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小島教育研究所

教育関連ブログです。数学を筆頭に学問全般に渡る有用な情報を提供致します。
東海生、名高生、半高生に最も読まれています。

祖父のこと。パート2

2016-08-12 | 日記
祖父が亡くなって、50年以上がたった。
祖父は、中々多趣味な人だった。お茶、お華の師範で多くのお弟子さんがいた。といって、それを仕事にしたわけではない。各種レコードを収集し、EP.SP.LP盤を集めていた。戦前のフルトベングラー指揮のベートーヴェンの交響曲がそのコレクションの中にあった。当時のレコードの回転数は異様に速く、戦後も暫くして購入したステレオセットでは、まともに聞けなかった。祖父はその他、囲碁を好み立派な囲碁セットがあった。中には何やら得体の知れない和紙があった。一緒に尺八があったところから、楽譜なんだろう。
学生時代華道部の部長であった妻によれば、中々筋が良いと言われているが、その為の時間がない。
祖父と私の類似点、囲碁好きであることと、音楽好きであることとだ。
下手の横好きなのだが、私少しばかりクラシックギターを嗜みます。

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気がつけば、お盆。先祖に想いを致す時。

2016-08-12 | 日記
貴方は、誰に似ていると言われますか
年を経るに従って、父方の祖父に似てきた。
祖父は、明治生まれ。なかなかモダンな所があって、東京神田にあった、ビリヤード場での記念ショットが残っている。シルクハットにマント姿。大正モダンそのもの。モボと言われた。モボとは、モダン・ボーイのこと。
晩年の祖父しか知らない自分には、違和感がある。大相撲が大好きで、枡席での観戦を好んだ。病に伏してからは、テレビ桟敷で栃若戦を孫とともに楽しんでいた。孫の私が小学校に入学するのをしかと見届けて、亡くなった。その祖父に、限りなく似てきたと、本人も呆れるほどだ。
祖父の実家には、立派な家系図があった。祖父はご養子さんだった。ふと見ると、歴史の教科書で見かける人物名があった。父もそのことは知っていた。子供が、面白がって、タダのまんじゅう、と騒ぐんだな。と父の解説。兵庫県の川西市に、多田神社と言う古い神社がある。そこに祀られているのが、タダのまんじゅうならぬ、源満仲。多田に居を構えていた関係で、タダのミツナカと呼ばれていた。武士の元始まりとされ、彼を初代とすると、彼の源頼朝は第7代となる。家系図の中に満仲の名前があった。
満仲の肖像画と祖父はソックリだ。つまり、私はドンドン満仲に似てきたことになる。
祖父と、車道の叔母と、私が極めて似ている。

以上、真夏の夢ではありません。


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