まろねふの廊下からの呟き

中年オヂさんの呟き転じて、人生備忘録となる…

田舎電車を作ろう…6

2014年03月05日 | 工作室から
今回も工作ネタではなく、実物取材ネタです。

今度は直接制御器を、一番手っ取り早く取材できる場所で取材してきました!(笑)


正面から


真上から

ウチの中では製造年が古いであろう、三菱製KR-8型制御器です。鏡蓋の形状から、戦時中に行われた改造の痕跡が見当たらないので、戦後になって広島へやって来た車両のモノではないかと推測します。

ペンキを剥げば銘鈑が出てくるんだけど、さすがにそこまでは…(汗)

で、ダルマ35号さまがリクエストされたので、サイズを測ると…





高さ


ハンドルの長さ

あ… 奥行きを測るのを忘れた(爆)

さて、SM-3型制動弁と制御器の位置関係を見ると画像の通りですが、ワンマン化改造による乗務員の負担軽減による座席の取付及びワンマン関連機器取付により制動弁が進行方向に向かって右側へ移設されているので、そこを考慮しなければなりません。




今では運転台の足元を広くするため空気配管を移設しましたが、アタシが運転士になりたての頃は、ワンマン改造当時のまま配管がクランク状で露出しており、容易にオリジナルの制動弁の位置が特定できたもんです…

最後にビューゲルの考察について。

アタシが使ったYAMA模型製の物とは形状が異なりますが…



集電部から車内へ引き込む高圧引き通し線を見ると…



う~ん、見るんぢゃなかった。難しすぎる(爆)

あんまり本物に拘りすぎると工作がストップしてしまうので、適当に省略したりデフォルメしながら作業を進めましょう。


最後に、ダルマ35号さまへオマケ画像…



さて何でしょうか?