ちょっと高松

うどん県&マグマシティの探訪記と日々の暮らし。

西表島~その4

2014-01-31 | 沖縄の旅

前回のつづきです。

カヌー&トレッキングの後は、ドライブへ

お天気もすっかり良くなり展望台で一休み

前日は見通しが悪かった浦内川の河口付近もこのとおり

西表島でもルートビア

地元の商店(西表島にコンビニはありません)で買ったかまぼこです。石垣島のお店のものでした。

これがとても美味しくてこの後、石垣島でもまた買って食べました

さて、今回の目的地は由布島(ゆぶじま)です(島の歴史についてはこちらをご覧ください)

周囲約2kmしかないこの島。島全体が亜熱帯植物園になっています。

西表島と由布島の間の海は、満潮時でも潮位が1m程にしかならないそうです。

観光用の移動手段として水牛車がありますが、潮位が低い時は徒歩でも渡れるそうです。

私たちが行った時も徒歩で渡ることができそうでしたが、せっかくなので水牛車に乗って、のんびりと島へ向かいました。

目指すは向こう岸に見える島です

水牛車のおじさんは、三線を弾きながら唄ってくれました

さて、島に到着。こちらは由布島から見た西表島です。

島に着いたら、こんなにたくさん水牛がいました。今日はお仕事がお休みだったのかな~。 

島内をゆっくりとお散歩 

この木は三線の棹にも使われる「リュウキュウコクタン」です。

それにしても、本当にお天気が回復してよかったです

こちらは、メディニラ・マグニフィカという植物だそうです 

こちらは、バナナの木 

蝶々園(ビニールハウス)の中には、オオゴマダラがヒラヒラと幼虫や黄金色のサナギも見ることができました。

蝶々園の外にも、リュウキュウアサギマダラがヒラヒラと 

ここは日本と思ってしまうような、南国の雰囲気たっぷりの道でした。 

ここにいるのは…あのカマイ(リュウキュウイノシシ)ではないですか 

しかし、なぜこんな姿もしかして、重なりながら寝ていたんでしょうかねぇ 

西表島へ戻る頃には、さらに潮が引いていました。

閉園時間ぎりぎりまで由布島にいた私たち。

再び水牛車に乗って、西表島に着く頃には・・・。 

由布島でお仕事をされていた皆さんが、徒歩で西表島へ戻っておられました 

(つづく…)

 


西表島~その3

2014-01-30 | 沖縄の旅

前回のつづきです。

2日目の朝は、ホテルの朝食から始まりました

ブッフェ形式の朝食で、お店のオススメとして紹介されていたのが黒糖フレンチトースト

これがとても美味しくて次の日も真っ先にこれを取りに行きました

食後はホテルの周辺を少しお散歩入り口には注連縄

一昨年12月の沖縄旅行の時にも空港で注連縄を見ましたが、やはりここにも炭

こちらはホテル前のビーチ

予報はでしたが、時折晴れ間も見えて、お天気は回復気味でした 

この日は8時半にホテルを出発し、カヌー&トレッキングの半日ツアーへ出かけました。

スタート地点は、船浦というところにある海中道路。目指すは沖縄県下最大の落差をほこる、ピナイサーラの滝。

この写真にもよ~く見ると、目指す滝が写っています(中央の太い柵から左に2本目と3本目の間のところ)

こちらが海中道路。

滝へ行く道路はないので、カヌーで上流の行けるところまで行って、その後は徒歩で向かいます。

朝はスタート地点から山側の写真を撮りそびれたので、夕方もう一度通りがかった時に撮りました 

ここからずっと2人乗りのカヌーを漕いで、滝に近い上流へ向かいました。

この写真だと穏やかに見えますが、スタート地点はとても風が強くて、慣れないカヌーを漕ぐのは大変でした

マングローブ林の間は、先程までの強い風が全くなく、のんびり景色を楽しみながら進むことができました。

しばらくしてカヌーを降りて、トレッキング開始です

ジャングルの中を探検している気分でしたね~。

前の晩にすき焼きで食べたヒカゲヘゴが生えていました

最後は急な岩などを上りながら、15分程で滝に到着しました 

ピナイサーラとは「ピナイ=ひげ」、「サーラ=~のような」という意味だそうです。

白いひげを生やした水の神が座するといわれる聖地なんだそうです。 

この滝の落差は55m近づくと、かなり迫力がありました。

滝の下にあったこの岩なんですが…。

イノシシに見えたのは私だけ(前の晩に美味しくいただきましたけど) 

最初は私たちだけしかいなかったので、のんびりと滝を眺めたり、写真を撮ったりして滝を存分に堪能しました。

しばらくすると、他のツアーの方々が増えてきたので、戻ることにしました。 

帰りも当然カヌーで戻ります。行きでだいぶコツをつかんだので、帰りはラクラクでした

マングローブを抜けて河口に向かう時も、強風に負けることなく、ガイドさんも驚きのスピードでスタート地点に戻ることができました

朝から気持ちよく体を動かすことができたアクティビティー

前日と比べたらお天気もかなり回復し、とても楽しい時間を過ごすことができました

次回は夏に行って、滝つぼで泳いでみたいですね

(つづく…)


西表島~その2

2014-01-29 | 沖縄の旅

前回のつづきです。

ホテルでチェックインを済ませ、予約していたレンタカーを借りに行きました。

西表島は、沖縄本島に次いで県内で2番目に大きな島やはり車があると便利です

手続きを終え、15時半頃から島内をちょっとドライブ

島の主要な道路は、県道215号線という島の西部と東部を結ぶ(島の周囲をほぼ半周する)幹線道路のみです。

こちらは竹富町子午線ふれあい館にある、子午線モニュメント

この場所は、東経123度45分6.789秒なのだそうです。

ここは西表島最大(県下最大)の浦内川の河口付近

一帯にはマングローブ林が広がっています。

こちらは大見謝(おおみじゃ)ロードパーク

ここには、マングローブ林の中を歩ける遊歩道があるんです

ここをお散歩する頃には雨も上がり、空も少し明るくなっていました。

翌日はカヌー&トレッキングを予定していたので、お天気が良くなってきてホッとしました

 

ドライブを終え、ホテルに戻って夕食です。

この日は「カマイのすき焼き」

カマイとは「リュウキュウイノシシ」のことです。

この時期のみいただける、希少な食材とのことでした

まずは、オリオンビールで乾杯

豆腐よう、ミミガーの和え物、大根のドラゴンフルーツ漬け、クーブイリチー

そして、すき焼きの食材

すき焼きに「もずく」

意外でしたが、これがとても美味しかったんです我が家でも採用決定

こちらは「カマイ」と「ヒカゲヘゴ」の説明書き。

こちらがその「ヒカゲヘゴ」。

もとはこんな植物なんですよ

味は淡白で少しぬめりがあって、食感はサクサクしていましたね。

カマイの肉は思っていたよりクセがなく、あっさりとしていて美味しかったです

初日から美味しいものをたくさんいただきました

さらにデザートドラゴンフルーツ、パイナップル、黒糖のアイスでした

食後に売店へ寄ったら、西表島の手作りアイスがありましたしかも、泡盛

泡盛は八重泉を使っているんだそうです。これが本当に美味しくてかなり気に入りました

早朝から移動が続き、さすがに疲れましたが、美味しいものにたくさん出会えて、大満足の1日でした

(つづく…)


西表島~その1

2014-01-28 | 沖縄の旅

さて、ようやく写真の整理も終わったので、西表島・石垣島の旅の話をしたいと思います。

1月3日、初日は東京から西表島まで南西へ約2,100kmの大移動です。

早朝6時半頃の便で羽田空港を出発し、まずは石垣空港へ

たまたま右側の座席に座れたので、富士山がきれいに見えました

直行便だったので、10時頃には石垣島へ到着

石垣空港は「南ぬ島(ぱいぬしま) 石垣空港」という愛称で、昨年3月7日に開港しました。

西表島には空港がないので、石垣港まで移動して、そこから船で向かうことになります。

 

新空港の見学は帰りにすることにして、石垣港の離島ターミナルへ向かうため、バスに乗車しました

離島ターミナルのバス停までの所要時間は約40分。

旧石垣空港と比べると、石垣市の中心部や港からちょっと遠くなってしまったんですよね~。

バスではドライバーさんに「特典カードをください」と言って、これをもらいました。

私が乗船予定だった船は、このカードを提示すると260円(空港~港間のバス代金の半額分)割引になるんですよ~

バスの中から船会社のHPをチェックし、乗船予定の上原港行きが「通常運航」であることを確認しました

 

石垣島と船で結ばれている西表島の港は、北側の上原港と南側の大原港の2つ(地図はこちら)。

所要時間は、上原港まで約45分、大原港までは約40分。

今回私たちが宿泊したホテルに近い港は上原港だったので、当然そこを目指していたわけですが…。

実は12月中は2週間程、その上原港行きの高速船がずっと欠航だったんです

この時期は波が高いので、よく欠航になるんだそうです。

欠航の場合は、南側の大原港へ向かい、そこからバスに40分程乗ることになります。

羽田から飛行機で約3時間半、バスに乗ること40分、そして高速船…。

短い方がいいに決まってます上原港行き、動いてくれて本当によかった

後でホテルの方に伺ったら、お正月の三が日は奇跡的に上原港の船が運航したんだそうです。

 

離島ターミナルに到着し、カウンターで事前に予約していたチケットを受け取りました。

予報ではイマイチなお天気

 

高速船の出発まで1時間半程あったので、コインロッカーに荷物を預け、お散歩&ランチに出かけました

写真スポット730(ナナサンマル)交差点

1972年5月15日に返還された沖縄ですが、その後しばらくは車両通行がアメリカ式の右側のままでした。

そして1978年7月30日に沖縄県内全域で日本本土と同じ左側通行に移行しました。

これを記念してこの交差点に記念碑が建てられたのだそうです。

こちらは恒例のご当地マンホール

石垣市の花、サキシマツツジがデザインされていました

 

さて、4年半ぶりの石垣島なんですが、3が日ということでまだお休みのお店もあって…。

どこで食べるか迷いながらお散歩していたのですが、結局4年半前と同じお店でランチとなりました

夫はソーキそばセット。

私は味噌そばにしました

食後は離島ターミナルに戻って、待合室で一休み。

売店でパッションフルーツのフローズンヨーグルトを買って食べました

さっぱりしていて美味しかったですね~

 

さて、西表島へ向けて出発です。

石垣島に着いた頃から小雨がぱらついていたのですが、乗船する頃には本降りになってしまいました

高速船、結構揺れましたね~。

でも高速船で離島へ行くというのは、高松の頃を思い出してとても懐かしくもありました

西表島に到着しても、まだ少しでした。

上原港の待合室では、ピカリャーのパネルがお出迎え

竹富町のマスコットキャラクターで、イリオモテヤマネコです

お腹のところには竹富町の島々が描かれています(プロフィールはこちら)。

くまモンが優勝、バリィさんが準優勝した「ゆるキャラグランプリ2011」で、ピカリャーは30位に入ったんですよ~

港からは送迎バスでホテルへ向かいました。ホテルに到着したのは14時半過ぎ。

4時半起床で、東京から一気に西表島まで来たので「やっと着いた~」という感じでした

(つづく…)


両国へ~その3

2014-01-27 | イベント

前回のつづきです。

全ての取組が終わって、聡ノ富士の弓取式。

昨年見た時より進化しているような気がしましたね~

終わると館内ではお片付けが始まります。土俵もこのとおり。

相撲甚句が聴きたくて、1階ロビーへ移動しました。

今回唄われた甚句の歌詞カードをいただきました

相撲健康体操甚句偶然にも、相撲健康体操の手拭いを今回売店で買っていたんですよ。

帰宅して歌詞と手拭いを見比べて、内容がよくわかりました

それにしても、相撲で行う股割りはすごいですよね…。

売店では他にもこんなものを買いました。

大入袋そして、絵番付

国技館名物の焼鳥は、今回は自宅に持ち帰って食べました。

冷めても美味しくいただけますが、温めたらより美味しかったです

 

さて、最後に「これから初めて相撲観戦に行きたいな~」という方におすすめのものをご紹介します

館内には「大相撲 満喫入門」という冊子が置いてあります(左は日本語、右は英語で、ともに無料)

本場所の時間割、楽しみ方、相撲の歴史、所作、食に関する内容がわかりやすくまとまっています。

(英語版は国技館のガイドと本場所の時間割のみなので、日本語の方が内容が充実してますね。)

観戦にいらっしゃる方は、初めにこれを入手するといいと思います

 

それから今回、私が国技館へ向かう電車の中で読むために、直前に駅の本屋さんで買った本がこちら。

昨年出版された本の続編で、今月出版された新刊です

関取へのインタビュー、高見盛引退断髪式、行司さんへの密着取材、玉ノ井部屋と友綱部屋のちゃんこレシピなどなど…。

読みやすい本ですし、これを読むともっと面白く相撲が観られるかな~と思います

ちなみに私はこれを読んでから行ったので、取組前に遠藤関が使っていたタオルを見て「本当にピンクだ」と思いました(遠藤関はピンク色が好きなんだそうです・笑)。

 

というわけで、今回の大相撲観戦記はこれでおしまいです

国技館での次の大相撲は5月場所

優勝商品のひとつである(日仏友好杯の副賞としてフランス大使館から贈られる)ピエール・エルメのビッグマカロン(直径41cm、高さ23cmあるらしい)を一度は生で見てみたいんですけどね。

今年の5月場所の千秋楽は、大事な記念式典と日程が重なっているので行けません

千秋楽は無理でも、日程を調整してまた5月に観戦に行きたいと思います