チクチク テクテク 初めて日本に来たパグと30年ぶりに日本に帰ってきた私

大好きな刺繍と大好きなパグ
香港生活を30年で切り上げて、日本に戻りました。
モモさん初めての日本です。

「三方六」 バームクーヘン

2020年10月06日 04時00分02秒 | 昨日のお昼ご飯

曇、17度、60%

 私は「バームクーヘン」と台湾の「パイナップルケーキ」が大好きです。手土産でいただく有名店のそれらも好きですが、袋入りの量産品でも美味しいと思うほど目がありません。「バームクーヘン」と「パイナップルケーキ」には「味音痴」なのかもと時々思います。

 福岡地方2日前の日曜日は雲が多く、気温が上がらず「庭仕事」にぴったりの気候でした。先月の台風10号以来、家の雨樋の詰まりを取る作業をしています。まずは私が出来る範囲で屋根にかかる木の枝を払います。柄が3メートルあるノコギリでゴシゴシと切ります。切り落とせばそれをゴミに出しやすくするために、チェーンソーを使って短く切ります。 足場の良いところに限って、脚立を立てて雨樋に詰まっているものを掻き出します。涼しいので仕事がはかどります。今月には球根類の植え付けも終わらせたいので、ついでに土を入れ替えたり花壇の木の柵を新しくしたりと、早朝から仕事を見つけては片付けていました。気付けばお昼を回っています。お腹はグーグーです。

 家に入って、「さて何を作ろうか?」またしてもお腹が「グー」。友人から頂いた「三方六」が父母の供え物にあるのに気付きました。「三方六」は北海道の柳月の「バームクーヘン」です。黒白のチョコがかかっていて輪切りでなく縦割りの珍しい「バームクーヘン」です。箱を開けるとその「三方六」の既にカットされたふた口サイズが詰まっていました。 お腹が空いているので小袋を開けてはパクパク。「バームクーヘン」の甘い香りにチョコが口に広がります。次々と4つお腹に入っています。食事を作ろうかとも思いましたが、もう「三方六」が止まりません。紅茶を入れてまたしても「三方六」を食べ続けました。よく食べたなと見れば、10個入りがすでに2つしか残っていませんでした。満足。北海道産のバターや小麦粉、卵にこだわりを持って作られているそうです。大袋入りに比べればしっとり感や香りの違いが歴然です。

 食べながらどうしてこんなに「バームクーヘン」が好きなのか考えました。子供の頃はユーハイムの「バームクーヘン」が最高級品でした。今やどこの「バームクーヘン」が一番おいしいなどわからないほど、デパ地下ではいくつもの「バームクーヘン」のお店があります。幾重にも重なった層がしっとりと口溶けよく甘さを運んでくれます。この瞬間が幸せと感じます。いろいろなお菓子は自宅でも作れますが、「バームクーヘン」ばかりは家では焼けません。「バームクーヘン」を大事に思うのにはそのところにも理由がありそうです。箱の裏書きを見てそのカロリーの高いことにびっくり、残りの2つはまだ箱の中です。きっと今日中にはチョコレートのかかった「三方六」はなくなると思います。義母に持って行かずに自分一人で食べてしまうつもりです。

コメント (2)
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