持続的燃焼

くすぶっていれば、やがてメラメラ

端折るGPS

2012年08月08日 | 2つの輪
一定時間毎の測位ポイントを直線で結んでいくため、表示拡大を重ねると、擬似的多角形コーナリングのような軌跡になってしまう。
このフラグメントの集合体がゆえにGPSデータは短絡が多く、積み重なると実際よりも走行距離が短く出てしまう。
特にトンネルが多い路線の距離記録はタイヤで採った軌跡の数字よりもけっこう短くなってしまう。
それでも直線路が多くトンネルがない道での記録を、道路時刻表などに出ている基準地点間の距離と比較してみると、GPSのデータの方が1~3%多いという結果が出た。
精度の高いGPS受信機を使うと、走行車線か追い越し車線かまで分かるほどなので、歩道でコロコロ測っている国道の公式な距離より、実際に走る距離が長いというのが本当のところなのだろう。
ということは、(道路長の1~3%+短絡分のα)増しが実走の滑らかな軌跡となる走行距離といったところか。
このαが幾つなのかは、走りの癖によって個人差が出るだろうな。
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