飾釦

飾釦(かざりぼたん)とは意匠を施されたお洒落な釦。生活に飾釦をと、もがきつつも綴るブログです。

コング!/1976年「クィーンコング」

2006-02-12 | 心躍らせる特撮映画
クイーンコング

制作:1976年
監督:フランク・アグラマ
主演:ロビン・アスクウィズ、ルーラ・レンスカ

12月17日TV東京の深夜番組で伝説の?オチャラケ映画「クイーン・コングが放送されていた。そこで私は、すさかずエア・チェック。観るとこの映画びっくりするほどのB級なおバカ映画。ちょっぴりお色気ありで、どこかの国のCMや当時ヒットしたエクソシスト、ジョーズなど映画のパロディも登場する。おまけに猿の惑星バンドが出たりとストーリーのへったくれもない。よくぞ予算が付いたなと。日本語の吹き替えも駄洒落のオンパレード、ハチャメチャだ。

クイーン・コングが、ヒッピー男に一目惚れ、キングコングの逆パターンだ。ティノサウルスやプテラノドンなどの恐竜も登場するが造形がわざとなのかおもちゃにも見えるお粗末さ。この映画では女性が完全に強い、フェミニズム、ウーマンリブなのである。

そこでこの映画の女性達は冒険に出発する前、こんな唄を歌うのである。

♪ブラなんか捨ててママを呼んで“自由の女神”の出航よ
新しいダンスが国中に広がり女性の解放が国中に広まる
女性はその身を危険にさらし地位を懸けて戦いを挑む
J・ホンダとホンダに乗ってフェミニストを称えよう♪

とんでもない映画だなと見ていたのだが、クイーン・コングが採れえられて見世物にさらされる時、コングに惚れられたヒッピー男のこんな台詞を聞いてグッとくるものがあった。

「やめろ。彼女ないているよ。あんなカッコウさせられて、恥かかされて、泣いているんだ。何が映画芸術だ。これじゃ、サーカスだ。」

間違いなくB級映画なんだけれども、意外とイイ感じの映画と評価したい。


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4 コメント

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TB有難うございました。 (kju96)
2006-02-13 04:45:18
「キング・コング」は奥が深いですね。

一番古いキング・コングの映画が一番好きです。

効果抜群のマックス・スタイナーの音楽が印象的です。

今後ともよろしくお願いします。
返信する
ありがとうございます (飾釦)
2006-02-13 23:48:28
kju96さんのブログにコメントしました。
返信する
TBありがとうございます (えび)
2006-02-20 12:24:26
いやぁ、クイーン・コングは衝撃的(笑撃的)な映画でしたね。こうゆう洒落っ気たっぷりな映画いいですよね、最近だと、マイケルジャクソンインネバーランディングストーリーとか笑えましたよ
返信する
ありがとうございます。 (飾釦)
2006-02-20 22:25:28
ブログで紹介されていた「マイケルジャクソンインネバーランディングストーリー」。ポスターだけでもすごそうな・・・。
返信する

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