チクチク テクテク 初めて日本に来たパグと30年ぶりに日本に帰ってきた私

大好きな刺繍と大好きなパグ
香港生活を30年で切り上げて、日本に戻りました。
モモさん初めての日本です。

庭のもりぞうさん ローズマリー

2020年10月07日 04時00分07秒 | 

曇、17度、70%

 裏庭の真ん中に大きな「ローズマリー」の木があります。植えて3年、高さ1メートル、横幅60センチほどの「ローズマリー」です。「もりぞう」と友人が名付けてくれました。今にも動き出しそうな緑の塊です。今年の暑さの間も一度も水をあげませんでした。2年近く水遣りをした覚えがありません。それでも一年中緑をたたえています。

 暑さが一息つき、秋の気配が強まると庭の植物たちは元気を取り戻して、花を再び付けあ始めます。春のような華やかさはありませんが、秋咲きのバラもポツポツと咲きます。「もりぞうさん」が小さな薄紫の花を付け始めました。「ローズマリー」はこの時期から初夏までこの小さな花をいっぱい咲かせます。 雪を被ってもその下には紫の花が見られます。「ローズマリー」自体、触らないとその香りはありません。花は触っても香りません。本格的な寒さが来るまで、「ローズマリー」にはたくさんの蜂や蝶が集まります。冬の備えのために忙しく働く蜂です。 今年は蝶の「シジミ」がたくさん庭にやって来ました。小型の蝶です。小型ながら美しい動きをします。 

 地中海地方の家々に見られるような「ローズマリー」に憧れていました。蒸し暑い香港でいく株もの「ローズマリー」を枯らしてしまいました。帰国早々に植えた「ローズマリー」です。私の思いが伝わったのか大きく育ちました。匍匐性の「ローズマリー」を木立の仕立てたものですから、伸びた枝先は地面すれすれで上向きにカールしています。秋の朝、ひんやりした空気の中「もりぞうさん」に寄り添って優しく撫でると、その香りでいっぺんに体が目覚めます。ハーブの持つ力で体を整えてもらう秋の朝です。

コメント (2)
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