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マサさんの「つれづれ日記」

松田昌のエレクトーン、ピアニカ(鍵盤ハーモニカ)よもやま話

Matsuda Masa

MASA Official Web Site MatsudaMasa

ピアニカ(鍵盤ハーモニカ)で単位が取れる音楽大学~2~

2008年01月12日 06時55分56秒 | 大学
今年は、自分にとって新しいページが開かれる年になると思っています。
その一つが、10月からの秋学期に
『鍵盤ハーモニカ演習』が名音大に開講されること。

名音大は、大学で鍵盤ハーモニカを吹いて単位がもらえる、
日本で唯一、いや、世界で唯一の大学になる。

担当者は、もちろんボク~~~~!(笑)
これはボクの方からお願いしたのではなく、学長が提案してくださった。

ということは、大学が組織として、
ボクの鍵盤ハーモニカの音楽を認めてくれているということになる。
有り難い話だと思う!

そして、この『鍵盤ハーモニカ演習』は、
学生じゃなくても「科目等履修生」という制度で、
手続きをすればどなたでも受講できます。

みなさ~ん!
名音大に来て、マサさんのケンハモ講義を受けませんか~~~!


名古屋音楽大学オペレッタ 「天国と地獄」~1~

2007年12月27日 00時30分33秒 | 大学

開演前、オーケストラのメンバーが入ってきた。
エレクトーンの演奏者、岩田さんと日比野さんも登場!

「あ・・・意外にリラックスしている!
何か冗談を言っているのか・・笑っている。
よかった~!」
まずは、ひと安心

幕が上がって、演奏が始まった。
「ああ~!良いバランスだ。成功だな~!」
岩田さんが弾く木管のソロを聴いたとき、思わずウルッと来てしまった。

電子楽器であるエレクトーンが生の楽器であるストリングスと、
うまく解け合うのはとても難しいことだと思う。

今回のオペラは音響スタッフが居るが、
歌手、合唱、効果音などの音声担当が主な仕事。

エレクトーンに関しては、大学が最近購入したスピーカーとミキサーを使って、
音色作り、2台のエレクトーンのバランス、ストリングスとのバランスを、
エレクトーン演奏の学生と担当教員がとることになっている。

演奏の岩田、日比野の2人も過酷だったと思う。

何しろ、2時間半のオペラを演奏するのだ。

レジストを作って、譜読みができたとして・・・・・・
家で最初から最後まで1回通すのでも、2時間かかるわけだから、大変!
2回通しただけで、4時間・・・・・!

5分やそこらの曲を半年かけて練習する、
エレクトーン・コンクールとはまるで違う状況。

さらに、
エレクトーンの世界では深くて長いリバーブが当たり前になっているが、
ヴァイオリンやチェロにはリバーブはないのでリバーブはゼロ。
(指揮者にはナイショでチョット入れようということにしたが・・・)

ホールがかなりデッド(残響がない)なホールだったので、
大変だっただろうと思う。

そんな状況の中、2人はとても立派に演奏してくれた。

何しろ、そばで演奏していたチェロの学生が終演後、
「今日の2人の演奏はブラボーもんでしたよ!」
と言ってくれたくらい!

お客さんからはかけ声や手拍子がいっぱい飛び出していた。
例の、「フレンチカンカン」のシーンは多いに盛り上がっていた。
名古屋音楽大学のオペレッタ「天国と地獄」は大成功だったと思う。

写真は、終演後のステージ横で・・・・・。
ボクは、ちょっと不機嫌に見えるかも知れませんが、

そうではなくて、
実は、ウルッの直前状態なのです・・・笑

名古屋音楽大学オペレッタ 「天国と地獄」 ~2~

2007年12月27日 00時18分47秒 | 大学

もう一つ、
ボクのピアニカバンドのメンバーでもある吉田絵奈さんも出演。

彼女の担当はもちろん、ピアニカ!

最近、のだめのオーケストラコンサートで、
着ぐるみを着てピアニカを吹いている彼女は、
何とピアニカ2本を両手弾きがウリ!

多いにウケていました~!


マサさんのクリスマス ~1~

2007年12月26日 01時13分47秒 | 大学

みなさん!
ご無沙汰しておりました~!

クリスマスはどのように過ごされましたか?
マサさんは、「メリークリスマス!」
と言うのも何だか気恥ずかしい・・・(笑)

何で、でしょうね~?
クリスチャンでもない自分が、言わない方がいいのではないか?
そんな気持ちもあります・・・・クソ真面目ですかね?・・・・・笑

24日は名古屋音大の冬期講習
今日25日は、冬期講習に加えて・・・・・
明日26日に市民会館である大学のオペレッタ公演のリハーサル。
曲は、「天国と地獄」。

マサさんのクリスマス ~3~

2007年12月26日 01時06分56秒 | 大学
(今、ボクの仕事部屋では、
 小田和正の歌がテレビから流れています。
 さだまさしの「秋桜」を歌っている。
 涙出て止まらない・・・・・・小田さんイイ!)

ストリングスや打楽器群に入って演奏するエレクトーンの、
他の楽器とのバランス、音質、客席の位置による音の違い、
などそチェックして、

少しでもいい音になるように・・・・
今日はマサさんは、完全に裏方だった!

1時にホールに行ってリハ、
3時半からは大学に行って冬期講習、
またホールに行って、9時までリハ・・・・笑

という、クリスマスとは何の関係もない2日間でした~!笑


悲喜こもごも・・・1・・・

2007年12月11日 03時03分19秒 | 大学

コンコン!とドアがノックされて、ドアが開いたら、いきなり始まった。

「♪ハッピ~、バ~スデ~、トゥ~ユ~・・・・・・・」

(ああ~~!そうか~~~~!)
嬉しくもあり、恥ずかしくもあり、不思議な感覚!

廊下にまる聞こえ!(笑)

自作のケーキと、お祝いの歌と・・・・・

教授冥利に尽きる・・・・。

さあ~~!

フ~~~~ッと、ひと息で~!

悲喜こもごも・・・2・・・

2007年12月11日 02時59分54秒 | 大学
とてもきれいなロウソクと、
美味しかったケーキと、
幸せな男だと思う。

しかしこの幸せな教授は、この幸せな時間の1時間前には、
学生に向かって、叱っていたのです。

『夢を追いかけて』というコンサートを売りにしているボクが、
言っているのです。

「いつまでも、夢ばかり見ているのではなく、もっと現実を見なさい!」

「音楽以外の一般就職を考えなさい!」

「あなたには音楽でメシを食うのはムリだと思う!」

・・・・・友だちとバンドをしながら・・・ヤマハのシステム講師にでも・・・

「でも、とは何ですか!あなたにはヤマハの先生はなれません!」

「人に教えるということが、どれだけ責任の重い仕事かわかっていますか?」

「これだけ長い間エレクトーンをやってきて、音大まできて、
 まだ5級が取れない!」

「考え方が、甘いです!」


こんなことを言うのは、本当に辛い!
しかし、本人のためだと思うから、言うべき時には言わなければならないのです。

うれしく、かなしい一日でした。

名古屋音楽大学【学内演奏会】

2007年07月03日 21時54分42秒 | 大学

名古屋音楽大学では、電子オルガンの学生たちに
演奏するチャンスをたくさん作っている。

ざっとかき出してみると・・・・

【水曜コンサート】
水曜日の昼休みに行われる。学務課に申請すれば誰でも開ける。

【学外コンサート】
公演センターが中心になって学外の小学校、施設、企業などで行う。

【電子オルガンコンサート】
毎年秋に開かれる。夏休み明けのオーディションによって演奏者が決まるので、夏はみんな必死で作曲・編曲・練習をする。今年は、コンピュータと合同で、コンテンポラリー・ミュージック・コンサートと銘打って11月に開催。

【学内演奏会】
3年生が全員出演する、学内でのコンサート。

【定期演奏会】
4年生がオーディションによって選ばれる。

【卒業演奏会】
卒業試験の優秀者が演奏する。
などである。

今日は、上記のコンサートのうち
午前中に【学内演奏会】が、Doプラザ・ホールでおこなわれた。

『1812年』・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・チャイコフスキー
『ムーン・リバー』・・・・・・・・・・・・・・・・・ヘンリー・マンシーニ
『ニューヨーク』(イースト・コースト・ピクチャーより)・・・・・ヘス
『ブエノスアイレスの冬』・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ピアソラ
『沈める寺院』・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ドビュッシー
『スペイン狂詩曲』・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ラヴェル

本当に個性豊かな演奏が続いた。

学生の自主性を尊び、
個性を伸ばすのが「めいおん」電子オルガンの教育方針!(笑)

教育実習と愛情

2007年06月08日 08時37分27秒 | 大学

大学の教員の仕事の一つに、教育実習生の学校訪問というのがある。
実習校に行って、謝意を述べ、授業を参観し、学生に感想を言うのだ。

一昨日は、名古屋音楽大学電子オルガン専攻のOさんの出身高校での、
音楽の授業を観に行った。

かなりレベルの高い進学校なのか・・・・?
学生は非常に行儀良く、音楽室はとても清潔に保たれ、私語もほとんどなく
良くできたクラスだった。

Oさんは言葉もしっかりし、教材は暗譜できていて、指導の手順もとてもよかった。
「ふ~~ん!なかなかイイ先生やってるじゃん!」
と思っていたのだが、そのうち、ふっと気が付いた。

「ん・・・・?普段の彼女の明るい、フレンドリーな感じがないな~!
 要求するばかりになっている・・・・」

そりゃ、そうか知れない。
1時間の指導要領と手順が決められていて、
それに従って授業展開ができているかどうかをチェックされて・・・。

「おそらく、彼女にもジレンマがあるだろうな~?」
と思いつつ、一つの想念が浮かぶ。

ひょっとすると、教育の現場で一番大切なのは・・・・
学生の一人ひとりが、

「ああ~!あの先生は、私のことを本気で心配してくれている。
先生は私を、愛してくれているんだ!」

という実感をもてるかどうか?
ではないかな~?

教師の愛情が感じられたら、音楽も好きになり、やる気も起きるだろう。
もちろん、目の前で展開されている、教育実習の時だけの話しではない。

自分に置き換えて考えた。
「オマエは,一人ひとりの生徒に愛情を持って接しているか?」
リコーダーと合唱指導の授業のあいだ、ずっとそのことを考えていた。

授業終了後、Oさんには、授業展開の良さをほめると共に、
「一人ひとりの生徒が、あなたの愛情を感じられるかどうか?」
という問題提起をした。

充分納得してくれたのがうれしかった。

「愛情を持って、生徒に接する!」
自分に言い聞かせる、この頃です。

   *       *       *       *       *

そして、Oさんは、昨日次のようなメールをくれた。

<先生今日、実習で合唱指導をしていた時に、何だか生徒との一体感を感じました。私自身がオーバーに楽しんでみただけで、生徒の反応はすごく良くて、通じ合ったような感覚になって、この瞬間、音楽やっていて本当によかったって思いました。こんなにも幸せな気持ちになれるとは思わなくて、実習でこういうのを味わえてよかったです。醍醐味ってやつですかね、味わってしまいました(^-^)V>

うれしかった。

ちなみに、去年の学校訪問のブログは、
2006年6月16・17・22日に書いています。

そちらも見てね~!