二人の小人さんが、庭のチューリップを見て何か話していました。
聞いてみると、ガーベラの花の中からチューリップが咲いているが、どっちの花の方が背が高いやろうか?と言っています。
小人さんは背が低いので、どちらが高いのかわからない様子です。
吾輩は、ものさしを持って来て測ってみました。すると、チューリップの方が5mmほど高いようでした。
チューリップと同じ赤い帽子をかぶった小人さんが、「ほれ見てみいや、わしのゆうたとおりや!」と得意げに話しながら、向こうの方へ引きあげて行きました。
我が家の庭の木は春になって、桜、梅それから桃の順番に花が咲きました。「梅は咲いたか?桜はまだかいな?」の歌の順番ではありません。
また、この前、島崎藤村の千曲川スケッチの本の解説に次のようにありました。
藤村は27歳の時、長野県小諸義塾の教師になり7年間過ごした。千曲川あたりの風景や人々の暮らしをスケッチして、知りあいの少年に伝える形で書かれている。
その中で、「・・・・・4月20日頃にならなければ、花が咲かない。梅も桜も李(すもも)もほとんど同時に咲く。城址の懐古園には25日に祭りがあるが、その頃が花の盛りだ。すると、毎年きまりのように風雨がやって来て、1時にすべての花をさらっていってしまう。」
この文章は、自分の考えをできるだけおさえ、事実をありのまま写し取るように努められている、写実文という。藤村がこれをこころみた理由は、小説を手がけるための練習だったそうです。この努力で後々小説を生みだした、と解説されていました。
要するに、我家では、梅の前にサクランボができる桜の花が一番さきに咲きます。
それから、梅と桃の実は今年もあかんやろなぁ・・・・・・・と思いながら日々を過ごしております。
聞いてみると、ガーベラの花の中からチューリップが咲いているが、どっちの花の方が背が高いやろうか?と言っています。
小人さんは背が低いので、どちらが高いのかわからない様子です。
吾輩は、ものさしを持って来て測ってみました。すると、チューリップの方が5mmほど高いようでした。
チューリップと同じ赤い帽子をかぶった小人さんが、「ほれ見てみいや、わしのゆうたとおりや!」と得意げに話しながら、向こうの方へ引きあげて行きました。
我が家の庭の木は春になって、桜、梅それから桃の順番に花が咲きました。「梅は咲いたか?桜はまだかいな?」の歌の順番ではありません。
また、この前、島崎藤村の千曲川スケッチの本の解説に次のようにありました。
藤村は27歳の時、長野県小諸義塾の教師になり7年間過ごした。千曲川あたりの風景や人々の暮らしをスケッチして、知りあいの少年に伝える形で書かれている。
その中で、「・・・・・4月20日頃にならなければ、花が咲かない。梅も桜も李(すもも)もほとんど同時に咲く。城址の懐古園には25日に祭りがあるが、その頃が花の盛りだ。すると、毎年きまりのように風雨がやって来て、1時にすべての花をさらっていってしまう。」
この文章は、自分の考えをできるだけおさえ、事実をありのまま写し取るように努められている、写実文という。藤村がこれをこころみた理由は、小説を手がけるための練習だったそうです。この努力で後々小説を生みだした、と解説されていました。
要するに、我家では、梅の前にサクランボができる桜の花が一番さきに咲きます。
それから、梅と桃の実は今年もあかんやろなぁ・・・・・・・と思いながら日々を過ごしております。