桜開花 粛々と 自然のルール

あちらこちらので桜の開花がニュースとなっている

野の花たちは季節が来れば数日の差で毎年花開きます。桜開花がニュースで一番に報じられる。それこそ平和な安全な国です。大臣が日本は法治国家ですと発言していましたが、少なくとも７０年は法治国家であったと思います。この様な発言をすることが不思議でならない。

ソメイヨシノ

大半の蕾はこの状態です。枝の先では５輪ほどは花開いています。見上げてもレンズで確認しないとわかりません。これを開花と言うには無理があります。蕾の数は無慮数千あるのに、大半の意見が開いていないと言うに開花と称するは無法国家と同じことになりはしないか？

昨日は斑入りアオキの花を紹介しました。花の径は５ミリ程度です。それが群がるように咲き競えば満開すと言えます。今日のアオキは普通（あちこちで見られる）の花です。これも小さな花。

思いのままに咲く椿、赤い花と斑入りの花が呉越同舟、これも自然です。おのれの考えに和するを称賛し、ことなればひなん？これでは「思いのまま」は自分勝手な花になってしまう。

近くに鬼椿？大変大きな椿の花が咲くらしい。一二厘しか蕾がない。咲くのを待つ楽しみがある。大きな椿と言えば「肥後椿」径は１２センチある。この椿は…です。

この枝の近くでも数厘開いている。頭上１０数メートル上でです。

山のあなたの　空遠く　「幸」住むと人のいふ　　

噫、われひとと尋ゆきて涙さしぐみかえりきぬ

山のあなたになお遠く

「幸」住むと人の言う

ブッセの言葉を借りました。