飾釦

飾釦(かざりぼたん)とは意匠を施されたお洒落な釦。生活に飾釦をと、もがきつつも綴るブログです。

近松門左衛門NO.19・・・曽根崎心中の舞台「お初天神・露天神社」(大阪)

2009-04-30 | 近松門左衛門
元禄16年(1703年)の4月7日の明け方、大阪・曽根崎の露の森の天神社において醤油屋平野屋の手代の徳兵衛(25歳)と堂島新地の天満屋の遊女・お初(21歳)が心中を遂げた。この時京都に住んでいた近松門左衛門(51歳)は、竹本義太夫の招きで大阪に来ていた。その心中を知った近松は直ちに現場に駆け付け、浄瑠璃「曽根崎心中」を書き、1ケ月後の5月7日に道頓堀の竹本座で初演した。それは大当りし、借金で苦しんでいた竹本座は息を吹き返した。以後、「曽根崎心中」は何度も繰り返し上演され、浄瑠璃のみならず歌舞伎を始めとする演劇や映画と他のメディアにおいても繰り返し上演され今においても語り継がれることになった。2人が心中した露の森の天神社は「お初天神」と呼ばれ遊女の名前がつくめずらしい神社となり、勤め帰りのOLなどそこを参拝する人は後を絶たない。事実、ボクが参拝した時も人は途切れることがありませんでした。


曽根崎お初天神通り商店街、お初が看板に

商店街からの入口はビルとビルの谷間

こちらは鳥居もある正面から

正面に拝殿が見えます

女性の参拝客がいました

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