気 楽 荘

趣味の事やら、日々の事、
思いつくままお気楽に。

試写後の・・・。

2014年05月09日 | 「 かめら 」
6日にXQ1とS95を持って、
試写に行ってきた。
撮像素子がほんの少し大きくなり
「点像復元処理」が行われても
画質が劇的に良くなる
ということはないようだ。
ただ、ノイズは1段半ぐらいは
良くなっていると感じたし、
出てくる画(jpg)も立体感を
感じる余裕のようなものを感じた。
劇的ではなくても、撮像素子のサイズアップは
貢献しているようだ。

レンズの画角は、
「こんなもんなんかなぁ」という感じ、
はっきり、広角になりましたと
感じるほどではなかった。
たまに、画面の端の建物が傾いているのを
見て、「少しは広角になっているなぁ」と・・。

モニターは、はっきり良いと感じる。
S95では、MFは出来るが、
シビアなピント合わせは無理で、
距離インジケーター頼りでしたが、
XQ1はMFのピントあわせが
モニターを見ながらちゃんと出来るし、
撮った写真の確認も
すばやくシビアにできる。
(XQ1のMFはコントロールリングを
回しすぎると無限遠を超えてしまうと取説にある。
これはちょっと気になるところだ。)

撮影後の書き込みもかなり早く、
ストレスをあまり感じない。
など、実用に不足はない。
本当なら、取り比べた写真を載せれば
いいのだが、画像アップが出来ない
(すぐに接続が切れる)状態では
その気にならない。

S95の後、S100、S110が登場したが
暗いところで一番重宝していたローライトモードが
S100以降はモードダイヤルから消え、
カタログにも載っていないことが
買い替えを遅らせてきた理由だったのだが
XQ1ならば、感度も上げられるし、
書き込みもそれなりに早いので
S95のローライトモードの代わりに使えそうだ。
(手ブレの不安が少ない)

多少、不満というかS95でできたことが
XQ1では簡略化されていたり、
なかったりするのがあるが、
絶対に必要というわけではないので、
よしとしよう。
まとめてみると、3世代前のS95と比べて
このぐらいの差ならば、
S120だったらどうなのだろうと
思わずには・・・。
まだ、すべての設定を
試してみたわけではないので、
どう化けるか分からない。
S95の時も、使い始めは
頼りなく感じたものだが
設定を変えると見違えるように
使えるようになったのだから・・。

今後の問題は、S95とXQ1の
使い分けをどうするかということだな。
S95は壊れるまで使うつもりだし、
XQ1は普段使いに十分活躍できそうだしね。