[NPO法人 禁煙推進の会 兵庫さんだ] 子ども達の喫煙防止・薬物乱用撲滅教育を進めます。

青少年の健全育成は大人の責任です。私達は子ども達を守る喫煙防止薬物乱用撲滅教育を進めるため無料で出前教室を続けています。

「タバコは加齢臭の原因」

2013-12-24 21:48:27 | 日記

煙草を吸うと加齢臭が強くなる。

健康志向の高まりなど、様々な理由から日本の喫煙人口は年々減少傾向にあるそうです。煙草は喫煙者本人のみならず、その煙によって周囲の方の健康も害します。お金を払って不健康を買っているわけですからこれほど馬鹿らしい事もありません。まさに、煙草は"百害あって一利なし"です。

煙草で問題になるのは健康だけではありません。喫煙者の口や体からは独特の臭いが発生します。煙草を吸わない方にとってこの煙草臭はとても不快なものです。また、喫煙は皆さんを悩ませる加齢臭を強く発生させる原因でもあります加齢臭と煙草の関係についてご説明しましょう。

加齢臭(ノネナール)は体から分泌される脂肪酸の一種9-ヘキサデセン酸と過酸化脂質という2つの物質が結びついて発生します。過酸化脂質は体内に"活性酸素"が発生した時に増える事が分かっています。活性酸素は加齢臭の"元の元"といえるでしょう。
喫煙により体内に取り込まれた煙は肺に運ばれます。その際、体は肺に入った煙を異物と判断し活性酸素を作り攻撃させます。体内に活性酸素が増える事で過酸化脂質も増え、その結果、酸化・分解される9-ヘキサデセン酸の量も増える事になり加齢臭が強くなのです。
また、煙草にはニコチンなど体に悪影響を及ぼす様々な物質が含まれていますが、活性酸素の一種(過酸化水素)も含まれており、これも加齢臭を強くする原因といえます。