マルソータの道楽日記

東京湾・相模湾の沖釣りと釣り魚料理のブログです。今日も皆様の大漁をお祈りしています。

2011年11月12日 アマダイ釣り 江ノ島沖 クジラが出た・・・

2011年11月13日 | アマダイ釣り
今回は珍しくアマダイに行ってきました。たー坊さんと一緒です。
船は湘南アマダイの穴場中の穴場平塚豊漁丸です。平塚には大きな船宿が数件あってどこも混雑しているんですが、ちょっと離れた豊漁丸だけはいつもガラガラなんです。船も大きく船長も女将さんの対応もとてもいいんですが。


<ガラガラのアマダイ船>



土日にもかかわらず釣り人4名での出船です。私は左トモ、たー坊さんは右トモです。

最初の場所は辻堂~江ノ島にかけての大流しで水深80m前後。
潮は西~東へ流れており、北風なので右舷が潮先になります。

この釣りは11年ぶりでどうやったかよく覚えていなかったのですが、オモリを底まで落として、1m巻き頻繁に底立ちを確認しながら、ときどき誘いを掛けて見ます。

釣り開始からまもなくたー坊さんが巻きはじめます。
<たー坊さんにあたり>


あがったのは30cm前後のアマダイ、しばらくしてまたもたー坊さんがまたもアマダイを釣り、その後もあんな魚やこんな魚が釣れ絶好調でした。一方こちらは潮上もあってあたりがない。
あまりにアタリないので船長に仕掛けの詳細を聞くとハリスの長さは同じだがエダスを出すのに接続金具を使っているらしい、そうとはしらず直接むすんでいたので、金具がオモリになっているかもしれないと思い、すぐに三つ又サルカンをつけました。

するとしばらくして、竿をひったくるようなアタリがあり、あわせるとたしかな手ごたえ。
巻き上げる最中にもときどきガクガグと竿先をたたき本命っぽい引き。

あがったのは35cmのアマダイでした。
<アマダイ>


その後またなかなかアタリでず、苦戦の時間が続きます。アカボラでもいいから引かないかなと思っていると

<ヒメコダイ(アカボラ)>


ほんとうに来ました。
でもなんでアカボラっていうの?全然ボラに似てないのに。


その後、忘れたころに船中誰かが釣る状況が続きますが、もそもそと竿を押さえ込むアタリにあわせをくれると重量感があり、先ほどより強い引きで若干大きめのアマダイが釣れました。

<アマダイ 37cm>


<本日の釣果>
アマダイ 2枚 35cm、37cm
アカボラ 2本
マサバ  1本 35cm
トラギス 1尾 



アタリはちょっと少なかったけど、地元のガラガラの船でのんびり釣りができて土産もそこそこまとまったので、よかったです。



<船中>
アマダイ 2~4 25~42cm 4人で11本 船長3本
イトヨリ、アカボラ、レンコダイ、マサバ、ゴマサバ多数、


<クジラが出た>

さて、釣りをしている最中、視界の片隅に白い巨大な何かが宙に飛ぶところが見えた。最初ジェットスキーかなと思ったのですが、しばらくして現れたのはクジラ。
近くを流す釣り船と比較すると全長10mぐらいありそうでした。かなり以前にカツオ船でずっと沖まで行ったときにマッコウクジラが潮を吹くのを目撃したことがありましたが、江ノ島のわずか沖数キロのところまで回遊するとは思ってもいませんでした。
私は、この大きな鯨にいたく感激したのですが、船長や他の釣り人もあまり関心なく釣りに没頭していました。
釣り人はやはりクジラよりアマダイの方がいいのか?
細長いスタイルはナガスクジラ類のように見えますが、なんというクジラでしょうか?

<相模湾に跳ぶクジラ>



<動画はこちら>