先週返却をした図書館の本。
この食堂のおばちゃんシリーズ、先日行った紀伊国屋書店さんで最新刊「おむすび縁結び」が並んでいて、なんだか面白そうと手に取ると、なんと15巻目!これは全部買うにはとなり、まずは2冊を図書館でお借りすることに。
昭和の40年代の洋食屋さんのお話です。昭和生まれの私の子どもの頃も、どこかそんな感じだったなとか、この頃はまだ生まれてないや、とか、父母の歳に置き換えてみたりしながら、楽しく読みました。人との距離感もいい意味で近くて、少し面倒な時もあるけれども、今となっては、懐かしく少し恋しくもある人と人とのお付き合い。美味しそうなごはんももちろん登場。今では当たり前の洋食の登場初期のキラキラ感。カレーやエビフライ、ハンバーグの日が、とても嬉しかった子どもの頃を思い出します。しかも、レシピつき。
今読んでいる本。
最近、産直のお野菜の美味しさにハマり、お野菜おかずにハマっています。そこへタイミングよく「野菜のレシピ事典」おススメです。こっちは、本を購入予定です。くいしい坊なので、少しでも美味しいものを食べたい私。笑。いろんなお野菜のいろんな料理が載っています。どれも、簡単に作れるものばかりで、嬉しい限りです。
と、我が家の彼。9歳と4か月になるのですが、昨年の秋頃から、カリカリフードがどうも食べづらそうで、あまりお腹の空いていない時や気分ののらない時は、二口くらいで、食べなくなります。で、色々とごはんを作っていたのですが、やはり栄養が偏るのか、体重が減ってきてしまい、少しやせ気味になってきたので、本を借りて作ってみることに。
彼の好きなものは鰆。体調が悪い時にも、鰆だけは、食べてくれます。確かに、美味しいよな、鰆。お肉も好きですが、どちらかと言えば、お魚の方が好きな感じです。(彼から聞いたことはないので、本当の所は定かではありませんが。笑)
大満足頂いたようで、ごはんの後の抱っこが終わるとほぼ同時に爆睡です。笑
こちらの「はじめての犬ごはん教科書」もとてもわかりやすくて、おすすめです。食材を色分けしていて、赤・黄・白・黒茶・緑の5色で、それぞれの割合がひとつの目安になっているレシピは、わかりやすく、バランスもとりやすそうです。同じ作者さんの別シリーズ「老犬ごはんの教科書」を購入予定です。思っていたよりも、たくさん食べられるのに驚きです。これで、体重が9㎏台に戻ればまずは成功かなと。しばらく、頑張ります。犬は7歳からシニアとなるので、体重キープは免疫力にも繋がるかなと思い、色々と御歳を召してくると、人と一緒で、若い時のように、量も食べられなくなってきたりするので、手作りごはんでも、きちんと栄養管理しなくてはと。
最後に、井上荒野さんの「ホットプレートと震度四」こちらは、短編集。本屋さんでタイトルが気になっていて、その数日後に図書館の新刊の棚に並んでいるのを発見。本当に、図書館に感謝です。3編まで読んだのですが、私は好きな一冊です。以前図書館で、「小説家の一日」という本を見かけた記憶があります。次回は、そちらを借りてみようかなと思います。あとInstagramで見かけ気になっていた「キャベツ炒めに捧ぐ」も、井上さんの作品でしたので、そちらもまた。しばらく、作品を追いかけそうです。
どんな方なのかを検索してみると、お父様も小説家(すでに他界されていますが)。一冊の本を巡ってのインタビュー記事が出てきたので、読んでみました。あ…あの映画作品(話題になっていたので)原作者の方だったのかと、繋がりました。「小説家の一日」の帯には、「短編の名手」との表現もあるので、今回の本を読んで、なるほどととても納得した次第です。
短編集は何といっても、スキマ時間で読んで、一遍で一度本を閉じることもできるというのが、頼もしいです。本を読んでいて、どうしても先が気になるとなると、ほら、なかなか本を閉じられないので、ほら、いろんなところに支障をきたしてしまう事もあるので。笑。
と、来週には、一週間の時間差で回ってくるようにと予約していたつもりの小説が二冊、同時に届くことになり、今から、その二冊が二週間で読み終わるかどうかが、不安なわたくしです…。今から、井上さんの本、読了する予定です。結局、短編集のメリットいかせてないな。笑。