巨大地震は天災だが、原発の事故は明らかに人災である。11日に発生した東日
本大震
災(他に東北関東大震災とか東北地方太平洋沖地震とかの呼称があるが、最も短
いもの
を使用。)で、福島第一原発が、大事故を起こしてしまった。
東京電力側の説明では、初めから明らかな事故を状況の変化などと称したり、
爆発し
て吹き飛んだものを崩れたなどと表現したり、事実を矮小化したり覆い隠そうと
する姿
勢が見え見えであった。
また、巨大地震や巨大津波が「想定外」のようになっているが、福島原発誘致
計画が
浮上した当初から、今回のような事態を含めて、あらゆる危険性を想定して、原
発建設
反対の住民運動が取り組まれていたはずである。
例えば想定してみれば、阪神大震災のような直下型大地震が全くないという保
証はな
い。また、新潟県中越沖地震の場合には、現実に柏崎刈羽原発が、火災その他の
トラブ
ルを発生し、一時創業停止になったという経験は全く生かされていない。
このときにも、住民運動側からは、安全対策の強化などの申し入れを受けてい
たにも
関わらず、今回の大失態を招いてしまった。原発の安全神話は完全に吹っ飛んで
しまっ
たことになる。
ところで、人間の命の源である食糧を生産する農業は、今や地球環境のもとで
の循環
型で、持続可能な農業がもとめられている。
電力エネルギーについても、化石燃料によるものや原発から切り替えて、風力
、水力
(大型ダムなどを除く)、太陽光、バイオ燃料(副産物や参拝、耕作放棄地など
を活用
した地産地消型)などにシフトして行くべきだと思う。
ところで東電もまた、地球温暖化防止の低炭素社会を目指すとして、原発はc
o2を
発生しないのだから、クリーンで持続可能な電力エネルギーだなどとして、その
推進の
口実にしてきた。
だが、放射性物質も、二酸化炭素以上に地球環境を汚染するとは認識していない
のだろ
うか。
今回の大震災でも、福島原発からの放射性物質漏れにより、近隣住民が避難を
余儀な
くされ、一部の農産物や水道水への、放射性物質の含有が報告されるなど、被害
が拡大
している。
今回の教訓を生かして、市場原理による利潤優先、開発優先、便利さ優先とい
う人間
の生き方や政治の方向を改め、地球環境の保護と人類の生存こそが、持続可能な
方向に
進む契機として行くべきだと思う。そのようなことにこそ、人間の英知や科学の
進歩は
生かしてもらいたい。
本大震
災(他に東北関東大震災とか東北地方太平洋沖地震とかの呼称があるが、最も短
いもの
を使用。)で、福島第一原発が、大事故を起こしてしまった。
東京電力側の説明では、初めから明らかな事故を状況の変化などと称したり、
爆発し
て吹き飛んだものを崩れたなどと表現したり、事実を矮小化したり覆い隠そうと
する姿
勢が見え見えであった。
また、巨大地震や巨大津波が「想定外」のようになっているが、福島原発誘致
計画が
浮上した当初から、今回のような事態を含めて、あらゆる危険性を想定して、原
発建設
反対の住民運動が取り組まれていたはずである。
例えば想定してみれば、阪神大震災のような直下型大地震が全くないという保
証はな
い。また、新潟県中越沖地震の場合には、現実に柏崎刈羽原発が、火災その他の
トラブ
ルを発生し、一時創業停止になったという経験は全く生かされていない。
このときにも、住民運動側からは、安全対策の強化などの申し入れを受けてい
たにも
関わらず、今回の大失態を招いてしまった。原発の安全神話は完全に吹っ飛んで
しまっ
たことになる。
ところで、人間の命の源である食糧を生産する農業は、今や地球環境のもとで
の循環
型で、持続可能な農業がもとめられている。
電力エネルギーについても、化石燃料によるものや原発から切り替えて、風力
、水力
(大型ダムなどを除く)、太陽光、バイオ燃料(副産物や参拝、耕作放棄地など
を活用
した地産地消型)などにシフトして行くべきだと思う。
ところで東電もまた、地球温暖化防止の低炭素社会を目指すとして、原発はc
o2を
発生しないのだから、クリーンで持続可能な電力エネルギーだなどとして、その
推進の
口実にしてきた。
だが、放射性物質も、二酸化炭素以上に地球環境を汚染するとは認識していない
のだろ
うか。
今回の大震災でも、福島原発からの放射性物質漏れにより、近隣住民が避難を
余儀な
くされ、一部の農産物や水道水への、放射性物質の含有が報告されるなど、被害
が拡大
している。
今回の教訓を生かして、市場原理による利潤優先、開発優先、便利さ優先とい
う人間
の生き方や政治の方向を改め、地球環境の保護と人類の生存こそが、持続可能な
方向に
進む契機として行くべきだと思う。そのようなことにこそ、人間の英知や科学の
進歩は
生かしてもらいたい。