マルソータの道楽日記

東京湾・相模湾の沖釣りと釣り魚料理のブログです。今日も皆様の大漁をお祈りしています。

4月10日 マダイ釣り 春の海

2010年04月10日 | コマセマダイ釣り
桜の季節の乗っ込みマダイを狙って久里浜五郎丸へ行ってきました。

この船宿は、五郎丸という屋号で五郎丸、仁助丸、勇丸の3隻の船を
出しています。いつも乗っているのはマダイ乗合は仁助丸という船です。
今日はその船が仕立て出船のため、
いつもはハナダイのウイリーしゃくり乗合に出ている五郎丸に乗りました。

久しぶりの(と言っても3週間だけど)久里浜沖はだいぶ春めいていました。
沖アミはすぐ溶けるし、潮は春の濁り潮だし、釣り場の水深も浅いし、
餌取りどもの活性は上がって、すぐに餌がなくなるし・・・
餌取りもないまま(もちろん本命のアタリも)吹きすさぶ寒風の中、
修行のような時間だけが過ぎる真冬の落ちダイ釣りよりは少しはましな釣り言えます。


<近くをながす”仁助丸”(いつも乗っている船)>




それにしても船が多い。乗っ込みの時期だけにどこの船宿もマダイ乗合を出しているようです。
竿入れから、他船でぽつぽつと小型が上がります。たまにキロ~が顔を見せる感じ。
今日はいい日にあたったか・・と思いましたが・・・
なかなかアタリなく、手持無沙汰になって、ペットボトルに手を伸ばした瞬間、
竿がごんごんと引き込まれ、合わせるとマダイの手ごたえ。
小型とは言え、タイらしい引きで700gゲット。
これは幸先いいと思ったものの・・・その後小サバがまわり、苦戦。
今日も小ダイ一枚でおわりかなぁとなかばあきらめましが、
周囲を見ていると仁助丸で2キロ級が
取り込まれるのが眼に入り、俄然やる気が出てきました。
潮が行っていないので、棚を+1mにとり、コマセもうえで巻くようにすると、
竿先が一気に突っ込んだ。
さきほどとは明らかに違う手ごたえ、何度か心地よい突っ込みを見せ、
引きからは2キロぐらいはあるかなと思って期待したのですが、タモどりされたのは
1.5キロのきれいなマダイでした。やはり春のタイは落ちダイよりずっと元気があって
引きも強いです。
その後ハナダイ1枚追加しておしまい。

結局、マダイ700g、1.5キロ各1、ハナダイ1、マサバ1
しかして、船中6名でマダイはこの2枚だけ、あとハナダイが1枚出ました。





他の釣り人にもハリス切れ、天秤折損???などあり、アタリはそこそこあってようです。
他船では良型交じりでぽつぽつ釣れており、仁助丸では8枚出たとのことで、真冬よりは状況よくなっているみたいです。
明日は春のマダイでいっぱいやろうと思います。