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突然ですが、次の発言は誰のものかわかります?
(A)・法相就任会見で、「死刑というのはいろんな欠陥を抱えた刑罰だ。国民世論や世界の大きな流れも考え、政治家として判断すべきものだ」と発言したのが物議を呼び、改めて、「欠陥というとちょっと言葉がきつすぎるので訂正したい」と撤回ー(前言撤回)
・8月末、死刑未執行が最多の120人になるのに、「悩ましい状況に悩みながら勉強している最中。悩んでいるときに執行とはならない」と記者会見ー(開き直り)
(B)・「(宮崎県の口蹄疫に)国家的危機管理に対する危機意識があまりにもなさ過ぎる」、「(防疫措置に対しても)県の甘さがこれだけの感染と被害を生んだ」ー(責任転嫁)
・TPP交渉参加を巡る野田総理記者会見に、「ほっとした。交渉参加表明でなく、事前協議にとどまった」「(総理は)党の提言をくんで踏みとどまってくれた」(論理のすり替え)
(C)・中国と朝鮮半島の植民地化に関する認識について地方講演で、「歴史的な必然だった」と述べたあと、「日本が植民地支配する側に回ったのはおかしいと思っている。誤解を招く発言で率直におわびする」とすぐ訂正(前言撤回)。
・尖閣諸島沖で起きた中国漁船衝突事件をめぐり、中国を「悪しき隣人だ」などと批判したことを追求され、「直接にどこかの国をあしき隣人と言ったものではない」といわけ(詭弁)
・放射能漏れによる食品汚染に不安を抱く国民に「ただちに問題ない」と発言したのを後に、「”ただちに”とは万が一そういったものを一度か二度摂取しても、ただちに問題ないとくり返し申し上げたものです」といいわけ(開き直り)。
・TV番組で労働組合の支持を受けていて公務員削減ができるのかとの指摘に対し「国家公務員の労働組合が指示しているのは大部分が共産党です」とデマゴギー(責任転嫁)
(D)・丸山議員の中国人船長釈放秘話の暴露に対し、「最近健忘症にかかっているのか、電話で暴露されたような会話をした記憶は全くありません」「いいかげんな人のいいかげんな発言」と丸山氏を中傷(詭弁、恫喝)
・山本一太議員に新聞報道に基づいて事実確認をされると、「最も拙劣な質問方法だ」と揶揄して、結果はブーメラン発言とわかり謝罪(立場の入れ替え)
・みんなの党の要請で前国家公務員制度改革推進本部事務局審議官の古賀氏が政府参考人で出席したら、「上司として言っておきますが、こういう場に呼び出すのは彼の将来を傷つける。優秀な人だけに大変残念だ」とすごむ(恫喝)
・「秘密書類を盗撮された」とルール違反をしていない読売新聞を恫喝し、謝罪に応じなかったが、発言は撤回(恫喝、前言撤回)
(E)・4年前のTV番組で二人の少年に殺された子どもの母に向かって、「加害者に死の恐怖を味あわせれば幸せなのですか?彼らにも犯罪を犯すにはそれなりの事情があったのですよ」と暴論ー(恫喝)
・この発言が法相就任後に蒸し返され、改めて母親に詫びに行ったが、その直後、記者に感想を問われて、「これはお母さんが言われた言葉を受けて本当にいいんですかと事実を言っただけ」と反省は言葉だけー(開き直り)
どうです、このいい加減な発言の数々、答えはいうまでもないですよね。
ハイ、(A)が元法相の江田五月氏、以下、(B)山田正彦元農水相、(C)枝野幸男経産相、(D)仙石由人政策調査会長代行、(E)平岡秀夫法相だが、共通するのは全て、弁護士上がりの民主党幹部。
そして、一事が万事、この手のセンセイがたは、このように、「詭弁」「論理のすりかえ」「恫喝」をすることで、政治をおもちゃにする。
つまりは、この政治手法こそが弁護士出身政治家の常套戦術だということ。
中島岳志さんのブログ「希望は、商店街(http://www.magazine9.jp/hacham/111111/)」にも、
「橋下徹の言論テクニック」もまったく同じ手法、「ありえない比喩、前言撤回、吹っかけ、涙、脅し、いいわけ」を政治に応用すると、あのようになると、手の内を解説してくださっている。ぜひご一読ください。
さて、問題はこの手法を駆使する弁護士センセイ。
本来なら、この種の政治手法はそれを見破ることのできる法の番人(裁判官)がいる法廷の中でのみ通じるもの。
それを、国民の幸福を実現するための国会や地方政治の場に持ち込むこと自体がすでに欺瞞、使ってはならない禁じ手なのである。
断っておくが、弁護士という出自が悪いというのでない。あくまでも、一握りのはみ出しものが政界に迷い出て、手法を誤用しているというのです。
実際、弁護士会には政治活動をするための「弁護士政治連盟」という団体があるが、その綱領にも、
「国民の基本的人権の擁護と社会正義の実現という社会的使命を、政治的に実現する崇高な目的に照らし・・」
「”法のにない手”である弁護士と、”法のつくり手”である国会との「架け橋」として、国民の視点に立って積極的に活動を展開する」とあるからして、このような輩の出現は(業界としても)本意でないだろう。
尤も、今の日本を悪くしているのはこの種のセンセイばかりでないのも又、事実。
他にも、野田総理を始め、前原誠司、玄葉光一郎、原口一博、樽床伸二、福山哲郎など、民主党幹部に名を連ねる松下政経塾出身のセンセイがたも日本の悪政に一役を担っている。
何しろ、この塾の卒業生野田ヨシヒコが今や日本のトップに君臨しているけど、その御仁を真っ先かけて批判したのは、何を言おう、松下塾の恩師のみんなの党の最高顧問、江口克彦参院議員。
「(松下は)増税は政治家でなくてもできると言っていた。教え子としてふさわしくない。総理には松下政経塾出身を名乗ってほしくない。中退だ。松下は『野田君、君、総理を辞めたまえ』と眼光鋭く睨み付けているだろう」ときつい言葉を放ったほど。
ま~、できの悪い生徒ほど、師の教えを違えるもの。
きっと、松下老が、「次代の国家指導者を育成すべく」創立した趣旨を、「(松下老が)商売の神様」だから、経団連の味方になるべしと、彼らの主張するTPPや消費税増税に飛びついたのかも。
その上、ま悪いことに、日本の国会にうじゃうじゃはびこりだしたのが、官僚上がりのセンセイがた。
これまた、言葉を操ることにかけては前述のセンセイ達に負けてはいない。おまけに、氏より育ちが悪く、国益より省益。天下り、公務員宿舎など、官僚特権を守ることに汲々。
間違っても、国民に奉仕するなどありましえんって。
いやはや、類をもって集まるとはよく言ったもので、口だけ達者なセンセイがたが、かくも民主に蝟集(いしゅう)したものである。
これでは、いくら、口さきだけで、「日本のため」、「国民のため」とお題目並べても、この国はよくなるどころか、どんどん、劣化して当然であろう。
尤も、こんなセンセイがたを選んだのは、私達有権者なのだが、う~ん!・・。
最後までお付き合いいただきありがとうございました。ご批判ご賛同、なんでもいいですからコメントもいただければ幸いです。♪
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