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トンチン菅さんの政治手法を小泉元首相のそれになぞらえてポピュリズムだという人が多い。
舛添要一氏などもその一人だが、彼は自身のブログで管内閣のことを、「ポピュリズムの跋扈」とか「ポピュリズムとの戦い」とやたら批判する。
どうやら、政治を劇場型に演出し、パフォーマンスに明け暮れた小泉政治のように、民主党政権も政権交代や仕分け事業をテレビショーにして、ただ民衆に迎合する政治だと言いたいようだ。
ともあれ、マスコミのワイドショーを踏み台に、一時は次の首相にふさわしい人NO1に祭り上げられた彼がそれを言うのも説得力がないのだが、果たして、トンチン管さんはポピュリスト(大衆迎合主義の政治家)であろうか?
少なくとも、ポピュリストであれば、国民を飽かさないよう、常に見せ場(政策)を連発していかねばならない。
このことはエントリー『さだまさしをして「リーダーの条件は表現力」と言わせしめた橋下知事の凄さと危うさ!?(http://blog.goo.ne.jp/massypapa/e/cddb2bc5837bb5c570a3894836429470)』の中で縷々述べたところだが、
翻って、菅さんはどうであろう。彼は確かに、TPP、雇用の創出、消費税増税そして、再生エネルギー法案等、次々、打ち出してはいるが、それはただのアドバルーン。
単なる思いつきに過ぎないから、国民に訴えるものがない。というより「又か?」と皆もうんざり。
だからこそ、支持率はいまだに低空滑降したままで、ポピュリスト本家の小泉、橋下氏のそれと比べようもない。
何しろ、本ものポピュリスト(?)は有権者に見た目にもわかりやすい、それなりの演出がある。
つまり、有権者をひきつける”つかみ”で話題を取って、大したものでなくとも等身大以上に見せつける工夫が施されている。
小泉氏の例で言えば、「つかみ」は「抵抗族」で、演出は世の中がいかにも良くなるように見えた「聖域なき構造改革」であろう。
又、橋下氏の場合は、「過激な表現」が「つかみ」、演出は中身がないにもかかわらず、ネーミングで膨らませた「大阪都構想」である。
一方、菅さんはどうであろう? 明確な「つかみ」もなければ、演出も「雑い」。
本来なら、上手に抵抗族を作り出せばいいのに、やってることは「谷垣総裁に震災復興協力を電話で頼み、断れたら、逆切れする」という幼稚さ。
又、再生エネルギーの問題でも、「顔見たくなければ法案通せ」とごろつきのような発言に終始する。
勿論、演出も下手で、今なら、誰がみても震災復興はリーダーシップの見せ所?のはずが、
なんと、肝心の復興担当相は、無能で知られた松本防災担当相を宛てる。
「wikipedia」にも「ボンボン育ちで、修羅場をとても仕切れない。地震発生時にはパニックに陥り、以来、会見もできない」「官邸の危機管理センターに詰めていた松本氏がまったくの役立たずで、自衛隊の初動が遅れた」等々、情けないエピソードが記されているほど。
ま、これも一説では、首相自身が閣僚に能力がありすぎるといつ寝首をかかれるとも知れず、このあたりなら安心なのだろう。
そして、「2位でダメですか」と言って削ったスパコンの「京」に意地を見せられ、赤ッ恥かいた蓮舫女史を用済みと見て更迭。
代わりに、尖閣漁船衝突事件後に菅さんの特使として極秘訪中し、パイプを使って中国を軟化させた細野豪志氏に原発相を論功行賞で報いる。
ま~、これほど下心が見え見えの人事も珍しく、とてもとても国民にかっこよく見せるどころでない。
ともあれ、菅さんは善人過ぎるのか?、知恵がなさ過ぎるのか? 国民のためという演出すらできない。
できるのは、お山の大将で、自分に歯向かわない茶坊主を集めて政治ごっこを楽しむだけの権力亡者。
これでは、トンチン管さん、国民に迎合しているとと言うよりは、ポピュリズムとまったく無縁の利己主義者に過ぎないじゃん。
よくぞま~、こんな人が日本国のトップに上りつめたもので、そのことの方がむしろ不思議。
いや、そのことこそ、とんでもない間違いだったのかも・・。
最後までお付き合いいただきありがとうございました。ご批判ご賛同、なんでもいいですからコメントもいただければ幸いです。♪
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