来る2月6日に、平成28年度中学入試が実施される東海中学。
受験生として知っているべき内容の一端を紹介いたします。
例えば、算数
一筆書き出来る判定条件は?
各頂点での出入りが、偶数ほんの点を偶点、奇数の点を奇点とする。
一筆書き出来る(必要十分条件)は、各頂点がすべて偶点である。または、奇点が2つで、残りはすべて偶点であることである。
これは、受験参考書等ではお馴染みの定理。
例えば「空間における正多面体は5個あるが、一つの頂点から出発して、正多面体のすべての辺を一筆書きで通過できるのはどの多面体か?」などといった問題が出題可能となる。
(答え:正8面体)
「正多面体は5種類しか無いことを証明せよ。」といった内容は、中学校に入学してから学んで下さい。
一方、チェバ、メネラウス等の定理は、もはや常識となっている。
(メネラウスの定理はキツネの定理として、余りにも有名だ。)
進学塾で学ぶ内容は、中学2年生程度までであり、東海生徒にとって、入学後の授業は殆ど既習事項の復習に感ずるようである。
でも、これで安心してはいけません。授業の進度はかなり速いので、あっという間に貯金は無くなります。ですから、予習復習はしっかり行って下さい。中学校では「授業をしっかり受けていれば、特に塾に行く必要はありません。」といった指導がなされ、多くの生徒がそれに従っています。その通りです。しかし、入学から6年後の大学進学状況を見ると、早くから大学入試を意識して準備を怠らなかった生徒が希望通りの進路に進んでいます。各学年の定期試験(実力試験)の平均点の推移も念頭において、計画的な学習を心がけて下さい。
中1 中2 中3 高1 高2 高3
90 80 70 65 60 55
これはあくまでもイメージです。
中学1年生がもっとも平均点が高い。この段階で、安心しきってはいけません。数学に関しては、中2までに中学校の学習を終え、中3では高1の数学1、数学Aを学びます。大半の生徒が無試験で高校に進学します。ごく一部、国公立私立に進路変更する生徒や、普父兄の仕事の関係で関東圏の学校に転校、編入する生徒さんもいます。(例えば、東京芸大附属高校とか)
高校に入れば、定期試験の無い月にも「数学実力」というテストが待っています。青チャートの指定範囲から出題される試験です。成績上位者は一定期間、職員室前に掲示されます。定期試験、数学実力、実力試験と系統的なカリキュラムが組まれていますので、無理なく受験準備が出来ます。中学では数学科の教科通信が定期的に発行され、数学的に興味深い記事、問題が掲載されます。成績優秀者(問題正解者)には、景品(文具等)が用意されています。
中1は夏休みには有名な赤フンによる遠泳がまっています。それを乗り切ると、全員逞しい東海生になります。
受験まで、後わずか。4月からの通学を念じて、最後までしっかり学んで下さい。
君の熱い想いに、東海はきっとこたえてくれます。
では、頑張って!
受験生として知っているべき内容の一端を紹介いたします。
例えば、算数
一筆書き出来る判定条件は?
各頂点での出入りが、偶数ほんの点を偶点、奇数の点を奇点とする。
一筆書き出来る(必要十分条件)は、各頂点がすべて偶点である。または、奇点が2つで、残りはすべて偶点であることである。
これは、受験参考書等ではお馴染みの定理。
例えば「空間における正多面体は5個あるが、一つの頂点から出発して、正多面体のすべての辺を一筆書きで通過できるのはどの多面体か?」などといった問題が出題可能となる。
(答え:正8面体)
「正多面体は5種類しか無いことを証明せよ。」といった内容は、中学校に入学してから学んで下さい。
一方、チェバ、メネラウス等の定理は、もはや常識となっている。
(メネラウスの定理はキツネの定理として、余りにも有名だ。)
進学塾で学ぶ内容は、中学2年生程度までであり、東海生徒にとって、入学後の授業は殆ど既習事項の復習に感ずるようである。
でも、これで安心してはいけません。授業の進度はかなり速いので、あっという間に貯金は無くなります。ですから、予習復習はしっかり行って下さい。中学校では「授業をしっかり受けていれば、特に塾に行く必要はありません。」といった指導がなされ、多くの生徒がそれに従っています。その通りです。しかし、入学から6年後の大学進学状況を見ると、早くから大学入試を意識して準備を怠らなかった生徒が希望通りの進路に進んでいます。各学年の定期試験(実力試験)の平均点の推移も念頭において、計画的な学習を心がけて下さい。
中1 中2 中3 高1 高2 高3
90 80 70 65 60 55
これはあくまでもイメージです。
中学1年生がもっとも平均点が高い。この段階で、安心しきってはいけません。数学に関しては、中2までに中学校の学習を終え、中3では高1の数学1、数学Aを学びます。大半の生徒が無試験で高校に進学します。ごく一部、国公立私立に進路変更する生徒や、普父兄の仕事の関係で関東圏の学校に転校、編入する生徒さんもいます。(例えば、東京芸大附属高校とか)
高校に入れば、定期試験の無い月にも「数学実力」というテストが待っています。青チャートの指定範囲から出題される試験です。成績上位者は一定期間、職員室前に掲示されます。定期試験、数学実力、実力試験と系統的なカリキュラムが組まれていますので、無理なく受験準備が出来ます。中学では数学科の教科通信が定期的に発行され、数学的に興味深い記事、問題が掲載されます。成績優秀者(問題正解者)には、景品(文具等)が用意されています。
中1は夏休みには有名な赤フンによる遠泳がまっています。それを乗り切ると、全員逞しい東海生になります。
受験まで、後わずか。4月からの通学を念じて、最後までしっかり学んで下さい。
君の熱い想いに、東海はきっとこたえてくれます。
では、頑張って!