ちょっと高松 改め マグマシティからこんにちは

うどん県探訪と江戸在住を経て、
2023年7月からマグマシティ・鹿児島での暮らしが始まりました。

めでたい

2024-01-31 | いろいろ

琴ノ若関が正式に大関昇進となりました

本当におめでとうございます

伝達式での口上は

大関の名に恥じぬよう

感謝の気持ちを持って相撲道に精進してまいります

というものでした

 

口上の「感謝の気持ちを持って」という言葉は、

祖父で先代の故・佐渡ヶ嶽親方(元横綱・琴櫻関)からずっと言われていたそうで、

中学、高校の先生の教えでもあったそうです。

会見では「この気持ちが一番大事」とも語っておられました。

 

また、注目された四股名についてですが、

来場所(三月場所)は「大関・琴ノ若」として土俵に上がり、

五月場所から祖父の「琴櫻」を受け継ぐ予定だそうです

琴ノ若という四股名は、父の佐渡ヶ嶽親方(元関脇・琴ノ若関)から受け継いだもの。

父が成し得なかった「大関・琴ノ若」を叶えたいという思いがあったようです

新大関・琴ノ若関のご活躍、楽しみにしています

 

そして今日は十両に昇進する力士の発表もありました

新十両はなし、再十両は4人で、

若隆景関(福島県出身・荒汐部屋)

對馬洋関(つしまなだ・長崎県出身・境川部屋)

北磻磨関(きたはりま・兵庫県出身・山響部屋)

伯桜鵬関(鳥取県出身・宮城野部屋)

皆さんおめでとうございます

三月場所が始まるのが今から楽しみです


月日貝

2024-01-30 | 食べもの

スーパーマーケットで見つけた月日貝(つきひがい)

月日貝はホタテと同じイタヤガイ科の一種で、鹿児島県の特産品のひとつ。

片方の殻は赤味を帯びた褐色、もう片方の殻は明るいクリーム色であることから、

「月と太陽(日)」に見立てて、この名前が付いたのだそうです

「バター焼用」だったので、地酒、醤油をふりかけて、バターをのせて焼いてみました

味はホタテとよく似ていて、甘みも旨みもあって、とても美味しかったです

貝殻の色が気に入ったので、食べ終わったあと、きれいに洗って乾かしました

ちょっとしたおつまみの器として使うことができそうです


相撲あれこれ

2024-01-29 | いろいろ

昨日は大相撲一月場所(東京)の千秋楽でした。

幕内最高優勝は、第73代横綱・照ノ富士関

関脇・琴ノ若関との優勝決定戦を制し、昨年五月場所以来4場所ぶり9度目の優勝となりました

照ノ富士関が一月場所を優勝したのは今回が初めてで、これで全6場所制覇となりました。

これは年6場所制が定着した1958年以降、史上11人目の全場所制覇だそうです

本当におめでとうございます

 

序盤戦の相撲を見て、個人的には15日間大丈夫かしら…と心配もしていたのですが、

徐々に安定感が増していき、千秋楽の結びの一番、その後の優勝決定戦では、

地力の差を見せつけた相撲となりました。やはり横綱は強かったです

 

恒例の三賞(横綱・大関以外の成績優秀な幕内力士に贈られるもので、殊勲賞、技能賞、敢闘賞の3つの賞の総称)は、

殊勲賞:若元春関(初)

技能賞:琴ノ若関(初)

敢闘賞:大の里関(初)

本当におめでとうございます

 

今回初の技能賞受賞となった琴ノ若関。

大関昇進を諮る臨時理事会が明後日開催される予定で、大関昇進が確実とみられています

決定戦直後の技能賞受賞インタビューでの悔しそうな表情が強く印象に残っています。

間違いなくこれからもっと強くなるそんな期待がふくらむ大関の誕生となりそうです

 

今場所もあっという間の15日間

次の大相撲三月場所(大阪)は、3月10日(日)から、番付発表は2月26日(月)の予定です 


鶏たたき

2024-01-26 | 食べもの

スーパーマーケットで買ってきた、鶏のたたき

鹿児島では「鶏のたたき」や「鶏刺し」が当たり前のようにお店に並んでいます。

添付されていたタレと生姜でいただきました焼酎によく合います

 

鶏肉を生で食べるという文化は、鹿児島県と宮崎県の一部でしかみられない独特のものだそうです。

いつ頃から始まったものか定かではないようですが、江戸時代の郷土資料には、

行事のときに家で飼っていた鶏をつぶし、ササミのお刺身を食べていたという記述があるようです。

 

この食文化を守るため、鹿児島県と宮崎県は独自に厳格な衛生基準を設けていて、

食鶏処理場から加工業者、飲食店に至るまで、この基準が徹底されているのだそうです。

美味しくて安全な生食用の鶏肉が身近で手に入るのは、こうした皆さんの努力のおかげなんですね

 

私が東京に住んでいた頃、食品衛生責任者の養成講習会で、

「鶏肉のカンピロバクターによる食中毒がいかに怖いものか」というお話を伺いました。

先生の実体験も交えたそのお話はなかなか衝撃的なもので、強く印象に残っていますし、

これ以降は自宅で鶏肉を料理するときにも、かなり気をつけるようになりました。

 

そんなことがあったので、鹿児島に来てしばらく経っても鶏の生食については慎重でした。

生食について自分なりにいろいろと調べた上で、体調の良さそうな日を選び、

よし食べようとなるまでに、実は半年ほどかかっています

 

よく行くスーパーマーケットの鶏刺しコーナーには、

「高齢の方や体調がすぐれない方は食べるのを控えてください」という旨の注意書きがあります。

旅行などで来県される方にはぜひ体験していただきたい珍しい食文化ではありますが、

その際はご自身の体調と相談してから食べることをおすすめします