国際結婚はたいへんだった(第2章)

ボリビア人女性との国際結婚に至るまでの道のりを記録するために立ち上げたブログです。最近は妻との日常生活を綴っています。

はじめに

私(Yasuhiro)とボリビア人のLinda(通称)は2015年9月29日にニューヨークで結婚しましたが、翌2016年の1月3日にも妻の実家があるコチャバンバで式を挙げました。3ヶ月以上もの日を措いて2度結婚することになった訳ですが、その「たいへんだった」経緯については「結婚@NYまで」のカテゴリーにまとめています。

最後は何を?

2022-06-03 | 日記
食前に必ずお祈りをするLindaですが、今朝は「夫の最後の仕事の日が」といったん口にしてから「夫の今週最後の仕事の日が」と言い直していました。私は「本当の最後の日はいつ来るのだろう?」と思いながらそれを聞いていました。そして「その最後の日に彼女は何を祈ってくれるのだろう?」と考えて微笑ましい気分になりました。最長だと7年と約10ヶ月後のことですが(2030年なので憶えやすいです)、果たして・・・・・・・これで終わるのも何なのでもう少し。

昨日拾ったと言ってLindaがこれ(画像中央下)を見せてくれました。おそらく通学途中の子供が付けていたバッジがピンから外れて落ちたのでしょう。こういうのはとにかく著作権がうるさいので念入りに処理するに越したことはない。それでボカシをかけてからモザイクを入れました。それでも判ってしまうでしょうけど、海賊が活躍する人気漫画&アニメのキャラクターです。でも彼女は「鉄道ファンのあの人?」と言っていました。誰でしょうね。もしかしてこの人

この作品は世界的にも有名で、「ワタシが日本に住む理由」や「Youは何しに日本へ?」などの番組でも紹介されているように外国人の来日動機にもなっているようですが、Lindaは全然知らなかったみたいです。(かくいう私もテレビでチラ見する程度。原作は1ページも読んでいません。)「日本に来る前に何か観ていたアニメはある?」と訊いたこともありますが、とくになかったという返事。「ドラえもん」や「ドラゴンボール」ぐらいは、と思わなくもないですが、ボリビアでは放送されていなかったのでしょうか?(そういえば少し前には私に前者の録画を頼み、初めて観たと言っていました。でもそれっきり。)もちろん向こうの放送事情は知る由もありませんが、2019年に来日されたご家族が画面を食い入るように見つめていたのは「おしん」のリバイバル放送でした。お兄さん、お姉さん達は親近感を抱いて毎日観ていたとのこと。もしかしたら今でも日本の映像作品としては最も知名度が高いかもしれません。
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演出じゃなかった

2022-06-03 | 日記
今週NHK-BSプレミアム「プレミアムシアター」今週放送分の残りを再生し始めたのですが・・・・・(とにかくこの番組は4〜5時間と長いので毎朝少しずつ視聴しています。)

こんな画面でした。(雲みたいに見えるのは反射です。)時々左上に人の顔が写るだけで、それ以外の部分は色が時々変わるものの抽象画のごとく単調なまま。が、この「戦争レクイエム」(原題:War Requiem)という曲は出だしがとてもスロー&静かでなので、そういう演出なのかと思いつつ見続けました。これの前の3曲にもいろいろと手の込んだ映像が使われていたので。しかしながらテンポが速くなってからも全く変わらず。さすがにこれはおかしいと気づき、いったん止めて昨晩録画したお笑い番組を再生してみたら・・・・・・

やっぱりこうでした。(かつて何度も出張していたナミビアの国旗を連想してしまった (笑)。)そうなると機器のトラブルであることは明らか。

電源を落とし、ケーブル接続をやり直したところ、ちゃんと映りました。実は2階のテレビとレコーダーで過去に何度か同様の事態が発生していたため、同じ対策を取っただけです。ちなみに画像の男性歌手(独唱または重唱を担当)はオーウェンの書いた英語の詩を歌いますが・・・・・(今更ながらですが、これも先週槍玉に挙げた英国音楽でした。)

ソプラノ独唱および合唱はラテン語(カトリックの典礼文)で戦死者への祈りを捧げます。

ということで次の記事は祈りで始めましょうか。
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組み替え

2022-06-03 | 日記

上はベートーヴェンの交響曲全集ですが、普通のオーケストラ版ではありません。こちらに書かれている通りピアノ独奏版ですが、超絶技巧の持ち主としても知られた作曲家リストによる編曲にピアニスト自身がさらに手を加え、超々絶技巧を要求するものに仕上げたもの(自作自演)です。ケース裏の印刷にあるように6枚組(CD1〜5は順に2曲ずつ、そしてCD6は第9番「合唱付」を収録)ですが、4枚目は第6番のみで約44分と物足りない。そこで順番を入れ替えて全9曲を5日で聴くことにしました。

実はベートーヴェンの交響曲全集録音が進行中は、その度にディスクが発売され、最終的に6枚リリースされることが一般的でした。(その場合、例えば第1番と第2番、あるいは第3番「英雄」や第6番「田園」だけだと「余白」が結構出るため、同じ作曲家の序曲などで埋め合わせる (フィルアップする) こともよく行われていました。)そして全集完成後は先に述べたような組み替え(注)によって5枚に収めたボックスが発売されることが多いと思います。逆に序曲なしの交響曲のみで6枚組だと私は「水割り」感を抱いてしまいますね。(注:古楽器を用いた、あるいはその時代の奏法を採り入れた演奏では快速テンポのため番号順でも5枚組という全集も一部にあります。けれども普通は (第1&2番のCD1は問題ないとして) 、第3&4番あるいは第5&6番が80分を超えてしまうため入れ替えが必須になります。)

ということで、この全集でも第9番は単独で聴くとして、あとは残りの8曲について1番長いものと短いもの、2番目に・・・・・と組み合わせていけば再生時間の差を最短にできます。そうしたら第1&6番(初日)、第2&7番(3日目)、第3&8番(3日目)、第4&5番(4日目)、第9番(最終日)になりました。ちなみに私が持っている全集を全部チェックしましたが・・・・・・意外にもこれと同じものは一つもありませんでした。なお次もクラシック音楽ネタです。

おまけ
 そういえば、この編曲版を録音したピアニストのインタビューを観たことがありますが、「あまりに音が多すぎて練習中に手から血が出た」などと語っていたのを聞き、「演奏家としての生命を危険機さらすようなことまで!」と驚いた記憶があります。捜してみたらこちらにありました。
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