マンタンの便り

大自然を愛し、神奈川県より北海道鹿部町に移住、北の大地での日々

箱館奉行所

2010年09月03日 | Weblog
  箱館奉行所は1864年(元治元年)幕府の北辺防備の拠点五稜郭内に竣工
    本庁舎は2,700㎡の壮麗な和風建築

    1868年(明治元年)戊辰戦争最後の舞台となり
    旧幕軍降伏後の1871年(明治4年)解体、地上に存在した期間は僅か7年

    140年後の今年、当時の工法・材料を可能な限り活用、1/3の規模を部分復元
    幕末・明治維新のピンと張りつめた時代の空気を感じとれる貴重な歴史遺産の空間・・・
                                          (公式ウェブサイトより)


 

  2006年に復元工事を着工、2010年7月29日から公開をスタートしました




 

  四之間、参之間、弐之間、壹之間と4つの部屋がそれぞれ4枚の無地のふすまで仕切られています
    畳数はそれぞれ15、21、18、18で合計72畳




 

  左手(廊下)




 

  右手(庭)




 

  天井裏の構造も公開されています




 

  中庭




 

  釘隠し
    柱などに打った釘を隠す化粧金具




 

  五稜郭の最終設計図の1枚とされる図面
    我が国最初の西洋式城塞、星形五角形の外観から五稜郭と呼ばれています