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チクチク テクテク 初めて日本に来たパグと30年ぶりに日本に帰ってきた私

大好きな刺繍と大好きなパグ
香港生活を30年で切り上げて、日本に戻りました。
モモさん初めての日本です。

Janat ジャンナッツのキャラメルティー

2013年11月19日 | お茶

曇り、18度、56%

 香港に、ERIC KAYSERのお店がオープンしました。フランスのパン職人の中でも今一番人気のERIC KAYSERです。九龍サイドのチムサッチョイ、ハピーバレーに次いでオープンしたのはなんと我が家のすぐ近く、あれ?何故こんなところ?と思うような場所です。セントラルからヒルサイドエスカレターを上ると、SOHOと呼ばれる飲食街を抜けます。そのSOHOを抜けてすぐのケインロード沿いに出来ました。ここから上はほとんど住宅街です。

 カフェも併設されている、ERIC KAYSERのお店をのぞきに行きました。新しく出来たマンションの路面のお店は、香港のパン屋さんとは趣を異にしたしゃれた作りです。パンの棚には、フランスらしく焼きの濃いパンがずらっと並んでいます。カフェの4分の3は近くに住む白人系のお客さんです。値段にしたら、バゲットだって普通の5倍近くもするのに並んで買って行きます。ちょうど並びの教会の日曜ミサが終わった後でした、お店の中はごった返すほどの人気です。マカロンやフルーツタルトも並んでいます。なのに、私の目を引いたのは、なんとJanatの紅茶でした。一瞬目を疑います、でもちゃんと2匹の猫のマークが。

 紅茶好きな私は、いつかは、どこの店のなんという紅茶を飲んでみたいと思っています。そんな中のひとつが、Janatの紅茶です。今はネットショップのおかげで、遠くのものも簡単に手に入れることが出来ますが、食品は出来るだけ手にとって買えるものか、お土産でいただくものと考えます。便利さは認めますが、お取り寄せ文化には馴染めません。まさか、香港でJanat の紅茶が買えるとは、うれしい限りです。

 ルーズリーフのダージリン、アールグレー、ティーバックのフルーツティーに混じって、ありました、キャラメルティーが。お値段も飛び抜けて高くはありません。小さな箱をひとつ握りしめて、長いキャッシャーの列に並びました。

 キャラメルティーは、必ずミルクと一緒に煮出してお砂糖を加えていただきます。 メッシュのティーバックにはシンボルマークの2匹の猫が付いてます。封を切った途端からキャラメルの匂いが強くするのですが、煮出し始めると確かにキャラメルはキャラメルですが、なんと表現して良いものやら。 紅茶なんて冷めては美味しくありません。口に含んでは、この不思議なキャラメルティーを味わいます。

 キャラメルティーなんてお子様紅茶と思われるでしょうが、お店によって特徴があります。マリアージュのは香り味ともに濃く、ペニュンシュラホテルのは、申し訳ないほどに香りがありませんでした。フランスで売られている、エレファントやリプトンのキャラメルティーは、籠るような香りがたとえ砂糖を入れなくても、甘さを漂わせています。フォッションのものは、ミルクティーにしてもお茶の色がきれいに冴えています。この、Janatのキャラメルティー、そうですね、なんというか大人のキャラメルティーとでも言いたくなる、透明感があります。香水を思わせるキャラメルの香りです。Janatやマリアージュは、リプトンの香りと対極にあるように感じます。ほっこりとしたいときはリプトン、お茶を楽しみたいときは、Janat.

 今手元には、お嫁さんのフランス土産のリプトンとこのJanatnoキャラメルティーがあります。気分に合わせて、この冬は楽しむことが出来るようです。