フウラン マンポウ(漫歩)・風蘭と友達、旅と花

カメラ大好き人間の拘りの画像の発信集。

もみじ苗(ミニ紅葉)

2006年12月08日 | ◇もみじ・栽培記録
 もみじ苗 です。

ツクバネ栽培の宿主用にと集めたもの、ようやく色付いて綺麗になってきた。

もみじ栽培はややこしい。
我が趣味の盆栽や、メインであるフウラン観賞はミクロの世界であるのに対し、モミジの世界は
マクロ的である、遠くから眺めたり又は周囲全体との調和なので、少々葉がボロボロでも
遠くて見えないので誰も気にしない世界だ。 要は好みの問題だ。

この感覚の違いに戸惑い、まだうまく頭が切り替えられない。

元来、秋の紅葉を楽しむものだが。これは秋口からの最高・最低気温の温度差が大きいのと
冷え込みが必要等の環境条件が揃わないと本当の色が出ないので我が家での栽培は無理である。
景勝地に出かけ観賞する方がより綺麗で健康的だと思っていた。
ズート永い間、手は出さないでいた。
しかし今回、ツクバネ栽培のため仕方なしに入手した。

従って。
春の芽出しと、春葉を楽しむ品種に拘り集めてみた。

「舞い森」「雅 錦」「藤波錦」「実生選別斑入り種」「山採り斑入り種」

これらはもみじの斑入り種である。
春の芽出しから春葉は、フウランで言う「ルビー色」の斑が入る品種も2種入れてみた。
夏から秋葉は葉ヤケが多く出てアップに耐えられないので、我が好みとしては無視するしかない。
(現、投稿画像サイズがアップの限界、これ以上アップにすると粗が目立ち嬉しくない)

後は、テスト教材用に使うもの。
何処にでもある普及品だ、今売って無くてもその内何処かに出てくる、ありふれた品種だ。
安い方がうれしい。

ホームセンターや山野草店の処分品や特売品を買った。
このへんはテスト用なのでどうでもよい、見た目により綺麗だったり枝の繰りだし方が良かったり
適当だ。

ある物は、当初売り出し時2980円していた、一般のモミジにしてはメチャ高い、
これでは街の植木屋さんと変わりない。
やはり売れのこった、その売れ残り品が半年後1000円となったので買った、
葉も落葉しなし、名前も消えて読めない。
更に2週間経つと500円となり又また買ってしまった。

ある物は、超特価品だった。葉が一杯残ってていた、780円と比較的安い。

ある物は、山採りの斑入りだそうな。斑が見当たらない、高さ18センチ、盆栽と店主は言うが、
盆栽と云うだけで値段はケッコウ高い、4倍する。

だが地際で接木してあるのがかすかにわかる、接木では本物の盆栽にはならない、単に
盆栽用深鉢に植えてあるだけの品だ。

店主との論争になった。最後には仕入れ値を確認し半値にしてくれたので買った。

よくある、趣味家と販売側の差である。

店主は仕入れた品を特に良い物だ、運良く安く仕入れられたと思い、売値を高く設定していた
ようだ。値段をどう付けようと店主の自由なのだが、イヤなら買わなければよい世界だ。
・・だが値切ってみたら適正な値段で買えた。

この品、盆栽に仕上げるのは、これからが大変だ。
モミジは殆ど挿し木が効かないらしい、これに挑戦しないと物にならないからだ。


モミジ盆栽の、種から育てるのは初めてなので、以下は経験からの想定である。
前回の、モミジの種播きでも触れたように、本物の盆栽を1鉢作るには100個程度の種から
育て、発芽した物は1・2年で全て直根を切り取り根張りを良くする培養に入る。

2・3年培養し、根張りの良い物・葉型の良い物・枝の出方の良い物を選別し20鉢程度残す、
その後更に4・5年くらいで1・2鉢に絞り込むこのような作業が続くので値段は当然高くなる。

なんでもかんでも単に盆栽鉢に植えただけでは、タダの盆栽風鉢植えに過ぎない、ので値段的
には単なる鉢植えと同等でないと私は買わない。

画像の品種
1枚目画像、桂。  2、山採り縞斑。  3、大盃。  4、(入手品全体)。

画像では現物より綺麗に写っている、注意が必要だ。

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   4枚画像です。
マウスオン後の2枚目画像を左クリックで3枚目画像、更にその
3枚目画像をWクリックすることで、4枚目画像が現れます。



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