市内電車を撮影したあと、横川駅に移動して新山口に向かう回送気動車を撮影したあと、久々に可部線に乗ってきました。そういえば、じっくりと可部線を眺めた事なかったなぁ、と思いつつ…
横川駅から755Mで可部に向かいました。乗車したのは105系新製車のグループをリニューアルした、K07編成『クハ105-21+クモハ105-21』。
車内は混みあっていましたが、運転席後で『かぶりつき』をしながら撮影場所を探してみました。改めてみると、可部線はJR線らしくない、どこかの田舎私鉄のような雰囲気が至る所に漂っていますね。何だか狭っ苦しい沿線ですが、人の匂いがプンプンしてくるようにも感じました。今日は帰りに途中下車をしながら撮影する事にしました。
K-09編成 横川
可部駅前に降り立ちましたが、駅前によくありがちな商店街等も見当たらず、古くからの住宅地に囲まれた田舎駅のような感じです。可部の街は鉄道ではなく、国道を中心に開けていますから、駅のある辺りは町外れと言った感じもしました。可部駅から廃止された区間を僅かだけ歩いてみましたが、住宅地の中を走っていたので、もう少し電車区間が延びていれば…と、思ってみました。広島市は旧河戸駅までの復活を願っていると聞きましたが、今の状況から、可部駅構内の配線を大幅に変更して、行き違いが出来る構造にする必要があるでしょうね。
加計方面から構内を望む。ホームの左側に電車用の行止り式ホームがあります。
構内外れの踏切から、廃止された加計方面を望む
分断されたレール
可部線では、ラッシュ時には4両編成で運転されますが、七軒茶屋~可部間はホームの有効長の関係で、後部1両が締切扱となります。可部駅では4両扱えるのですが、あえてこのようなホーム表示が。不思議ですね…
K-08編成
K-07編成 上八木~中島
可部線の有名な撮影ポイントといえば、やはり太田川を渡るこの橋梁でしょう。私も初めてやって来ました。ここは芸備線の玖村~下深川間と接近している事が知られていますが、撮影前に聞き覚えがあるエンジン音が聞こえて、後ろを振り向くと気動車が… ここまで近いとは知りませんでした。上八木駅から玖村駅まで鉄道で移動するのと、歩いて移動するのはどちらが早いか…『探○ナ○トス○ープ』ネタですな(笑)
K-04編成 古市橋~下祇園 阿法川橋梁横にて
実はこのポイントは以前から気になっておりました。やっと訪れる事が出来ました。ここはかなり低い位置にある橋梁で、ゴミゴミした雰囲気がいいかなと思っておりましたが、実際に行ってみると自動車の廃車が放置されていたりと、アングルに悩みました。右の架線柱を入れればバックの山の稜線が切れるし… 難しかったですね。
クハ105車内。日中でも利用者が意外と多いんです。 下祇園にて
可部線唯一となったトンネル付近にて K-08編成 三滝~横川
西陽を一瞬浴びて… K-09編成 安芸長束~三滝
ただ、乗ってみるつもりだった可部線でしたが、何とも言えない雰囲気に魅せられて、半日も居座ってしまいました。また今度、じっくりと撮影したいですね。
横川駅から755Mで可部に向かいました。乗車したのは105系新製車のグループをリニューアルした、K07編成『クハ105-21+クモハ105-21』。
車内は混みあっていましたが、運転席後で『かぶりつき』をしながら撮影場所を探してみました。改めてみると、可部線はJR線らしくない、どこかの田舎私鉄のような雰囲気が至る所に漂っていますね。何だか狭っ苦しい沿線ですが、人の匂いがプンプンしてくるようにも感じました。今日は帰りに途中下車をしながら撮影する事にしました。
K-09編成 横川
可部駅前に降り立ちましたが、駅前によくありがちな商店街等も見当たらず、古くからの住宅地に囲まれた田舎駅のような感じです。可部の街は鉄道ではなく、国道を中心に開けていますから、駅のある辺りは町外れと言った感じもしました。可部駅から廃止された区間を僅かだけ歩いてみましたが、住宅地の中を走っていたので、もう少し電車区間が延びていれば…と、思ってみました。広島市は旧河戸駅までの復活を願っていると聞きましたが、今の状況から、可部駅構内の配線を大幅に変更して、行き違いが出来る構造にする必要があるでしょうね。
加計方面から構内を望む。ホームの左側に電車用の行止り式ホームがあります。
構内外れの踏切から、廃止された加計方面を望む
分断されたレール
可部線では、ラッシュ時には4両編成で運転されますが、七軒茶屋~可部間はホームの有効長の関係で、後部1両が締切扱となります。可部駅では4両扱えるのですが、あえてこのようなホーム表示が。不思議ですね…
K-08編成
K-07編成 上八木~中島
可部線の有名な撮影ポイントといえば、やはり太田川を渡るこの橋梁でしょう。私も初めてやって来ました。ここは芸備線の玖村~下深川間と接近している事が知られていますが、撮影前に聞き覚えがあるエンジン音が聞こえて、後ろを振り向くと気動車が… ここまで近いとは知りませんでした。上八木駅から玖村駅まで鉄道で移動するのと、歩いて移動するのはどちらが早いか…『探○ナ○トス○ープ』ネタですな(笑)
K-04編成 古市橋~下祇園 阿法川橋梁横にて
実はこのポイントは以前から気になっておりました。やっと訪れる事が出来ました。ここはかなり低い位置にある橋梁で、ゴミゴミした雰囲気がいいかなと思っておりましたが、実際に行ってみると自動車の廃車が放置されていたりと、アングルに悩みました。右の架線柱を入れればバックの山の稜線が切れるし… 難しかったですね。
クハ105車内。日中でも利用者が意外と多いんです。 下祇園にて
可部線唯一となったトンネル付近にて K-08編成 三滝~横川
西陽を一瞬浴びて… K-09編成 安芸長束~三滝
ただ、乗ってみるつもりだった可部線でしたが、何とも言えない雰囲気に魅せられて、半日も居座ってしまいました。また今度、じっくりと撮影したいですね。
そういえば大田川放水路建設の為廃線となった横川~安芸長束間の旧線を見に行った事があります。自転車で数分の所に安芸長束駅があり、そこから横川までサイクリングしました。
安芸長束から少しだけ跡がありますが直に道路と放水路になります。橋を渡ってから少しだけ住宅地に飲み込まれますが、直に道路となり横川まで続きます。道路と家の境目に『工』と書かれた杭を見つけて一人喜んでました。
次は下祇園の旧三菱重工の専用線跡に行って見ようと思います。
もしかしたら私の記憶違いかも知れませんが、可部線って元々民鉄でスタートしたものが後に鉄道省に併合されたものではありませんでしたか?宇部線・小野田線も元は民鉄でしたし。
もっともそれを言い出したら山陽本線自体が出自は民鉄でしたが(笑)。
今を去ること四半世紀以上前の1980年2月、可部線の根元の区間に乗ったことがあります。沿線にある某大学を受験しに行ったのでした。おかげさまで試験は無事合格できましたが、結局併願して合格した他の大学に進学することになりました。あの頃はまだ、黄緑6号の72系が最後の活躍をしていました。
三段峡までの区間も乗ってみたかったのですが、ついにその機会を得られなかったのが残念無念であります。
今回お写真を拝見して、なんだか乗りに行きたくなってしまいました(^^);
青列車様
その通りです!可部線も元々民鉄で鉄道省に併合されています。73系に乗ると独特の油臭さがしたのが懐かしいですね。
非貫通のクハ105は、あと1本居るらしいのですが、最近はお目にかかっていません。もう工場に居るのかな? 実は、そいつの写真を今まで撮っていなかったんです。あれだけ目にしていたのに…
可部線沿線はペンギン村よりかは拓けていますが、やっぱり…(謎)
>青列車さま
私は可部線の三段峡まで乗ったのは、広島に住んで約20年の間にたった2回です。テレビ出演した時には、どこか途中から乗りましたっけ… いずれにしても、全て乗る事に専念していたので、今回の様な撮影中心で見た可部線が、やたらと新鮮に見えたのです。
>セノハチさま
私は線路付替え部分を未だに確認していないんです。今回も電車の中から目を凝らしていたのですが、気が付いたら安芸長束駅に着きました…
下祇園の三菱重工は、駅構内のすぐ隣ですよね? それっぽい位置に、保線用の留置線があったと感じましたが… 今度は各駅の構内も眺めてみようと思います。
残念ながら三菱重工はあの駅構内の隣の工場ではありません(私も最初はあれかと思いましたが・・・)。下祇園から古市橋方面に進んで、祇園小学校を過ぎた辺りから左手に分岐していたようです。確か三菱重工の跡地に大型ショッピングモールが出来るようなので、専用線跡はなくなってるかもしれません。
そういえば雨宮の軽便蒸気が客車を牽きながらヨタヨタと大田川橋梁を渡っている映像をテレビで見たことがあります。あれは可部軌道時代でしょうか?昭和3年に改軌電化してますのでかなり古い映像です。あんな映像が残っているなんてテレビ局ってすごいところですね、もっと見てみたいです。
三菱重工専用線跡ですが、一部は道路になっている
ようです。
インフォシークのWeb地図では、それらしいカーブ
を描いた道路があります。
>まろねふさま
ようこそ我が家の近所へ(笑)
安芸長束の切り替え跡は、駅上り方の水路に残って
います。
ルート変更跡もですが、戦中に廃止になった駅の跡
も気になりますね。ルート変更後の区間には安芸山
本、祇園、安、七軒屋、中八木がありました。
だから、”下”祇園、”上”八木なのですね。
>高宮今日子さま
ボロクハは102番が残っているはずですよ。
先日、可部線に乗ったら往復コイツでした(・_・
廃線跡のご教示ありがとうございます。廃止になった駅の跡は、今回全く気にしておりませんでした。
復刻版の時刻表で、駅間距離が判れば尋ねてみようかな…
私も地図で確認してみました、なんだか怪しいカーブを描く道路が・・・これは行って見なければ。航空写真でもよくわかりますね。
コメントありがとうございます。
企業として採算が見込めた事が復活のカギでしょうね。
これから復活した路線をどう生かすかが重要ですね。