晴、19度、74%
今年の台風10号の時、超大型台風だと接近前から備えの勧めが発令されました。帰国して3年、一番大きな台風だと思われます。南の香港では台風シグナルが段階的に出され、30年間でいくつもの大きな台風を経験しています。それなりに備えの心得はあったつもりでした。台風10号は衰弱したために、予想より被害も少なく通過してくれました。この台風の後、私なりに反省点がいくつか出て来ました。
まず一つ目、どうも私の停電に対する考えが甘いように思います。懐中電灯も用意しました。充電器も用意しました。冷凍庫の中は保冷剤でいっぱいでした。でもどこか緩く感じます。昨年の台風の後、庭の外照明から漏電があり九州電力が来るまで数時間を電気不通で過ごしたことがありました。人感ライトや懐中電灯で明かりを取った数時間でした。明かりの元を数多く持ち合わせているのに、なぜか停電への備えが手薄に思います。その理由がやっと先日わかりました。香港での30年間、台風での停電を経験したことがありませんでした。なぜなら電柱がありません。電線は地下を通っています。台風の間もクーラーをつけ、テレビも情報源としてつけたまま、停電の心配をしたことがありませんでした。そこが私の甘さの原因です。
早速、野外でも使用できるLEDライトを探し始めました。明るいことは余裕につながります。ココさんも連れての避難を想定にポータブル、防水、出来れば充電器付きがいいと思いました。 スマホよりやや大きめのサイズ、室内では吊り下げ、立てておくことも出来ます。外ではベルトに装着可能です。明るさの調整付き、緊急ライト発信も出来ます。保有電力が大きいのでスマホの充電も可能です。
情報源として小さなラジジオを持っていますが、スマホがあればそれ一つで情報収拾と情報の発信が出来ます。家族の声も聞くことが出来て、安心感に繋がるのはスマホです。充電量が多いのは心強い。
野外活動用のLEDランプよりはお高いものですが、ひとまず安心です。実はまだまだこの「非常時への備え」の私の反省は続きます。現在台風14号は東に向かっています。福岡への影響は少なくなったものの、進路にあたる地域の方達に被害が出ないことを祈ります。