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韓国紙が日本の政治家を褒める前代未聞の椿事。
いえね、韓国三大新聞の「中央日報」が橋下氏のことを「『若い小泉』『第2の小沢』と呼び、リーダーシップ不在に悩む日本にようやく強い指導者が登場した」と評価しているのである。
一応、記事は伝聞の形態をとってはいるが、終始、好意的な賛辞で綴っている(http://japanese.joins.com/article/283/145283.html?servcode=A00§code=A00)。
おそらく、この記事を書いた意図を読み取らないと、読んだ人は「橋下流」が”韓流”の里に還流したと、過大評価しかねない。
第一に、強い指導者にたとえたのが小泉ジュンイチロウと小沢一郎氏なのだが、果たして、褒めたことになるのか?
と言うのも、かたやはポピュリズムの権化で、日本の今ある「格差社会」を生んだ張本人。
こなたは、「政治とカネ」に毒された古いタイプの政治家で、一体、どこが凄いのか、皆目理解不能。強いて言えば、ただ、「ビッグ・ネーム」と言うだけのもの。
その証拠に、よ~く読めば、「若い小泉」(と引用した)の根拠が、「朝日」の記事の、
「絶叫するような演説、‘抵抗勢力’を作った後にこれを批判する政治手法は、郵政民営化を推進した小泉元首相を彷彿させる」である。
ましてや、なぜ、「第二の小沢」なのか、文脈ではただ、「カリスマが強い」という1点でこじつけているだけ。
おそらく、日本の「ビッグ・ネーム」というだけで、橋下氏を並べ、等身大の虚像を作り上げたかったのであろう。
では、どうして、橋下氏を持ち上げなければならなかったのか?
答えは簡単。特アが使ういつもの選挙前のエールにすぎない。
その例が、かってのエントリー、「なぜ今、中国漁船問題? 中国の刎頚の友・小沢一郎へのエール? それとも、ただのいいがかり(http://blog.goo.ne.jp/massypapa/e/0d74c9a33396bd88602f5cb21c41eddc)」。
今回も、「歴史的な経緯がある特別永住外国人の参政権は当然認めるべきだ」と言った橋下氏は韓国にとって強い味方。
いや、そんな程度ではない。「橋下徹 韓国」とググれば、
「韓国人被爆者の不法な要求」を認めないようにと、舛添要一厚労相」に頼まれたのに、韓国よりの決断をしたり、
「韓国の教育はすばらしい」とわざわざ、韓国に視察に行ったぐらいの韓国大好き人間と言うことがわかる。
つまりは、韓国にとって、橋下氏が「次の段階で首相の席を狙っている」のは好都合、とタイミングよくエールを送ったというのがこの記事の背景。
間違っても、「日本人は元々民度が劣るから、君たち韓国人のような優秀民族の血を日本人に入れない限り、他人やアジアに寄生して生きる害虫日本人が増えるだけだ」と言って韓国を評価した小沢一郎と比べられ、「第2の小沢」と見られてはやぶへび。
だからこそ、根拠をぼかした(?)
いえいえ、そんな生易しいものでなく、似たもの同士なのは他にもゴロゴロ。
①まず、カネに汚い
小沢のそれは”いまさら”だが、橋下のそれも、イソ弁時代のその凄さは雇ったボス弁の証言で明らか。
②言い訳の名人(開き直り)
小沢は訴訟提起されるまでは「国会でもどこでも、呼ばれれば出る」と言いいながら、実際は逃げ回り、裁判が始まったら、「法廷の場で」といい訳に終始する。
一方、橋下も週刊誌に素性を書き立てられれば、「知事の子どもでも、親と子どもは別」とププライバシーを強調する。が、その実、「感動大阪大賞」受賞者のガンバ大阪の遠藤と息子を握手させ、ちゃっかりとサイイン入りボールをゲットする公人を利用した得手勝手さ。
それも、「文句あったら、息子の父を知事にせよ」と開き直る勘違い。
他にも、大阪ワールドトレードセンターを強引に大阪市から買い取り、この大震災で使い物にならないことが発覚、「府庁移転」を断念したが、そのときの議会の追及に、「想定外」だったと、ただ、いい訳。
おそらく、大阪市長になれば、「私のお陰で、大阪市のお荷物を処分してあげた」と手柄顔にも言うつもりか?
③強権者にはすりすり、気に入らないものには恫喝
橋下の個人攻撃の酷さは周知の事実。その一方で、強いものへのおべっかも小沢氏や東国原を「褒め殺し」したことで明らかだが、どうやら、これも週刊誌によれば、少年時代からの彼の性癖だったようである。
一方、小沢も同様。田中、金丸に取り入って地位を築くと、その権力を今度は「恫喝」と言う手段で維持。
④へっちゃらでうそをつく。
小沢の「政治とカネ」に対するウソはこれまでも例証してきたところだが、橋下のウソも天下一。
大阪府の財政を黒字化したと言ったかと思えば、外部機関にその不正手口をすっぱ抜かれてすぐに撤回。それどころか借金は逆に増やしている体たらく。
⑤バーチャルの「豪腕」を演出し、信者の期待を煽るが成果は見えない
その証拠が国民も府民もこの二人に良くしてもらった実感がないということ。等々、
ま~、このほかにも、ともに、「数は力」を信じ、自分の意のままに動く「○○ワールド」の成立を夢見ているとか、
かたやは「ニコニコ動画」、こなたは「ツイッター」で狂信的なネットの若者を取り込むことまで瓜二つ。
いやはや、こんなお人が、マスコミの公器を使って、「若い小泉」「第2の小沢」と、よくもおだてたものである。
それともなに、やっぱ、「それでも良い。韓国のためになるならって」、うーん!
後までお付き合いいただきありがとうございました。ご批判ご賛同、なんでもいいですからコメントもいただければ幸いです。♪
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