マッシーパパの遠吠え

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中田カウス脅迫状事件の裏になにがあったのか!?「容疑者」から「被害者」に転じた不可解な謎!

2009-05-30 12:56:26 | Weblog

漫才家の中田カウス(59)宅に脅迫状が送付された事件で、筆跡鑑定の結果、同じ吉本の芸人、前田五郎(67)が犯人ではないかという説が浮上し、騒動となっている。

どうやら、吉本の話では、カウスの嫁はんが五郎から来た年賀状の筆跡と似ているのに気づき、専門家に鑑定を依頼して判明したという。但し、本人はあくまで否定しているのだが・・。

処がである。昨日の「スポーツ報知」に、なんと、「前田五郎とは筆跡違う!?…」と「酒鬼薔薇」事件の鑑定士が、「筆の運び方」、「文字の大きさ」「筆圧」「縦書きと横書き」の四つの癖から「同じ人が書いたと認めにくい」と判定したのだ(http://hochi.yomiuri.co.jp/entertainment/news/20090528-OHT1T00352.htm)。

一体全体どういうことと、紙面に釘付け。確かに、この記事でも、「これは東京教育大の魚住教授による鑑定結果で、結論付けることは出来ない」と一応、断り書きはある。

だが、そういわれれば、吉本側の鑑定は結果はもとより、鑑定人の名前すらあきらかにされていない。それに、考えればこの脅迫状自体、不思議なことばかり。

まず、カメラでも何でも凝り性の五郎が特徴のある自分の字と分かっていながら、毛筆で脅迫状を書く~?

それに、彼の娘2人が吉本の世話になりながら、なんで重役まで脅すの?

そして、1月にNGKに脅迫電話して来たという、その「山本」の名を態々、脅迫状の署名に使うの? 明らかに、五郎と異なる声と分かっているのに・・等など。

ま~、論より証拠、現物を見てもらおう(http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/event/crime/239876/slideshow/170511/)・・。.

とにかく分からないことだらけだ。五郎は否定するのにマスコミから逃げ回っている。一方、カウスは水を得た魚のようにマスコミに嬉々として露出。まだ決まったわけでもないのに、五郎が犯人のように語る。

それに、犯行を否定する五郎がなぜ芸能活動まで謹慎しなければならないのか。これも納得できないが、こちらは、どうやらフライデーの記事がその前に掲載され、ソンでもって自粛を余儀なくされたようだ。では、誰がリークしたのかという疑問は当然残るよね・・。

いや、不可思議なのはこれだけでない。去る1月にもカウスは、クルマで移動中、覆面男に金属バットで襲撃されている。一体、このときの犯人は誰で、目的は何だったのか、こちらもさっぱり分からない。

しかも、このときの記事を読めば分かるが、襲われたカウス側は本人を含め男2人に女一人。しかも、信号待ちで襲われた際、カウスが反撃、バットを奪い取っているのに、青信号になった途端、車を発進させ、互いに右と左に分かれている。なんともしまらない事件だ(http://www.nikkansports.com/entertainment/news/p-et-tp0-20090110-448607.html)。

い~や、そんなどころでない。そもそも、この事件は07年4月に遡らなければならないのだ。

つまり、ことの発端はカウスそのものの恐喝事件に源があるのである。ま~、一部始終をここで、つまびらかにするには紙面が足らないので、マッシーパパの当時の日記のさわりだけ紹介することにする。

『「週刊現代が『吉本興業副社長"マル暴脅迫事件”一部始終(4/7日号)』で初めて吉本のお家騒動を取上げ、それを週刊新潮がお家騒動の原因は”カウス”そのものであると、『吉本興業は」怪芸人「中田カウス」に潰される(4/5日号)』『怪芸人中田カウスの脅しで西川きよしと桂文珍が土下座させられた(4/12日号)』と2週連続でバトルに応じた。

そして、今度はカウスが名誉挽回とばかりに『吉本興業"創業家"と暴力団の癒着こそタブーだ(現代4/21日号)』で反論。更に、それを受け週刊新潮が『中田カウスの「ウソ」と吉本興業が隠す「巨額使途不明金」(4/19日号)』と更にヒートアップ。勿論、カウスも負けておれじと『爆弾証言「巨額使途不明金」ー横領した人物の名前(現代4/28号)』で再度応戦。

なんと、その人物は漫才ブームを作り、正之助亡き後の吉本を背負って立った元社長・中邨氏だというのだ・・。これには当の中邨氏がビックリ、このお家騒動にも中立の立場をとっていたがそうもいかなくなり、ついにこの騒動に参戦。創業家側についてカウスと断固、戦うという。

処で、騒動はこれで終わらない。吉本経営側がカウスを擁護し、創業家と戦う意志を固めて訴訟も辞さずと宣言したものだから、今度は他の週刊誌も後追いしだした。

曰く、週刊文春が『吉本興業創業家と中田カウス 「ワル」はどっちだ(4/19号)』と恰もどっちもどっちだと言いたげに・・。そして、お堅い週刊朝日迄、『大御所中田カウスvs創業家林マサ 罵倒の行方(4/27)』を掲載、又、週刊ポストは『中田カウス辞任 吉本興業「分裂&内紛の全内幕(4/27号)』と、どちらも、このままいけば、骨肉争いは人気芸人にも波及すると憂慮している。

即ち、吉本経営陣で一番の実力者・大崎洋氏(註:冒頭のマル暴脅迫事件の当人)が子飼いの明石家さんま、ダウンタウン、今田耕二、東の幸治、キングコング、木村祐一、ココリコ等若手芸人を引き連れて、分離独立する可能性があると言うのだ。

一方、創業家の恩顧を受けた仁鶴、三枝、きよし、大助・花子、いくよくるよ等べテラン組は心情的に創業家に付くと見られている・・。つまり、彼らはどちらかといえば、現体制の東京寄り、若手偏重に対し、内心よく思っておらず、特に、その元凶の大崎副社長とそりが合わないとも言われている。そこで問題なのはその他中間派の去就(きょしゅう:離れ付くこと)。

例えば、ナインナイン、ロンドンブーツ、雨上がり決死隊、次長課長、オリエンタルラジオ等々だが、どちらに付くかできっと悩むだろうというのだ(でも最終的には吉本に残るとか)。

そして、もっと悩むのがご存知、紳助で、カウスのお陰で暴行事件からいち早く復帰できたのだから、本来ならカウスの味方にならなければいけないけど、正之助の恩義も大きくまさに、ハムレットの心境だとか・・。まー、このバトルどう収まるか?未だ未だ、行末は???・・。』と続いていく。

要するに、中田カウスの恐喝事件は決して白黒ついたわけでない。その証拠に、大阪」府警から、今回の脅迫事件で鑑定資料の提出等協力要請があたっとき、吉本側はカウスの「クロ」を信じて徹底的に追っかけている「刑事」を態々はずすことを条件にしたとも聞く。

となれば、一体、脅迫状など一連の流れは何だったのかと思わざるを得ない。

又、何よりも納得できないのは、ついこの間まで、容疑者で、しかも、週刊朝日(07/8/31日号)に、『中田カウス逮捕”Xデー”迫る?吉本興業「報告書」に虚偽の疑い』とまで書かれたのはなんだったのか?・・。事のついでに、これも日記から抜粋しておこう。

つまり週刊誌には、『「会社側は6月26日の株主総会の席上でもカウスと山口組の関係や元会長・中邨氏による使途不明金について、「報道は嘘ばかり」と否定発言に終始したこと。又、弁護士4人で第三者委員会を設置、7月31日にその調査結果を報告したが、そこでも①元会長の不正疑惑について、不適切な支出が見られるも、本人がその後弁償しており法的に和解が成立していると擁護。②又、カウスの脅迫についても、事実が認定できず、むしろ、そのような行為があったとするほうがむしろ不自然であると逃げている、と糾弾しているのだ。

しかも、肝心の、カウスや中邨本人との聞き取りは一切ないと言う。そして、記者の独自の調査でわかったことだとして、大阪府警のベテラン刑事上がりの吉本職員の証言をスクープしている。いわく、カウスと中邨氏が喫茶店で脅迫と思われる金銭2千万円の授受をしている証拠写真を持っており、それが動かぬ証拠だというのだ。そして、この職員から、カウスが「脅迫」の事実を追求され、ネクタイを買ってご機嫌を取ったことも判明している。つまり、それを承知しながら、会社側は全面的に否定しているのは納得できないといっているのである。

ま~、お堅い、「週刊朝日」まで記事にしたぐらいだから、単なるガセネタでないと思うし、実際、カウスが件の刑事を毛嫌いしていることからも決して「シロ」になったわけでないのだろう。

それが、いつの間にか、「容疑者」が脅迫の「被害者」に摩り替わっている。しかも、カウスにとって最も天敵の五郎がスケープゴートにされているのだ。となればこの男、たしかに只者でない・・。

マッシーパパには真偽のほどは分からないが、分かることは犯罪の匂いを嗅ぎ取るいつもの習性が頭を覗かせてきたという事実だ。

大阪府警もまさか、吉本から貰った鑑定書でケリをつけるわけもないだろうから、しっかりと納得いく結論を出してほしいものである・・。

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