株に出会う

独自開発のテクニカル指標で株式市場の先行きを読む!

株のしこりについてー再考

2021-01-23 13:54:21 | 株に出会う
筆者が長年使用している、究極のオシレーターを中心とした株式分析ツールですが、今回のBRAINでの公表を期により精度を高められないか検討しました。

その結果、ワイルダー博士のPIVOTを先駆指標として、過去30日程度の「安値の最高値」、そして、究極のオシレーターは40%台の騙しを抜けた50-60%台、これらの指標の組み合わせによって、ほぼ、「株のしこり」の抜けが確認されることが分かりました。

もちろん、様々な株のイベントによって個別銘柄の値動きは大きな影響を受けますので、これらのパラメーター値が合致したからといって100%うまく行くはずはありませんが、恐らく70%程度の確率で、「株のしこり」がなくなったかどうかの判断ができるのではないかと思います。

一例として、4475HENNGEの昨年末からの値動きを検証してみました。

① 12月28日 PIVOT逆転。終値8050円。翌日からモニタリング開始。
② 12月29日 直近の安値の壁(12月21日の8150円の安値)を終値で突破。PIVOT逆転も継続。引けの8210円で買い。
③ 1月5日 KEEPサインが消えて引けに売り。8600円。

次にPIVOT逆転サインが出たのが1月15日。翌16日にモニタリング開始。OSCも50%を超え、終値で壁突破もしてKEEPサインも出たので引けまでに買い。引けなら8430円。20日にKEEPサインが消えたので引けで売り。8890円。

大体こんな感じになります。

これまではOSCのモーメンタム中心に、壁突破を意識しての売買手法でしたが、PIVOTでの売り・買い圧力の位置取りを見てエントリータイミングを測り、後は壁突破があり、OSCも騙しの%を突き抜けKEEPサインが付いている限りホールドという手法の有効性が確認できたところです。

安全サイドに振って勝率を上げる方法ですので、早ければ1日から2日、長くても4-5日のスイングトレードとなります。

興味ある方は、下記のBRAINのサイトをご参照下さい。購入するとOne Driveの共有ファイル(本日現在123銘柄)をダウンロードできます。その中に分析ツールの作り方や使い方ガイドなどが掲載されております。

https://brain-market.com/u/tondemo-happen/a/bczN3kDNgoTZsNWa0JXY

注∶現在Brain購入者に公開しているエクセルファイルには、PIVOTパタメータを搭載しておりませんので、予めご了承下さい。
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