goo blog サービス終了のお知らせ 

YUKARI note

大好きな建築をしながら過ごす日々

伊丹十三ちっく、希望。

2010-11-11 | 建築
今日は、朝から、『Hi milk』をおともに、家具図の作成です。
(写真にうっかり、写ったので、白状しました。)



こういったフリーハンドで、姿図を描くときに、目指している完成図は、伊丹十三さんのようなイラストです。
見ていてわくわくする。でも、とても細かく、分かりやすい。
軽くスケッチした様でいて、実は、絵として完成度の高いイラスト。・・・・やはり、描けません 

時代の流れと共に、打合せ図面が、CAD図に代わった頃は、とても味気のないものを感じました。
確かに、CADは便利です。CAD図は、きれいです。でも、所詮は、機械の描いたものなのです。

その点、ドラフターで書いた手書き図面は、力の入った所は、紙が黒く汚れたり、とても悩んで、何度も描き直して、
考えて、考えて、この図面が出来上がったのだなという事がよくわかります。見る人にも、自然と情熱が伝わります。

でも、やはり、お施主さまが、CAD図に慣れている今、手書き図面でPLANを提出すると、
(この人もしかして、CAD使えないのでは・・。)と変な不安を与えてしまうかもと思ってしまうのです。

なので、余計に、伊丹十三さんの様な、格好いいイラストが描けたらなぁ・・・と思います。