マサさんの「つれづれ日記」

松田昌のエレクトーン、ピアニカ(鍵盤ハーモニカ)よもやま話

Matsuda Masa

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モーツアルトの生家

2007年04月22日 23時15分03秒 | ☆ヨーロッパ☆

ハルシュタットの次はザルツブルグに2泊した。

2泊というのは、結局は1日の前後に数時間くっついているだけだから、
それほど時間はない。

モーツアルトの生家に行った。

部屋がそのまま残されていて、
とても見やすい作りと、分かりやすい解説ガイドが面白かった。

そして、何よりも感激したのが、庭!(笑)。

「モーツアルトが子どもの頃、このベンチはなかったヤロな~~?」

「でも、この庭を走り回って遊んでいたンヤロな~~?」

「ええ庭や!」

とても気持ちが良い、ゆったり感があった。
ピアニカと庭とベンチが、何というかピッタリおさまっている。



ザルツブルグの川

2007年04月22日 23時11分13秒 | ☆ヨーロッパ☆

街を歩いていて、変わった写真が撮れた。

モーツアルトの生家からすぐ近くの橋に立って・・・・・・
ふと、川面を見ると、自分が川に写っている!

橋の上の昌:「オ~~~イ!マサ坊!路上演奏はどないするん?」
橋下マサ坊:(恥ずかしいネン・・・・)

橋の上の昌:「日本から、アンプまで持って来たンやろ?」
橋下マサ坊:(うん・・・飛行機で超過料金取られた!)

橋の上の昌:「恥ずかしいけど・・・・・・やらんと帰ったら恥やで!」
橋下マサ坊:(そうやな・・・・プラハでやる・・・・)

橋の上の昌:「アンプナシで、今、ここで、やったら?」
橋下マサ坊:(アカン・・・・・・恥ずかしい)

マサ坊は、気が弱いのです・・・・・・・笑


ザルツブルグの夕景

2007年04月22日 23時07分12秒 | ☆ヨーロッパ☆

夕方の同じ橋

悔しいけれど・・・・・やはり、ヨーロッパは日本より美しい。
大都市の街の真ん中の橋からの夕景がこんなに美しいなんて・・・・・。

橋の上のマサ坊:「ウ~~~ン!まいった。明日から、がんばろうね~!」

と、『モルダウ』をピアニカソロ・ジャズバージョンで、
練習し始めた。

橋を歩く人々も、チラッとこっちを向いたりしている。

ハルシュタットの教会でピアニカを・・・

2007年04月21日 23時40分11秒 | ☆ヨーロッパ☆
今回の旅では、3つの世界遺産を巡った。

オーストリアの美しい湖水の村ハルシュタット
中世の町並みが残る、チェコのチェスキークルムロフ
そして神秘の教会モンサンミシェル

最初の世界遺産、ハルシュタット。
「世界でいちばん美しい湖」とか、「絵のように美しい」とか言われている。

湖水にその姿を映す小さな村は、本当に美しかった。
絵よりもず~~~~っと、ず~~~っと、美しかった(笑)。

村の中心に教会があって、
中に入ると誰もいなくて・・・・・・・
もちろん、ピアニカを吹きました~!(笑)
残響が長くて、気持ちよかった~!
まるで、ピアニカがパイプオルガンのように聞こえた。

吹いている途中で、お参りに来た人がいた。
吹きながら・・・・・・
「ヤバイ!叱られるかな~?」っと思ったが、吹くのはやめなかった。
演奏を最後まで聞いて、終わったらニコ~っと笑って出ていった。

何だか、うれしかった。



ジョン海山ネプチューンに似たペンションオーナー

2007年04月21日 23時37分08秒 | ☆ヨーロッパ☆

ネットで日本から予約したペンション・ハルベルグのご夫婦。

「タワシ、地球の反対側の国、ニッポンからいくアルヨ!」

「あんたのペンション予約したいアル!」

「ブタバス・・じゃない・・バスタブあって、お湯デテ、アッパッパのヘヤたのむ のココロ!」

ま~、こんな感じの英語だったろうね・・・・笑

ベートーヴェンの小道

2007年04月19日 01時01分42秒 | ☆ヨーロッパ☆

少し歩くと、「ベートーヴェンの小道」というのがある。
ベートーヴェンもよく散歩した道。

「田園」の構想を練った、といわれている。
とても落ちついた素敵な散歩道だった。

何というか・・・・・・・・

ベートーヴェンと同じ空間に立ち、
時代は違うが、同じ空気を吸い、

同じ空や木々やを見ているという実感は、
想像以上に心ときめくものであった。


ハイリゲンシュタットを歩く

2007年04月17日 22時51分51秒 | ☆ヨーロッパ☆
だんだん耳が聞こえなくなっていく恐怖。
凄いだろうな~?

音楽家でありながら音楽が聞こえない苦しみ。
辛いだろうな~?

豊かなオーケストラの響きも、
軽やかなピアノの音も、

小鳥のさえずりや、頬を撫でるそよ風の音まで聞こえない・・・・・・。

ベートーヴェンの心はどんなにか苦しんだだろう?
そして、その恐怖と苦しみを克服した意志!

ウィーンの4日目、ハイリゲンシュタットへ行った。
ベートーヴェンが好んで住み、散歩し、数多くの名曲を作曲し、
そして、あの有名なハイリゲンシュタットの遺書を書いたところ。

当時、ウィーン郊外の田園地帯であったその一帯は、
高級住宅地となっているようだった。

美しく黄色い小さい花が咲き(ミモザ?)、
日本よりもピンクが強く感じるサクラが咲き、
きれいな住宅街は散歩していて、とても心地よかった。

あいにく雨が降っていたが、
雨だからこそ、よけいに色濃く美しかったと思う。

ベートーヴェン像にご挨拶(笑)。

「先生!いっしょに散歩してください。」



ベートーヴェンに聞こえたかな~?

2007年04月17日 22時44分32秒 | ☆ヨーロッパ☆

気持ちいい坂道。
向こうに見えるのは、小さな教会。

ふっと、入ってみると誰もいない。
ピアニカを取り出して、『輝けシルバー』を吹く。
実に気持ちいい残響!

エンディング近くにさしかかったとき、突然、教会の鐘が鳴った!
背筋が震え、頭から足まで何かが通り過ぎた・・・・・感激!

「この教会に、ベートーヴェンも入ったかな~?」

「ベートーヴェンも、ここで祈ったかな~?」

「ベートーヴェン、聞こえたかな~?」