マッシーパパの遠吠え

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英知を集めたという「有識者会合」の中身ってこんなに低レベルなの!?

2009-03-23 08:55:17 | Weblog

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「政府の追加経済対策に役立てるため、学者や経済界、地方自治体の代表などから提言を受ける「有識者会合」が21日、5日間の日程を終えた。「オールジャパンで英知を集める」(麻生太郎首相)のが狙いで、10分野、計84人を招く異例の会合だった。1人の発言時間は数分と短いなど、突っ込んだ議論はほとんど見られず、追加経済対策に反映させることができるかは未知数だ」と「毎日」が報ずる(http://mainichi.jp/life/money/news/20090322ddm002020118000c.html)。

それにしても、何のため、仰々しい会合を持たねばならなかったのか。政府にはすでに、経済財政問題を調査審議する経済財政諮問会議もあれば(http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%B5%8C%E6%B8%88%E8%B2%A1%E6%94%BF%E8%AB%AE%E5%95%8F%E4%BC%9A%E8%AD%B0#.E7.8F.BE.E5.9C.A8.E3.81.AE.E6.A7.8B.E6.88.90.E5.93.A1)、

国民各層の利益を代表する事業者・生活者団体委員と、実務・学識経験者などのいわゆる公益委員により組織される各種審議会。それに、行政運営上の意見交換、懇談等の場として随時開催、運営される懇談会も多数存在する(http://www.cao.go.jp/council.html)。

なのに、これらを否定せんばかりの今回の会合。まさか、すでにある会議の委員たちは有識者でもないと言うのだろうか?・・。

ま~、未曾有の経済危機だから会議して成果が出るのなら、屋上屋を重ねても大いに結構だが、ほんとに有意義な会合がもたれたのであろうか?

冒頭の「毎日」の「未知数」といい、ほかにも、「読売」の「多方面からの要望を聞き過ぎると、薄く広いバラマキ型になりやすい。効果的な施策にどう絞り込むかが肝要だ」と疑問を呈しているのが気にかかる。

一体全体、有識者らはどんな知恵を出して、麻生閣下にアドバイスしたというのだろうか。因みにマッシーパパが会議の情報を集めて報告してみたいと思う。

まず、ひとつは言うまでもなく、昨日のエントリーで取り上げた、「株屋ってのは信用されていない」のアソー・ソーリ発言。提言しに来たのか腐されに来たのかきっと、株屋さんも驚いたことだろう。

日本航空の西松遥社長は、訪日ビザの発給要件の緩和による中国人の受け入れ拡大が内需拡大につながると主張。

もう、なんでも言えばいいというものでないよ。それでなくとも不法滞在中国人が増えているというのに、「添乗員を伴わない個人の旅行にも認める」などもってのほか。あの「国籍法改悪」同様、中国の言いなりに何でも認めよというのか? ホント、おのれの商売だけ儲かればいいと思ってんのだから、なにが有識者か?と笑わせられるよね!

星野リゾートの星野佳路社長は、5月の連休を地域別にずらすことで、混雑の解消と観光需要の平準化を図る持論を説明。

これも同様、世界のどこに、国家として制定した祭日を地方ごとバラバラで祝う国が存在する(?)。祭日はみんなお客に見える銭ゲバで、遠く離れた家族の再会を無視するどアホぶりに怒りさえ覚える(http://gimpo.2ch.net/test/read.cgi/wildplus/1237300848/l50x)。

日本物流団体連合会の岡部正彦会長は第2東名、第2名神高速道路の中央分離帯を活用し貨物専用の鉄路を敷設する「東海道物流新幹線」構想。

国産野菜の卸売りを手がけるアイスクウェアの福田高志社長は高速道路料金引き下げに関連し、「一般の普通自動車ではなく農産物の輸送に対し高速料金を減免すべきだ」と提案(http://news.nifty.com/cs/headline/detail/sankei-m20090318026/1.htm)。

もうドイツもコスタリカもおのれの都合のいいことばっか御託を並べる。これでは提言なのか陳情なのかわからない。

おまけに「(持ち時間が)3分間なので、ストップウオッチを持ってきた」という人(松井証券社長)もいる中に、東国原知事のように、提言しに来たのか雑談しに来たのか、「変わり者」と「突然変異」談義で閣下と盛り上がる「破(わ)れ鍋に綴(と)じ蓋」までいる始末。バカらしくてとてもこれ以上おつきあいしていられないわね・・。

そういえば、21日(土)のTV東京の「週刊NEWS新書」にゲスト出演していた堺屋太一氏が、「たくさんの人を集めて、知恵を借りても仕方ない。今の政府のばら撒き政策は誤り。同じやるなら子育て、介護、新エネルギーなど、どれかひとつに集中投資する必要がある」と説く。そして、私なら、こうすると、「円高と高齢者を活用する」策を提言する。

即ち、彼の持論である団塊の世代に向けた需要を掘り起こせば、上手くいけば1年で経済不況を立て直せるというのだ。なんとなれば、世の中に、6万箇所の児童公園および、児童図書、お子様ランチなど子供を対象にしたものは数多く存在するが、お年寄り専用のものがほとんどないからとか。

又、30年前のタクシー運転手の平均年齢が30代が今は60代という現実に照らしても、高齢者を活用せずして、日本の再生はないとまで断言する。

麻生閣下、こんなくだらない有識者会合など、うっちゃって、一度、堺屋太一氏にお知恵を借りてみては?・・。

えっ、竹中平蔵氏に「麻生首相とは考えが合わない」とけんもほろろに断られたように(http://mobile.seisyun.net/cgi/agate/tsushima/newsplus/1237326174/a)、

堺屋先生にも、「意見は聞きっぱなしで提言などをまとめないパフォーマンス目的にはお付き合いできない」と断られるのが怖いって!? よくわかっているじゃん!・・。

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