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ブレーキパッドの当たり方

2006年07月11日 | Weblog
NEWS:
●7/15(土曜日)は通常営業です。
●7/15(日),16(月)は連休となります。
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マルハ・ブログの時間です。

1ヶ月にも及んだワールドカップもイタリア優勝でようやく安眠できる日がやってきました。
ですが、個人的にはファンだったジダンの最後が退場でなんとも後味の悪い結果となりました。
余程マテラッツィがいらんこといったのでしょう。

恐らくは”こーのハーゲ!!、ヤーイヤーイ”
くらいは言っているはずです。


今日の現場!

今日は車検整備のNA6CEのお車!
キャリパーのO/H、それにマルハSS-27、スーパーロック・ブレーキライン!
月に何度も行う定番作業、目をつむって作業します。
本当です(笑)。
ブレーキのパーツをすべて分解、丁寧に洗浄し新しいシールを組み付けていきます。
ほとんどの場合、キャリパーおよびピストンには錆が出ているので、丁寧に除去していきます。
この程度が、ひどいと先週話題に上がった世にも恐ろしい固着となるのです。
このお車は幸いなことに特にひどい錆は出ていませんでした。
着々と作業を進めて、ハイ終了~。

作業確認と慣らしをかねて走行チェック!
4~5kmゆっくり当たりをつけながら走行します。
ところが、なかなか当たりがつきません・・・工場に戻って車両を再チェック。
やっぱり・・・当たりが付いていません。
このNA6はブレーキローターは再使用だったのですが、見ての通り錆が取れてない部分があります。
よ~く見れば分かりますが、ブレーキローター表面が凸凹なのです。
新品パッドは当然まっ平ら!
凸凹のものと平らのもの点と点で接触するので十分なμが得られません。

制動パーツは安全に繋がる非常に大事な部品です。
予算もありますから、お客様のご要望が先ず第一なのですが、十分なパフォーマンスを得られない場合は、やはりローター研磨orローター交換をお勧めします。
新品同士はすぐ当たりはつきますし、制動力も十分得られます。

表面が凸凹になったローターはパッド交換ついでに換えちゃいましょう!

OKOK1

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とマルハのメカが申しております。

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