庭で座ってのいろんな思い

庭の四季で花や木との語らいを写真とともに思いついたら記載する

ジャックとまめの木

2010-04-07 | ちょっとした話
我家のエンドウ豆が、白い可愛い花を咲かせています。

そこで、図書館で「ジャックとまめの木」の童話を借りてきて読みました。
これは、英国のジョーゼフ・ジェイコブズ(Joseph Jacobs)が、イングランドの昔話をまとめたそうです。日本でよく読まれている「三びきの子ぶた」も、また彼によって、ここにまとめられているそうです。

この「ジャックとまめの木」の本では、貧乏なジャックが乳を出さなくなった牛を売りに行く途中、ものすごく大きくなるという不思議な5つの豆と牛を交換して家に帰りました。当然、母親が「なんで牛を豆なんかに交換してきたんや」と怒って窓から外へその豆を捨ててしまいます。
翌朝、目を覚ますと豆は天まで届くほど成長していました。ジャックは、豆の木を登り鬼の住む家へ行き、鬼が寝ている間に鬼の金貨を持って豆の木を降りて家へ帰り、母親を喜ばします。
その後も、また豆の木を登り、鬼の家から金の卵を産む鶏を取って帰り、「金の卵を産め」と言って産まして、これを売って幸せに暮らします。
三度目には、豆の木を登って鬼の家へ行って、世にも不思議な音楽を奏でる金の竪琴を、鬼が寝ている間に取って帰ろうとすると、その金の竪琴が「ご主人様、ご主人様」としゃべったので、鬼が目を覚ましてジャックを追いかけてきます。豆の木を天から降りてきて捕まりそうになったジャックは、それを斧で切ると豆の木と一緒に鬼が落ちてしまい死んでしまい助かりました。

そんなことで、吾輩の植えている豆の木が、天まで届くほど大きくならないかと願って毎日水をかけていますが、残念ながら2メートルほどしか大きくなりません。天上の鬼の住む家へ金の卵を産む鶏を取りに行くことは、今年も無理なようです。

また、2年続けて上昇していた今年の地価公示が下降してきたので、エンドウ豆の網を右肩上がりに張付けて景気の上昇を期待しています。
だが残念ながら、この右肩上がりエンドウの網を裏から見ると、右肩下がりにも見えました。
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