goo blog サービス終了のお知らせ 

チクチク テクテク 初めて日本に来たパグと30年ぶりに日本に帰ってきた私

大好きな刺繍と大好きなパグ
香港生活を30年で切り上げて、日本に戻りました。
モモさん初めての日本です。

モモさんの後ろ足がおかしくなりました

2013年11月21日 | もも

雨、19度、86%

 寒くもなく暑くもなく、こんな時期のモモさんの定位置はソファーの上です。午前中、買い物に出かける前からソファーでぐっすりと寝ていました。帰って来ても、動いた様子もなく同じ位置。私が台所で昼ご飯の用意をはじめると、いつものごとく足元にやって来ます。他のことに気をとられていたのですが、モモさんが座るときの様子がいつもと違います。スルンと滑ったように座った気がします。タイのイエローカレーを片手に、付いてくるモモさんを見ると腰から下がフラフラしています。力が入らない歩き方です。

 モモさん4年ほど前にも、後ろ両足の関節が悪くなって、数ヶ月、痛い思い、不自由な生活をしました。階段の上り下りは厳禁、当然、ソファーやベットの上り下りもさせてはいけません。つまり、お世話係の私が夜中も構わず上げ下ろしをしました。痛みがあるからでしょうか、いつもはクルクルとしっかり巻かれたシッポが、だらんとだらしなく下がっていました。痛み止めと一緒に、関節注射をして3ヶ月目から正常に歩けるようになりました。人間もそうですが、生きているものは病気や調子の悪いときが必ずあるものです。

 昨日は、様子を見るつもりで午後の約束を取り止め、自宅にいました。病院に連れて行くか迷っていたのですが、5時に予約を入れました。いつものように、午後はよく休みます。足の具合を見たいのですが、5時前まで眠り続けていました。散歩の一声で、ガバッと起きるモモさん、一向に動く気配がありません。立つこと座ることすら出来ないようです。心配が胸一杯に拡がります。我が家から歩いて5分ほどで、モモさんの病院です。しっかりと抱いて、坂を下ります。

 病院に入るとアフガンファンドの大きな2匹が、迎えてくれました。入院中の2匹です。するとモモさん、しゃんと立ってアフガンたちの挨拶に応えます。あれ、さっきまで立てなかったのに?でもやはり、腰がしっかりしていません。この病院は香港でも古くからある病院で、香港中に5カ所ほどあり、先生たちがローテーションを組んでそれぞれの病院を廻ります。いつも同じ先生に見てもらうことは出来ません。ほとんどがカナダ、オーストラリア、イギリスからやって来た先生です。今回はまだ若い女性の先生でした。4年前の女医さんは、痛がるモモを走らせて足の様子を見ました。今度の先生は慎重に屈伸させて動きを見ています。診断は、左後ろ足の不具合ということでした。痛み止めで、5日ほど様子を見るとのこと、出来るだけ歩かせないようにと指示が出ました。と言っても、全てトイレは外でするモモさんです。 耳の薬と痛み止めをもらって帰ってきました。帰りがけ、少し歩かせてトイレをしましたが、後ろ足は、心もとなげです。

 モモさんは、自分のベットを持っていません。寝るのは主人のベットか私のベットです。私が見ていないときの上がり下りが心配なので、見出し写真のように私のベットのしたに、キルトをグシャグシャに敷いてみました。案の定、夕飯が済むと、グシャグシャ大好きな人は、この上でうつらうつらはじめました。

 4年前も、今年はじめに熱を出したときも、モモさんの体調のバロメーターはシッポです。しっぽが垂れていれば、不調の印。ところが、 昨晩食後のモモさん、シッポはいつものようにクルクルまきです。私が休む時、よいしょっと、モモさんをベットにあげて休みました。

 いつものように起きると、外は小雨模様です。でも、モモさん昨晩トイレを完了していません。ベットからおろしてやると、いつものようにしっかり歩いて付いてきます。トイレに行く?と聞くと、嫌がる様子もありません。5分ほどで戻るつもりで外に出ました、昨夕と違い、足をあげてのトイレもいつもの通り、トイレの後の後ろ足でのガリガリもいつもの通り。雨が強くなったので帰ろうと言う私を、引っ張ります。いつものコースで帰ってきました。食欲はパグですから、大盛です。痛み止めのおかげかもしれません。

 様子をみることにします。ともあれ、モモさんは尾てい骨から後ろ足にかけてが、ウィークポイントのようです。いよいよ、年が明けると10歳になります。若いときは犬と一緒に生活をしていても感じなかったのに、一緒に歳をとることのありがたさをしみじみ感じます。