないと。

おまけ

先述のポータルサイトから。(アプリを終了すると自動でログアウトされてしまうためもう見られません。)「入学年月日」「卒業予定年月日」には思わず笑ってしまいました。在学期間31年って! もちろん前者は私が着任した年月日ですが、後者が定年退職のそれだとすると1年早いような。私が満65歳を迎えるのは2030年1月2日ですからね。まさか1年早く辞めろと仄めかしてる訳じゃ?

後日追記
 その「ナンバー」1060号を読み終えましたが、終わりの方に興味深い連載記事が。それは日本ハムの試合の他にアメフトなどの実況も手掛ける近藤祐司氏(帰国子女のスポーツキャスター)による「試合に出る英単語」の第48回で、採り上げられたのは "nasty"(不快な、汚い、たちが悪い)という形容詞でした。その用例として紹介されたのは、大谷翔平選手が相手投手の超スローボールで三振した後、サインボールに書いたという "What a nasty pitch!"。しかしながら、彼は決して「卑怯な真似しやがって!」と非難したかった訳ではなく、その素晴らしい投球術に「なんてえげつないボールだ!」と感嘆したからこそ出たものでした。(日本語の「えげつない」だって称賛に使いますもんね。他にもバスケの "nasty move" (人間離れした動き) とアメフトの "nasty hit" (とんでもない当たり) が挙げられています。)最後の1段落から引かせてもらいますね。

 つまり、字面だけではなく、それぞれの能力や、前後の文脈、人間関係、言っている人の表情で判断しなければ、本来の意味を掴み損ねてしまうのです。

最近の投稿で自動翻訳の能力の低さを揶揄していますが、そして過去記事(ここここ)にも書いていますが、FACEBOOKなどSNSのそれを真に受けて続けているといつの日かきっと損をしますよ。
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感謝のあまり

2023-01-03 | 日記

おせち料理を2日間3食とも食べ続けたので残ったのはこれだけ。三が日持ちませんでした。


けれども前に書いたお重に入らなかった二品(肉巻きとホタテの焼き物)を追加で作ったので問題なし。(実は昨年ハガキを送ったカタログギフトの牛肉を受け取っていれば鉄板焼のはずでしたが、到着遅延により見送り。)

ところで昨日朝FACEBOOKを開いたらこれが。こんな日にまで詐欺メッセージを送りつけてくるとは! 思いっ切り腹が立ちました。もちろん即刻削除。

ということで以下は説明不要の写真。









このチョコレートケーキも非常に手の込んだ4層構造で、それぞれにイチゴとか沖縄で買ってきたパッションフルーツや柑橘の果汁などが仕込まれています。私はお礼の言葉が途中で出てこなくなってしまいました。本当に本当にありがとう!

おまけ
 その後は前夜放送された「ウィーン・フィル ニューイヤーコンサート」を視聴しました。(毎年のことながらワルツとポルカばっかりで変化に乏しいため途中で寝ました。)なおその現地中継に出演していた人(昨年ここで紹介しています)が直後にこういう発表をしていたそうです。おめでとうございます!
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久しぶりに否定はムズい

2023-01-02 | 日記
昨晩はどうしても二人で観たいというテレビ番組がなかったので(お笑いは0時15分に終わるため翌朝再生することにして)久しぶりにオペラのDVDを鑑賞することに。(既にどれを観てどれが未だなのかの記憶があやふやになっていたので、一度も再生していないことが確実なソフトを選びました。)ということでプッチーニ最後の作品(正確には未完)ですが・・・・・

最初と最後に出てきた "in the Forbidden City of Beijing" に「北京の禁じられた街?」と首を捻りました。そんなサブタイトルが付けられていたとは知らないし、それ自体が十分オペラのタイトルみたいですが。

で、これの「禁」の字を見て思い当たりました。公演の行われた場所だったと。で、調べてみたらやっぱりそう(ユネスコ世界遺産の城)でした。なぜ英訳に "castle" でなく"city" が使われたのかは相変わらず謎ですが。

屋外ということもあって、ここまで巨大&豪華な舞台というのはそう滅多にはないでしょうね。(少なくとも私には思い付きません。)このメチャクチャ金がかかっているであろう公演の裏側を記録した約30分の付録映像(The Making of a Dream)も興味深いものでした。

上はこの作品中でおそらく最も有名なアリア。(過去記事で採り上げていました。)これにとどまらず、歌も音楽も素晴らしいものばかりで大好きな作品なのですが、ストーリーには、というより主人公の「匿名の皇子」には前々から文句を言いたいと思ってきました。彼が勝負に勝った後に変な謎さえ出さなければ上の場面は(そのトバッチリというか尻拭いで罪のない女性が命を失うことも)なかったし、それ以前に第1幕終わりで「絶世の美女」に目が眩んだ彼の取った軽はずみな行動が全ての元凶です。オペラの台本(フィクション)にケチを付けるのが野暮なのは重々承知しているので(苦笑)、ここらで矛を鞘に収めますけどね。

で、ここからは字幕について。(スペイン語がなかったので英語に設定し、私は冊子収録の対訳も併せて見ました。)「『誰も寝てはならぬ』の訳はこれでいいの?」と疑問に思ったので翻訳ソフトでチェック。

その前に原語のイタリア語。左のように元の歌詞には禁止のニュアンスはなし。その点、最も知られている日本語タイトルからの伊語訳は完全無欠ですが、これだと4音節から9音節に増えてしまい、メロディに乗せて歌うのが難しくなってしまうでしょうね。(ちなみに義務を表す助動詞 "dovere" の条件法現在三人称単数 "dovrebbe" をわざわざ使っています。だたでさえ他のラテン系言語より音が多いのに。)

そして英語ですが、「〜すべきではない」という意味なら左の "should not" が無難。ちなみに私が大昔に聴いたBBC英語放送では、故パヴァロッティの名唱を紹介する際に、たしか右のタイトルを言っていたと記憶しています。

なのでこれ(左)もOK。けれど主語に代わって助動詞で否定しようとすると意味が変わってしまうんですね。やれやれ。

さて、"must" を使うとすれば、否定形では「してはいけない」という禁止の意味になる(注)という中学英語の知識が染みついてしまっているため、私には左の言い方しか思い浮かびません。(注:それゆえ「〜する必要がない」と言いたければ "don't have to ~" を使うよう習いました。)でもこれ(右)で言えてしまうのか。たぶん逆立ちしても出てこないでしょうけどね。

最後に補足ですが、タイトルの「久しぶり」はこれこれ以来だったからです。
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先ほど帰宅

2023-01-01 | 日記
変則アイリッシュ・コーヒーを飲んだ後は二人で散歩。このところ運動不足だったので。長浜新川沿いを琵琶湖まで歩きました。


河口付近にはおびただしい数のマガモが泳いでいました。そういえばこの冬はまだ1度も鴨鍋食ってないなあ。(なおここに書いたように天然記念物なので撃ってはいけません。)

帰宅後Lindaは食堂のテーブル上に所狭しとばかりに調理器具などを並べていました。明日の準備です。いつもありがとう。
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古いだけのことは

2023-01-01 | 日記

これ何でしょう? 瓶詰めの鮭フレーク(Lindaの好物)のようにも見えますが・・・・・

昼食後のコーヒーに数滴垂らすため画像のブランデー(注)を開けようとしたのですが、その途端にコルク栓がボキッと折れました。(注:もしウイスキーがあればここで紹介したアイリッシュ・コーヒーにしたところですが、あいにく切らしていたのでその代用として。)それでワインの栓抜きを何度か差し込んでみたものの無駄に傷を深くしただけ。

昨年の美空ひばりワインの時とは違ってコルクの屑がしっかり入ってしまいました。(こんなことなら最初から中に押し込んでおけば良かった。)手遅れながら瓶を傾けて浮遊物を除去することになりました。

思うにメルカリで入手した古酒(死蔵品?)の1本なので仕方ないですね。この分だと同様の年月が経過しているであろう裕次郎ワインやナポレオンでも同じ轍を踏むことになりそう。なお、取り出した中身は茶漉しを通してから飲みましたが、熟成を感じさせる上品な味でした。ただし細長い瓶のせいで本記事用の写真を撮る際に倒しかけ、危うく元も子も失くすところでした。

翌日追記
 これから記事作成に取りかかりますが、昨晩オペラのDVDを鑑賞する時に開けた日本ワイン(スパークリングのロゼ)はちょっと微妙な味、というより酸味だけが立っていて正直飲むのがしんどかったです。これもメルカリで買った品(2018年産)ですが、裏面ラベルに書かれている「瓶内二次発酵」が進みすぎたのか、それとも保存が悪かったのか? いずれにしてもこれを今晩も飲む気はしないので(注)、何か他を考えます。せっかくの記念日なので。(注:絶対に飲めないというほどの劣化はしていないので捨てはせず、甘いジュースで割るなどして飲みきるつもりです。)
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脱出できず

2023-01-01 | 日記

昨日読み終えた本ですが、途中から理解不能となり何度放り出そうと思ったことか。少ない字数で120ページほどだったので自らに鞭打って何とか読了しましたが。発表直後から問題作扱いされたというのも納得です。解説は40ページを超えていましたが、訳者の配慮による「作品を読み解くささやかなヒント」も大して理解の助けにはならず。(その解説自体はまあまあ面白く読めましたけど。)要はあまりにもつかみ所のないストーリーゆえ逆に自由な発想を可能にしてくれるということらしいのですが、だとしても放り出された感は否めず、「そんなこと言われてもねえ」と愚痴りたくなりました。「迷宮」はグルメだけでたくさんです。
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