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南信州のりもの倶楽部♪

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VM22キャブの装着

2008年07月29日 18時09分20秒 | ゴリラ、整備やカスタム編
やぁ。昨日飲み過ぎてまだ少し頭が痛い「のりもの倶楽部」南信州版です。
こんな状態で働いてるんだから不謹慎極まりないですわ。

昨日から始めたビッグキャブの交換編。
調べた結果、中国ミクニで生産されてるVM22だと判明しました。
口径は26ミリだったものの、楕円なので22口径相当って事ですかねぇ。

で、装着は写真のようにPC20と交換するだけなので簡単だけど問題はここから。
オーバーフローしてるらしくガソリンがダダ漏れだったので、
再度外してフロートバルブとバルブシートを点検するも、全く問題なし。
そうなると油面が怪しいので、
フロート室の下のドレンに透明ホースを突っ込んで油面を実測で測ります。
って言うよりフロート室外した段階での調整ってイマイチ分からないだけですが。

そしたらフロート室より油面が全然上で、
さらにこのバイクはサイドスタンドが短くて車体が倒れ気味なので、
それで油面オーバーしてガソリンが出てたみたいです。
ここまで分かればたいした事は無いので、
早速フロートの金属部を少し曲げて油面調整。
やっとエンジンをかけれる時が来ました。

エンジンをかけてみた結果、アクセルを捻りかけの所が吹けず、
その他はとりあえず問題無いみたいです。
なのでパイロットスクリューで調整を試みるも、
スロージェットが外れすぎていて、
極低速はどうしても調子良くなりませんでした。
おまけにアイドリングも高く、
これ以上下げれないってところまでスクリューを回してもまだ高すぎる。
実走ではアクセルを戻した時のアフターファイアーもハンパではありません。
マシンガンなみにパンパン言ってます。
アクセルワイヤー長と2次エアーでも吸ってるか確認したくらいですわ。

そうと分かればパイロットジェットを買いに走るだけですが、
いつもの店員さんに相談したところ、
「このタイプのジェット見たことないんですけど…」と。
確かに僕も初めて見たくらいです。
しかし天下のミクニ製なのにそんなアホな。

二人でカタログをあさりまくり探した結果、
HSRキャブに使われているジェットと言う事が判明。
HSRとはミクニ版のFCRキャブみたいな物らしく、
しかしFCRとは違うジェットが使われているみたいです。
しかもヤフオクで試しに検索したところ、
なぜかハーレーダビッドソンのくくりで出てきて、
どうやらハーレー乗りではおなじみのキャブみたいです。
そりゃあ分からない訳ですわ。

でもそうと分かれば注文してもらうだけなのでとりあえず頼んでおきましたが、
取り寄せになるため1週間かかるみたいです。
もうこの時点でこのキャブを使う気は全て失せてますが。

帰ったらまたPC20に戻して軽く乗ってみましたが、
やっぱこのキャブなら間違い無い。
「料理にかける調味料で迷ったらポン酢かけとけばOK」ってくらい間違いないです。
でもせっかくもっと大きいキャブを装着したくなったのに、
今のままでは満たされないので、
来月あたりにPE28でも買って装着しようかな。
その前にマフラーも何とかしたいしなぁ…
「その前にこのゴリラに一体いくら使ったんだっけ?」などと考え始め、
「そんな金あるくらいなら老後のために貯めておけば良いじゃん」などと、
キャブの事から老後の事にまで話が飛んだりしてました。

そんな訳でこのキャブは使うか微妙になってきたので、
他のキャブでも調べてみようか考えております。
また見て下さいな。



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コメント (2)
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