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フウラン マンポウ(漫歩)・風蘭と友達、旅と花

カメラ大好き人間の拘りの画像の発信集。

老鴉柿・の枝性 07.11-(6)

2007年11月14日 | 老鴉柿
  老鴉柿の枝性。

枝性の画像比較をしてみた。

果実が良くて枝性も良い品種が理想だが、探したくても売っているお店が殆ど無い。
我が近郊はローヤ柿の産地からかなり遠いせいか、古い一般的な品種か又は、実生種の
選外品(一般流通にのる品とか・売店用とか云う 名なしの品種)が殆どだ。

(名前付きは「都紅」のみにてこれは格段に値が高かった、過去形になったのは、今年
の秋の植木市では半値以下と安くなっていたのでビックリした、木高30~70センチ
前後で実が鈴なりの物が3~5千円程度でイッパイ売られていたのだ。今初夏同じような
物を12、6千円で2鉢買ってしまったのは何だったか 。)


老鴉柿・盆栽に挑戦(17)
盆栽用に。盆栽用にと好みの果実を探していたがなかなか見つからない、仕方なくソコソコ
にて妥協したら 今度は枝性が悪い。 うまくいかないものだ。

画像①の品種は、枝性が良い。 枝先細く節間短く、密に枝を吹いている。ヤヤ姫性の
特質を持った品種だ。 この品種であれば、勝手に枝が仕上がる。
しかし、残念ながらこの果実は あまり好きになれない。

画像②の品種は、枝性が粗い。芽吹きが難しそう、大型盆栽か又は、実物鉢植えにしか
適さない。しかし、この果実の綺麗さは 探してもなかなか出会えないものなので、捨て
られない。 適さないものに挑戦すると、手間が掛かってクタビレルから、毎年・枯らさ
ない限り永久にクタビレルから遣りたくない。 実物鉢植えにしたいと思っている。

画像④は、「都紅」と云う盆栽向きで有名な品種と、我が好みの果実の「名無し」品種と
並べて置き、比べてみた。(「都紅」の果実はもう少し大きい。初夏、長さ50センチ~80
センチくらいの太根を3本程大きく詰め 小さな鉢に無理やり押し込み植え替えたので、
果実は1回り小さくなっている、比較には考慮必要)
有名品種だけあって、葉はやや小さい、枝は 節間隔が短く細く出る。
個人的には、果実の好みがいまひとつであるが、客観的に見るとソコソコ良さそうな品種
と思っている。

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                4枚画像です。
    マウスオン後の2枚目画像を左クリックで3枚目画像、更にその
    3枚目画像をWクリックすることで、4枚目画像が現れます。




老鴉柿・果実の幻想 07.11-(5)

2007年11月09日 | 老鴉柿
  老鴉柿、お好みの品種?が見つかった。

正確には妥協した。
我が 好み度の評価点数では、100点満点のところ 90点以上は欲しが、これは
70点くらい。
前回投稿した品種は総合評価Aとしたが、これは形状や色艶は良いが、果実が小さ
すぎる(長いところ1、6~1、8センチ)・萼もやや小さいので70点)

今回の画像分は、今までの同点での最高点だ。
気に入っているのは、実の形状・色艶・実の大きさだ。
実の大きさは、中実の大くらい(長いところ 2、6~2、8センチ)。

気になるのが、実が生った時 何処か(1・2割)の実に小さな油滴斑が見られる。
何れの品種も不明なのが実持の良さだ。

欲張りだが、通常の果実形状4・5品種程と特殊形状2品種程はほしいと思っている。

老鴉柿・盆栽に挑戦(16)
盆栽用に。盆栽用にと好みの果実を探していたがソコソコの品種しか見つかっていない。
盆栽用とは、葉が小さくて、枝性は、細く横に広がり且つ、密に出ることだ。
従って、最低限この条件をクリアーした品種にて、お気に入りの果実を選ばなくては
ならないので、単なる果実だけをターゲットとしても、ソコソコの品種しか見つかって
いない現状、盆栽用には条件が厳しすぎて不可能かもと思い出した次第。

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                4枚画像です。
    マウスオン後の2枚目画像を左クリックで3枚目画像、更にその
    3枚目画像をWクリックすることで、4枚目画像が現れます。


私には山歩きの途中、ローヤ柿についてアドバイスをくれる方がいる、遠くからやって
来る方で滅多に出会えないが、知っている人からはプロ顔負けの盆栽の先生とかローヤ柿
の先生と云われている。
最近この方とお会いし、私の近況報告をした。盆栽用にと、とりあえず綺麗で自分好みの
果実の品種を探していることを話たら、「果実に拘るなんて 考え過ぎだと言われた」
「果実なんてどれも皆同じ様な物だから適当でよい、むしろ木性の良い品種に拘るぶべき
だと言われた。・・・・?。
一方、この方は果実にトコトン拘って、今まで見たことも無いような綺麗な実の品種を
多く持っているという噂もチラホラ有る。
どちらが本心か?。 拘りを実現できた余裕か?。 真意が知りたいものだ。
















老鴉柿・萼片の形状 07.11-(4)

2007年11月07日 | 老鴉柿
  老鴉柿の場合は 萼が大きくて雄大なので芸をする。
          帽子をまとった可愛い柿である。


自分好みに合った、お気に入りの萼片を選ぶと良い。
(萼片は、画像の種類よりまだ多く存在するが、画像入手が出来ていないだけである。)

萼(萼片)の形状は、品種により色々な形がある(品種決定の大きな特質)、 更には、
1本の木でも多少変化がある。
どの形状が多数を占め、この木の本質かを見極める為には、5個や10個程度生っている木
では判断を誤る可能性があるので、 果実の数は最低20個以上は生っていてほしい。

我が個人の好みの勝手な見解だが。
果実に対する、萼(萼片)と結果枝の調和するところが老鴉柿の魅力だと思っている。
萼は小さいよりは 大きく先端に力のある形状が雄大感があり好きだ。(水平よりやや上に
伸び 先の方だけ跳ね上がるか又は上がったのが下がる、鷲が羽を広げたような形状)
結果枝は、長く2センチ以上はほしい、果実が小枝間をすり抜け吊り下がるような柔軟性
があれば、優雅さが強調される。

老鴉柿・盆栽に挑戦(15)
盆栽用に、優雅な萼形状の果実を探している。
探すうえで、実と萼とは一体芸術でありどちらが優先とかはない。次に重要なのが結果枝
となる。長くて 果実が吊り下がる様が好きだ。
盆栽とは、ミクロの芸術の集合体であるから。果実が沢山生って豪華に見えることも必要
だが、果実のたった1個だけを見ても、他の花物と勝負出来る優美さがなければいけない。
 これが盆栽用の理想だと思っている。
       画像は萼だけに注目して見てください。№1~5は、大きくて好みのタイプである。
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1、やや大きが、果実に対してはやや小さく残念。総合評価A。
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                  nono 様のソース借用、いつもありがとうございます。


老鴉柿・実の形状 07.11-(3)

2007年11月05日 | 老鴉柿
  老鴉柿の果実の形状。

老鴉柿・盆栽に挑戦(14)
盆栽用に、どのような果実の形状が、我が好みかジックリ見極めている。
色艶に始まり、大きさ・形状・萼の形・実持ちの良さ、この5つの条件には夫々特別の
拘りがあり、容易に妥協出来ない。 どれかは満足するが他が不満にて、5つの条件が
揃う品種にはまだ出合っていない。 従って、我が好みの品種は存在しないのではないか
と思うようにさえなってきた。

ローヤ柿実の形状は、上下扁平形から真丸形、細長、下ぶくれ形、瓢箪型まで色々ある。
(大きさでは、多くは1、6~3、5センチくらい →実生りが少ないとまだ大きくなる)

更には1本の木でも種子の発達具合で形の異なるのが生る。
これは、完全結実果、不完全結実果(親子兄弟等近縁すぎて子孫繁栄には相性が悪い受粉果)
、単偽結果(受粉なし果で、子房はあるが種子がない)による種子の発達具合で大きさが
異なる、及び果実1個中の種子が均等に成長していない場合は歪果となる、からである。

全貌も何も解らないまま買っていたら沢山品種があってキリがない、盆栽用には多くは
必要ない。 コレクションもするつもりもない、枯れるのを覚悟で行うテスト用には
ソコソコ数が必要だが。

テストといえども、幾つかの難関をパスさせるには軽く十年以上の年月がかかる。テスト
で運良く全ての難関をパスすると立派な盆栽用素材となるので、テスト用といえども
好きなタイプを入手しそれをテスト用種木としたい。

形状は、普通の山柿の形から 珍しい瓢箪型まである。 個人の好みでターゲットを決めれば良い。
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                4枚画像です。
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老鴉柿・両性種 07.11-(2)

2007年11月03日 | 老鴉柿
  この品種は、1本の木で雌花・雄花両方の花を咲かせる両性種である。

ソコソコ 古い品種だが、画像のように実生りが多いので、雌花の方が雄花より多く咲く
優良品種と思っている。

老鴉柿・盆栽に挑戦(13)
盆栽用に、果実を、より容易に且つ、より多く付ける品種を探している。
多く付け過ぎれば間引いたら良いだけで、付き足らないのは困る。
ローヤ柿は雌雄異株種なので多く実を付けさせる為には、通常邪魔なだけの雄木が必要となる。
完全結実にて、年明けの1月又は、欲を言えば2月末頃まで果実が落下せずに1個~3個程度
残っているような実持ちの良い品種が希望だ。

雌・雄株の開花時期がうまく合ってくれない場合を考えると、早咲き・中間・遅咲き等
の種類がそれぞれ何鉢か必要となるはずだ。

果実関係では、別種を近くに植えておくと実が落下し難いと言われている程で、両性種で
あっても自分自身の交配結実は不完全結実にて実は生るものの、長持ちする完全結実には
疑問が残る。 従って、雄木保有が1鉢少なくて済むと云うのが利点と考えている。

この両性種、果実色彩特に良し・枝性特に良し、で盆栽には良さそうだが、詳しく見ていくと
我が好みの盆栽向きでない。
好みからすると、葉の大きさに対し果実がかなり小さく、葉に隠れて果実が殆ど見えない。
雄花が一杯咲いた後の花軸の処理も、放置すると見苦しいのでかなりの手間だ、等。
 大きな欠点もある。

盆栽として小さな鉢に植えてやると葉は小さくなり理想的な大きさとなりそうだが
その分
果実も一回り小さくなるので、より嬉しくない。

落葉期に入り葉が無くなると、実だけが残り問題なく最良の品種と思えるだろうが。
ローヤ柿盆栽は、実が生ったばかりの青いうちから 晩秋の真っ赤に濃く色付くまでの色の
変化の過程も観賞出来るのが理想だと思っている。従って葉は小さいほうが良い。
(画像は、果実が葉に隠れ見えにくいのでやや下から見上げるように撮影した)更に
萼も小さい、等の欠点もある。 
我が好みの盆栽用には、準本命的位置付けだ。

   実の形状は、やや長い・やや丸い・ごく小さい等が生る
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                4枚画像です。
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