チクチク テクテク 初めて日本に来たパグと30年ぶりに日本に帰ってきた私

大好きな刺繍と大好きなパグ
香港生活を30年で切り上げて、日本に戻りました。
モモさん初めての日本です。

9月の義母の腰痛は誤診で、圧迫骨折でした。

2020年10月20日 03時25分00秒 | 義母とのこと

晴、14度、72% 

 昨日は義母をインフルエンザの予防接種のために病院に連れて行く日でした。施設に通ってくる医師からの予防接種はできないと言われ、私が連れて行くことになりました。施設側は入所中の老人が外出するのは喜びません。私はこれ幸いと思います。骨折で入院していた病院での接種です。予め、整形外科の担当医の診察時間に合わせて連れて行きました。

 インフルエンザの接種は内科です。これはすぐに終わりました。9月の激しい腰痛の時は急遽義母を連れてこの病院へ。その時、診てくださったのは初めての医師で「骨折ではありません。」とおっしゃいました。もちろんレントゲンも撮りました。この診断を私は不審に思っていました。もう一度診てもらおう、というのが私の目的でした。義母の状態は9月の時とは違い痛みがなくなっているので、杖をついて介助を受けて歩けます。このひと月近くずっと寝たきりだったようです。歩けるといってもよろけたり前のめりになります。担当医の指示で再度レントゲンを撮りました。

 診断結果、圧迫骨折を起こしていた跡が見られるということでした。ひと月寝たきりだったので症状が治まっています。ただ9月時点では「圧迫骨折」を見落とされていました。この病院でこうした見落としを義母が体験するのは2度目です。医師が高齢であるほど見落とし傾向がるように思われます。担当医はまだ若く病院掛け持ちの医師です。いつもこの医師を見ているとレントゲン写真の見方が違うと気付いていました。実に詳細に以前のレントゲン写真と見比べます。

 今は痛みもありません。義母自身は「良くなった、治った。」と思っています。繰り返し「圧迫骨折だったのよ。」と説明しました。寝たきりのひと月に不平タラタラだった義母です。でもこの寝たきりが功を奏して「圧迫骨折」が治っています。「義父さんもあったでしょう、この痛み。」と義母を納得させました。とりあえず、いい状態ですが、年齢が年齢です、この「圧迫骨折」が再び起こり得ると思います。

 義母が退院してもうすぐ1年です。せめて一年骨折がなく過ごせるように願いましたが、9ヶ月で再発でした。

 車に乗せる、椅子に座らせる、すべて人手が必要です。義母の体を抱きかかえ、義母と二人で掛け声を合わせて移動します。義母は私よりまだ体重もありますが、母の看護の時覚えた抱きかかえ方で体を楽に動かしてあげます。

 義母の体を抱いても思うようにすぐには動きません。抱えたままで義母を不憫に思いました。実の娘も息子もこうして義母を抱きかかえる事をしたことがないと思います。義理の私で申し訳ない、「でも今は私しかいないからね。」心の中で思いました。

 お薬をたくさん頂いて施設に送りました。またしばらくは義母を抱きかかえる面会はできません。色々な思いを胸に義母の入って行く姿を送りました。

 

コメント (1)
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