まろねふの廊下からの呟き

中年オヂさんの呟き転じて、人生備忘録となる…

元モグラで、ダレヤメ…

2006年09月19日 | 廊下から
今宵の肴は、琴電のDVD… たった7年前の映像ですが、今に比べて釣り掛けモーターの旧型車が多いこと…懐かしかったなぁ。自分が14年前に撮影したビデオとは比べ物にはなりませんが、古きよき時代を久々に堪能しました。

琴電も旧型車が居なくなって、興味が薄れた方もいらっしゃるでしょうが、元地下鉄電車も中々面白いですよ。同一形式で統一されたように見えて、志度線と長尾線共に1編成のみの電車も在籍します。これはマニア心をくすぐる車両配置で、きっと琴電にマニア心理に精通された方が居るのではと思うのは私だけでしょうか…?


600型 (元名古屋市交250型)
平成10年から導入された冷房車両で、601~614が長尾線に、621~630が志度線にされた。平成18年、長尾線に大型車1251~1254が入線したことにより、長尾線の607~610が制御車800型に改造され志度線に転出した。
現在では、両線の主力電車。
画像の623+624は、最後のそ○うグリーン塗色車。この夏に消滅?


700型(元名古屋市交300型)
長尾線に1編成だけ在籍する車両。個人的にはスタイルが一番落ち着いている車両で、写欲が最も湧く車両。入線当初に見られた旧型車との連結、特に67号とのアンバランスさには、大いにそそられました。写真はあったかなぁ…?


700型20番台(元名古屋市交1200型)
こちらは、志度線に1編成だけ存在する車両。長尾線の700型に比べると角ばった感じがして、いかつく見えます。志度線に入線した800型とのアンバランス編成は見れるのか? 私的には大いに期待しております。

さて、そろそろ紅葉の季節です。紅く色づいた木々をバックに琴電を撮影に行きたいですね…

特に深い意味は…

2006年09月18日 | 泥沼より
私はバスマニアでもなく、特に愛社精神が強いわけではありませんが、“つい”買ってしまった、1/64の広電バス… 最近の電車にしろバスにしろ、全て同じに見えてしまう今日この頃… こんな味わいのある車両に“つい”食指が動いてしまいます。
でも車内をよ~く見ると、ロングシートで運転席横には自動両替器付運賃箱? ま、いっかぁ~ 特にマニアぢゃないんだし…(笑)


さ~て、何行の方向幕にしよっかなぁ…

カンタムぢゃないよ…

2006年09月14日 | 工作室から
今日は“ぼんのー”と“悪魔の囁き”との闘いでしたが、辛うじて理性が勝利しました(謎)

で、以前宣言したマロネ40キットを購入して、古の『銀河』号を再現すべく、計画が動き出しました。21世紀中には完成の予定です(笑) これで以前買った、タニカワ製のマロネ41が、やっと陽の目を見そうです。スハ44は青大将用にキープしていた車両を転用して…おっと、また妄想が(爆)


まだまだ熟成していない、“ハナタレ”キット…?


マロネ40は十数年前に、腰痛記念(?)で製作した車両があるのですが、これは『往年のあさかぜ号』と『古の九州急行』シリーズの客車として製作しました。今回はA寝台表記の最末期の姿に。

さて、年内にハコになれば御喝采!

ゴハチでダレヤメ…

2006年09月13日 | 工作室から
今日はお昼前に、歯医者の定期健診へ行ってきて帰りにハンズに寄って、衝動買いを少々…
帰宅して、何か工作しようと幾何学模様の棚を眺めていると、ふと思い出した先日の荷物車の数々。カマがまだ出来てなかったなと、レストア中の天賞堂のEF58を引っ張り出してみました。この車両は広島(ウチのクラブだけ…?)を大激震させた“あの時”に手に入れた旧製品です。ただレストアするのも芸が無いので、BONAのパーツを使って鋳鋼先台車の5号機にしてみました。
車体は昔のままなので、正面のHゴムを真鍮線で表現し、天賞堂の別売りパーツを用いて、昔の製品らしさを残しつつグレードアップを試みました…と、ここまで加工したのが昨年の春。以来手付かず…(笑)



で、今日は資料を探しつつ本を読んでいたら睡魔に襲われて、気が付いたら夕方6時。晩のおかずを作って風呂に入って、ジョカで焼酎を愉しみましたが、せっかく出したゴハチも酒の肴と相成りました。(別に食べたわけではありませんが…笑)



さて、BONAのパーツは色々と購入してますので、もう1両の天賞堂EF58に使って、これまた寮生活時代に購入したKATO製EF58を何号機に化けさせようか…私の時代設定ではPS-22装備のカマは不要になったし…この調子だと、例の如き例の如くこのまま年を越すな…(爆)


くろがね線 2

2006年09月10日 | 廊下から
『怒涛の九州編』の締めくくりは、新日鐵専用線、通称『くろがね線』です。

若松駅で門タケさまと合流し、まずは“スペースワールド”に向かいました。別に、むさくるしいオッサン2人で、観覧車に乗った訳ではないのですが、ここの駐車場のすぐ横に、貨車の留置線があるんです。画像でも判るように、いわゆる“長物車”が留置されていただけですが、その置くには派手な塗色の“検重車”が見えます。貨車をよく見ると、製造銘板や形式番号(しかも切抜き文字!)があり、通常の鉄道車両と遜色ない車両だと言えるでしょう。実は、今までトロッコ程度の貨車だと思っておりました…


形式 フタ26XX

検重車(この奥では凸型DLが入換を行っておりました。)

貨車留置線を見学した後に、沿線の撮影をするために移動したのですが、場所が中々決まらず結局、昨年ロケハンした地点に向かったのですが、場所に着くなり門タケさまの『あそこ!列車が…!』の声に、慌てて車を飛び降りて、枝光へ向かう列車を何とか撮影できました。初めて見てから18年、やっと間近に見ることが出来ました。
文献等で知ってはいたのですが、本当に無音に近い列車は、見ていて不気味です。機関車の音も、レールのジョイント音も無く、荷物を積んだ貨車の台車がきしむ音が『ギギ~ ギギ~』と…
貨物列車の最後部には、ブレーキ車も兼ねて大型DLが連結されています。この車両は、先頭のELから無線指令で制御されているので、無人運転となっているそうです。
しかし、あまりにも静かなので最初は電気式DLかと思っておりましたが、これが液体式なんですね…実は、手元に資料があったんです…気が付かなかった(汗)


枝光方面行 幌付貨車の形式は“ホタ”

こちらは、“トF60”

最後部はD704

このあと、宮田山トンネルの枝光側に移動し列車を待つ事1時間、薮蚊に刺されながらも列車を待っていると、先程とは違う電機が先頭に…何と車体には、でっかいワニの絵が、そして正面にはスペースワールドのキャラクターが描かれていました。何とも似つかわしくない車両の登場に驚きました。


トラス橋を静々と渡るE8501(形式名 85ED-1)

宮田山トンネルに向かう

最後部は先程と同じD704(形式名 70DD-3)

枝光側で列車を見送ると、即座に戸畑側の操車場に急行しましたが、途中で道に迷ってしまい、列車より後に操車場に到着してしまいました。撮影は出来ませんでしたが、D704の入換風景を見ることが出来ました。てっきり、機関士に入換係がいるのだと思いきや何と一人で作業していました。デッキに係員がいて、肩からぶら下げた箱を操作して機関車を操縦していました。そう、鉄人28号を動かすみたいな感じで…(笑)

さて、帰りの列車を撮影しようと、再び沿線に戻ると意外に早く列車がやって来たのに驚き、門タケさまの素晴らしいドライブテクニックで、列車に追いつき、更に先回りまでする事が出来ました。まぁ、列車が異様に遅かったので出来る事なんですがね(笑)


機関車を俯瞰する(パンタが1台撤去されています)

形式 ユト22XX

参考までに、機関車の諸元を文献から引用します。

☆形式 85ED-1 記号番号E8501~4
 製造年 1976年4月 三菱製
 電気方式 直流600V
 定格出力 560kW

☆形式 70DD-3 記号番号D704・705(同タイプでD701~3も存在?)
 製造年 1975年 日車製
 機関 神鋼造機DMF31SB×2

参考文献:誠文堂新光社 私鉄電気機関車ガイドブック西日本編
      日車の車両史 


山の上から俯瞰できる場所から停車中の列車を撮影し、この日の撮影は終了としました。

ここまで撮影できたのも、門タケさまの案内があったからこそです。改めて御礼申し上げます。今度は別の角度からも撮影すべく、徒歩行軍で撮影を試みたいですね。

ここが終われば、次は三井三池の忘れ形見かな…(って、本当に?)