どこまで事実に基づいているんでしょうねぇ?
自分が思うに、霊媒師に言われて引っ越したのは
そう、増改築を繰り返したのもそう、
屋敷が壊滅的な被害を受けたのもそう、
封印された部屋があったのもそう、
と言う感じなのでは?
そういう事実の中の一部は
捻じ曲げられて伝わったものがあるのかもしれない。
たとえば、壊滅的な被害は地震のせい、
封印は被害が修復できていなくて危ないからとか
いうものが、霊媒師→幽霊→封印みたいな
ゴシップ好きの連想によるものとか。
さて、映画の方だが最初のほうは
恐がらせる為のタメが足りないなぁと思って観ていたが
徐々に「これは、中々」と感じるようになっていった。
ラストは恐いというような終わり方ではなかったが
それなりに満足できた。
ラストのテロップを観た後、
最初に書いたような思いになったわけで、
個人的には順番が逆の方が・・・。
あと、夜中に働いているやつらが
幽霊だったりしてと思っていたのははずれでした。
でも見張りが増えたところで
「あっ、こいつか」と思ったのは正解でした。
最後にヘレン・ミレンが銃で襲われるシーンは
さすがと思わせられる演技で
思わず手に力が入ってしまった。
一部、本物のウィンチェスターハウスで
撮影されたということだが、
どの辺りなんだろうと興味が沸いてきた。